カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2023-01-01から1年間の記事一覧

「バカヤロー! 学校や教師を誉めて、記事が売れるか!」~学力の国際比較(PISA)が好成績なのに・・・

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp (参考)OECD生徒の学習到達度調査2022年調査(PISA2022)のポイント (5.93MB)

「御用納めと、うまく行かない時期の生き方」~(本年最終)皆さま、ありがとうございました 

今日は御用納めの日、これといった儀式もなく、 年末年始休業に入るところも増えているらしい。 しかし私にそれは難しい。 きちんと儀式を行い、メリハリをつけて新しい年を生きたい。という話。(写真:フォトAC) 【御用納め】 今日、12月28日は御用納…

「悪食惨題(あくじきさんだい)」~食と人格の話③ 

私がどの程度好き嫌いが多く、 母がどのくらいいい加減であったかについて話そう。 それは母のオリジナル料理について聞けば、 自ずと理解できることだが。という話。(写真:フォトAC) 【悪食惨題】 好き嫌いが多かった。食べられるものがなかった、ワガマ…

「基本的なことができないのは、どこかに問題がある」~食と人格の話② 

バランスよく食事がとれない子には何らかの問題がある。 その問題の解決のため、 何でも気持ちよく食べられる教育は必要だ。 そしてとりあえず今は、それも学校の仕事だ。という話。(写真:フォトAC) 【基本的なことができないのは、どこかに問題がある】 …

「“人見知り”=人間関係の“食わず嫌い”」~食と人格の話①

子どものころは食べ物の好き嫌いがとても多かった。 そのことを従兄との会話に差し挟んだら、 「お前、人間の好き嫌いも激しくない?」 と訊かれた。そこで考えた。という話。(写真:フォトAC) 【食の好き嫌いの話】 9月に100歳で亡くなった母の長姉の…

こうなったら行きつくところまで行って、精神的疾患による休職者が10万人(全教職員の1割)を越えたら、政治家たちもないか考えてくれるかもしれない――。

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「いよいよ冬休み・・・でもなかったりして」~日本の学校の冬休みさまざま

いよいよ冬休み。しかしそうでない自治体も少なくない。 しかも日数もまちまちなのだ。 さらにこのところ終業式のない学校も出てきて、 いやさ、いろいろな意味で様変わりだ。(付録:沖縄の冬休み)という話。(写真:フォトAC) 【いよいよ冬休み! でもな…

「カボチャを食べて冷酒飲んでお風呂に入る」~明日は冬至です

明日は冬至。一年で一番夜の長い日だ。 しかし一番日の出が遅く、一番日の入りが早いわけではない。 そこのところを、カボチャと小豆粥を食べ、 冷酒を飲みながら柚子湯に入って考えよう。という話。(写真:フォトAC) 【冬至と日の長さ】 明日、12月22…

「何のための年賀状かを考えて、結局こうなりました」~2024年の年賀状をどうデザインしようか③

結局、私は自分のことを見ていてもらいたい、 大事な誰かに思い出してもらいたい、 だから書く年賀状、 結局、自分の好きなように書くしかない。 という話。(写真:フォトAC) 【何のための年賀状か】 3年ぶりに本来の形の年賀状を書こうあれこれ算段して…

「思い起こせば今年は別れの年」~2024年の年賀状をどうデザインしようか②

年賀状に書くために2023年を振り返った。 ペットが死に、3人の伯母が亡くなり、 息子が独立して、我が家は老人住宅仕様に変化。 ああ、今年は別れの年だった――。 という話。(写真:フォトAC) コロナ禍の去った今年は、さて、どんな年賀状にしようかと…

「今まで、こんな年賀状を書いてきた」~2024年の年賀状をどうデザインしようか①

いよいよ年賀状の季節。 コロナ禍の明けた今年は3年ぶりに普通の賀状が書けそうだ。 そしてふと振り返る。 私は今までどんな年賀状を書いてきたのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【今まで、こんな年賀状を書いてきた】 来年の年賀状のデザインをどん…

「もはや学校で英語を学ぶ時代ではない。代わりに掃除をやろう」~特別活動のドーナツ化現象⑤

ChatGPTで遊んでいて気づいた。 いまや私は世界中の人々とメールのやり取りができる。 Voicetraを使えば、世界中の人々と会話もできる。 もはや学校で英語を学ぶ時代は終わっているのだ。という話。(写真:フォトAC) 【子どもたちは文明に押し潰されそうに…

「この国ではどこに行っても世界最高水準の教育が受けられるのに」~特別活動のドーナツ化現象④

日本の場合、教師が忙しすぎて、特活を減らさざるを得なくなった。 しかし他に減らすべきものはなかったのか? なぜ定評があり価値も人気もある内容が減らされ、 無意味で役に立つかどうか分からないものばかりが残るのか? という話。(写真:フォトAC) 【…

「教師の意欲をどう考慮するか」~特別活動のドーナツ化現象③

理想のクラスをつくれば教師は楽になる、 行事を減らせば教師は楽になる、その通りだと思う。 しかしそれはすべての教師に可能なことなのだろうか、 そしてそれで楽しいのだろうか?という話。(写真:フォトAC) 学校の先生の負担が極めて大きくなっている…

「『TOKKATSU』―日本の現状」~特別活動のドーナツ化現象②

エジプトやマレーシアなどでもてはやされる日本の「特活」。 しかし日本では十分な時間が取れなくなりつつある。 ではどうしたらよいのか。 NHKは二つの学校の事例を通して考えようとする。という話。(写真:フォトAC) 先週12月6日(水)のNHKクロー…

「エジプトは日本の教育を真似て世界一の国になるらしい」~特別活動のドーナツ化現象①  

エジプトやマレーシア・インドネシアといった国々で、 日本の「特活」を元とした新しい教育が広がろうとしている。 彼らはなぜTOKKATSUを必要としたのか。 それは日本人にとってどういう意味があったのか。という話。(写真:フォトAC) 【世界が注…

「しがらみは弱者がつくった安全網」~社会三悪の行方⑤

今や重荷になりすぎて、人々が大挙して逃げ出す社会三悪、 労働組合・町内会・PTA 。 しかしその始まりは、弱い自分たちの弱さを抑えて、 強く守り合う仕組みだったのだ。という話。(写真:フォトAC) 【私たちは町内会から離れた人を守り切れるのか】 …

「市会議員は卒業式の控室で、だれと何を話しているのか」~社会三悪の行方④

昨今、PTAが任意団体であることが周知され、 保護者の加入する率が減るようになってきた。 本会そのものを解散してしまう学校も出てきたが、 なくてもさほど困らないらしい。目に見える範囲では。という話。(写真:フォトAC) 【任意団体としてのPTA…

「群れる生き物が群れを棄てるとこうなる」~社会三悪の行方③  

弱い人間はもともとが群れるもの、 その”群れ”を人々は憎み始めた。 そして教師なのに、教えたはずのスイミーの言葉を忘れ、 人々は個人で社会と戦わなければならなくなった。という話。(写真:フォトAC) 【群れる生き物が群れを棄てる】 人間は群れる生き…

「この惨状を見ろ! 組織を失うというのはこういうことだ」~社会三悪の行方②  

労働組合・町内会・PTA。人々の自由を奪う“社会三悪”。 この中で、最初に衰退したのが労働組合だ。 労組なんてなくても大丈夫だとみんな思っているが、 ほんとうにそうだろうか? という話。(写真:フォトAC) 【日教組が消えた日】 労働組合も今や“三悪”な…

「老いた地区の、老いた人々の町内会」~社会三悪の行方①  

日曜日の朝、町内会の回り番で公民館の掃除に行った。 私の組からは年寄り3名のみの参加。11軒もあるというのに。 間もなくこの組も消滅するだろう。 私たちが殺すからだ。という話。(写真:フォトAC) 【老いた地区の、老いた人々】 昨日は朝、町内会で…

どこまで教師がいたぶられたら、人々は満足するのだろう

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「12月になりました」~子どもに話してやりたい12月のウンチク

サンタクロースの活躍する12月だが、 サンタ・ルチアの祝祭もある。サンタ~ルチ~ア♪♪ スケートの日はあるけど、ボクシング・デイは拳闘の日じゃない。 そして甲子園がサラダボウルになぞらえられる、という話。(写真:フォトAC) 【12月になりました…

「学習塾の先生たちは本当に教え方がうまいのだろうか」~塾教師のアドバンテージの話

学習塾の先生たちは本当に教え方がうまいのだろうか――。 答えは簡単だ。うまい人もいればへたな人もいる。 ただしテストの点を取らせることには長けている。 なぜならそこにアドバンテージがあるからだ。という話。(写真:フォトAC) 【学習塾の先生たちは…

「私は太宰治が嫌いですと、本人の前で三島由紀夫は言った」~半世紀ぶりに「走れメロス」を読む③

私は太宰治の作品が嫌いだ。弱さを前面に押し出して、 陰で密かに人々を愚弄する――。 三島由紀夫はそれを見ていた。人間の弱さを許さない三島は、 「私は太宰が嫌いだ」と、直接本人に伝えに行く。という話。(写真:フォトAC) 【「人間失格」の悪魔的な仕…

「わがセリヌンティウス体験とメロスの証言」~半世紀ぶりに「走れメロス」を読む②

私もセリヌンティウスと似た体験をしたことがあるが、 相手はそれを悪いことだとはまったく思っていない。 傍から見るとかなり違うのだが、本人はそれでも、 正しい道を正しく進んでいると思い込んでいるのだ。という話。(写真:フォトAC) 【わがセリヌン…

「メロス、それはないだろう」~半世紀ぶりに「走れメロス」を読む①

半世紀ぶりに「走れメロス」を読んだ。 そしてたまげた。 メロスよ、それは違うだろう。 勝手に他人の命を賭けてはいけないよな。という話。(写真:フォトAC) 【上司のセクハラ発言にどう対抗するか】 先週の金曜日、ネット上をあちこち巡っていたらちょう…

「小春日和とインディアン・サマー」~むちゃくちゃ暑かった勤労感謝の日に思い出したこと

昨日の勤労感謝の日、晩秋にあるまじきとんでもない暑さだった。 これを日本では小春日和と言う。 同じ現象を北米ではインディアン・サマーと言うが、 両方とも分かりにくい時代になってきた。という話。(写真:フォトAC) 【小春日和(こはるびより)】 昨…

どうやら「国内出羽守」みたいなローカル・メディアがあって、本県だけがダメだと触れ回っているらしい。

キースアウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp *俗語における出羽守(でわのかみ)は、他者の例を引き合いに出して物事を語る人のことである。ではの神という表現も存在する。特に海外と比較して日本を批判する人を「海外出羽守」と呼ぶ。また、「…

「誰にどう感謝すればいいの?」~明日は勤労感謝の日

明日は勤労感謝の日。祭日で、皆ウキウキと休みに入るのだが、 ハテ? 誰が誰にどう感謝するのだ? 一家の働き手なのか街で仕事をする人なのか――。 そう言えば毎年これといった行事もなかった。という話。(写真:フォトAC) 【明日は勤労感謝の日】 明日は…