カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「人も時代もよく知らないから面白い」~今さら大河、今から大河③

NHK大河ドラマ「光る君へ」、 人も時代もよく知らないから面白い。 高校で学んだきりの「除目(じもく)」が甦る、 「ただ歌を詠んだだけの人」が生き生きと動き出す、という話。(写真:フォトAC) 【人も時代も、よく知らないから面白い】 「光る君へ」…

「あれこれ掘ってメディアは繰り返し『教師になってはいけない』と叫び続ける」~教師は年に100万円もの自腹を切っているらしい?

「キース・アウト」を更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「ザルツブルクの小枝と藤原道綱母」~今さら大河、今から大河②

同じ授業でも力のつく子とそうでない子がいる。 要するに知識の実のつく枝の大きさの差だ。 それとは逆に、枯れ枝が投げ込まれた瞬間から、 バラバラだった知識がひとつにまとまって行くこともある――という話。(写真:フォトAC) 【同じ学習をしても差が…

「NHK大河ドラマ『光る君へ』が面白くないわけがない」~今さら大河、今から大河①

NHKの大河ドラマ「光る君へ」。 今ひとつ盛り上がらないのはなぜだ? こんなに面白い歴史ドラマは、 めったにないと思うのだが―― という話。(写真:フォトAC) 【今さら大河、今から大河】 NHK大河ドラマ「光る君へ」の視聴率が低調で、「やはり合戦シ…

「みんなが人の心を読み誤っている」~人生の答え合わせ⑥

人生の答え合わせをしていて痛烈に思うことは、 心を素直にして、 もっともっと話し合わなければならなかったということだ。 みんながみんな、人の心を読み誤っているという話。(写真:フォトAC) 【クラスを見る大人の視点】 昨日は、「子どもたちはクラ…

「子どもたちの社会は大人には閉じられているが実は広い」~人生の答え合わせ⑤

子どもたちは弱い。 だから大人たちは守ってやらなければならない。 外敵から、そして自身の弱さからも。 しかし弱さゆえの子ども社会の強さもある という話。(写真:フォトAC) 【「弱き者よ、汝の名は女」】 シェークスピアの「ハムレット」に出てくる…

「ほんとうに大切な言葉は血肉となって、意識のレベルには浮かんでこない」~人生の答え合わせ④

学生時代の仲間と飲み、翌日は会社員時代の先輩・同僚と昼食。 一日おいて翌々日には昔の教え子が訪ねて来た。 わずか4日間で、 人生の20年分ほどを振り返ることになった、 という話。 (写真:フォトAC) 【元教え子たちが訪ねてくる】 既に一週間以上…

「現状で教師は増やせない、しかし仕事は絶対に減らさない」~定額働かせ放題はそのままに、調整額4%が10%以上に上がるらしい

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「それでも教師の金銭感覚は狂っている」~人生の答え合わせ3・5の②

常識を知らない教師がいるからと言って、 教師全体が非常識なわけではない。 しかし金銭感覚に狂いのある場合は少なくないかもしれない。 何しろ民間とは全く異なる、雲の上みたいな世界だからだ、 という話。(写真:フォトAC) 【結局、特殊な事例】 ほ…

「教師は意外と世間を見ている」~人生の答え合わせ3・5の①

学校を出てそのまま学校に入った、 だから教師は世間知らずーーそうか!? そもそもキミたちの知っている学校と、 私たちの知っている学校とはまるっきり違うのだがね、 という話。(写真:フォトAC) 【大型連休後半の「私の人生の答え合わせ週間」】 5…

「半世紀前の塾産業、そこに流れてきた人々」~人生の答え合わせ③

同窓会の翌日、私は会社員時代の先輩と同僚に会った。 これも40年ぶりの会合だ。 互いにずいぶん年を取った。 それなのに私は、あの時代の清算をしていないのだ。という話。(写真:フォトAC) 【人生の答え合わせ第2幕】 大学時代のゼミの同窓会の翌日、…

「雑多な、どうでもいい三つの話」~人生の答え合わせ②

4年前、40年ぶりに始まった同窓会、 コロナ禍を経てようやく再開された。 しかし期待していたような話は少なく、 むしろ意外なところで収穫があった。という話。(写真:SuperT) 【同窓会の話題】 あの頃の私はどんな人間だったのだろう? 当時もその後も…

「人とつるまない”しらけ世代”だが、最後は会って話をしよう」~人生の答え合わせ①

大学のゼミ仲間との同窓会が、 コロナ禍のオンラインも含めて、ここ数年続いている。 本来はそれほど精神的紐帯の強い世代でもないが、 人生の最後、やはり会って改めて話そう――という話。(写真:SuperT) 【半世紀近くを経て始まった同窓会】 昨日は井の頭…

「わが青春のイノカシラ」~見ていた風景が違う

井の頭恩賜公園に40年ぶりに行ってみた。 カップルばかりだった公園が、 さまざまな人々に彩られている。 しかしそれは私の大きな勘違いのせいなのだ。という話。(写真:SuperT) 【三寺(高円寺・吉祥寺・国分寺)の彼方(あなた)】 学生時代は東京の中央…

「何も考えずに来られた幸せと厄介な老後」~年寄りは判断の要素に《終末》を加える②

健康とは、身体のことを考えずにいられる状態 経済的豊かさとは、明日の生活費を計算せずに済むこと。 幸せとは、幸せを追求しないでいられる状況―。 いい人生だったが、終わらせ方は厄介――という話。(写真:フォトAC) 【成長の階段を上る人々、下る人々――…

「死ぬ間際でも、なくては困るもの、なくてもいいもの」~年寄りは判断の要素に《終末》を加える①

築30年の我が家も年を取った。 その修復はどこまですべきか――。 私も年を取って先行きが見えて来た。 家の修復はその私にとって意味あるものなのか―― という話。(写真:SuperT) 【家も年を取った】 前々から気になっていたのですが、自宅の裏に設置した灯…