「もうひとつの“覚えてもらっていた”話と検査の実際」~大腸検査と運の話②

そう言えば以前にも私の顔を覚えていてくれた人がいた、それがひとつ。 そしてあまり経験をすることのない大腸の内視鏡検査の実際について、 これから受ける人もいるかもしれないので記しておく。 という話。 (写真:フォトAC) 【もうひとつの“覚えても…

「やはり頭のいい人は違うと思ったこと」~大腸検査と運の話①

大腸の内視鏡検査を受けた。 その結果、ガンになりそうなポリープがひとつ、ふたつ。 また改めて打ち合わせの上で手術となるそうだが、 信頼できる医者のひとつは、こういうことだと思ったことがある。 という話。(写真:フォトAC) 【手術することになり…

「私は絶対にコロナで死にたくないと思った日」~新型コロナ医療の最前線と銃後②

新型コロナ医療の最前線では、死に物狂いの戦いが繰り広げられているというのに 銃後にはほとんど気にせず遊び歩いている輩がいる。 しかし人間には能力差というものがあるのだ。 いかなる場合も、社会のバランスをとるのは能力のある者たちだ。 という話。 …

「追いつめられる看護戦士たち」~新型コロナ医療の最前線と銃後① 

新型コロナの医療現場がいよいよ切羽詰まってきた。 いや、もともと切羽詰まっていたのが限界に近付きつつあるのだ。 私たちはそのことを知っていたのに、 しばしば忘れたり、忘れたふりをしたりしていた。 という話。 (写真:NHK) 【限界を迎える新型コロ…

「更新しました」~キース・アウト

子どもの性被害を減らすための「生命(いのち)の安全教育」がいよいよ本格的に始まる。喫緊の課題で学校にしかできない重要な教育だが、人も増やさず他の仕事も減らさず、ひたすら追加される新しい仕事は、教師の生命の安全を脅かす。 kieth-out.hatenablog…

「文科省は忘れているのかもしれない:この30年間に増えもの、そしてなくならないもの」~教師の働き方改革の行方⑤(最終) 

政府に不都合がなければ制度は変わらない、 学校に持ち込まれるものは“善きもの”ばかりで、善きものだからなくなることもない。 増える一方だ。 だからもうしばらくこのままを続け、 学校が完全に終わるまで待つしかないのかもしれない。 という話。 (写真…

「多忙化の原因は学校教育の本体にある」~教師の働き方改革の行方④

部活動が学校教育から切り離せないとなると、 もう大規模な働きかた改革はできないのだろうか? そんなことはない。 30年以上昔の教員は今よりもずっと長時間の部活をしながらも余裕があった。 教職が苛酷になったのは部活のせいでも、保護者のせいでも教…

「部活は絶対なくならない」~教師の働き方改革の行方③ 

中学校教師の苛酷な勤務状況という話が出ると、真っ先にやり玉に挙げられる部活動。 しかし部活の外部人材の活用、外部委託という話は、もう20年以上の歴史を持つ。 具体的な動きが始まってからでも10年以上。 これだけかかってもできないことは、結局で…

「教員の負担を減らすために必要な労働コストの話」~教師の働き方改革の行方②

あまりに過酷なために志望者の少なくなってしまった教職をどう立て直すか――。 文科省はすでに平成31年、 「公立学校における働き方改革の推進」を出して方針を示したが、 下手をすると、実施されて今よりも大変になるかもしれない。 という話。 (写真:フ…

「教師の働き方改革の行方」① 

国語・社会・数学などの基本的な具材がきちんと入っていた学校教育という寄せ鍋に、 総合的な学習やらキャリア教育やら、教員評価・学校評価・教員免許更新などを入れ、 さらに小学校英語だのプログラミング教育だのをなんとか乗せきったら、 「教員の働き方…

「それでも理解できないブラック校則」~「わけの分からない校則」にもわけがある⑤(最終) 

「すべてのきまりには理由(ワケ)がある」と考える私でも、 容易に説明できない校則が報道される。 それは取材不足・説明不足・悪意によってゆがめられた校則だ。 だからせめて市町村教委の段階に、 学校教育を説明し、時には外に対して抗議する組織が必要…

「受験は団体戦だ」~「わけの分からない校則」にもわけがある④

何やかや言っても、最終的に子どもの願う進路を選ばせたい、 次の段階に進むのに、挫折からスタートさせるのは忍びない、 そう考えると結局、良き受験生を育てるのが教師の仕事ということになる。 しかしその受験は、団体戦として戦わないと厳しいものなのだ…

「学校のアカデミズム;子どもは学校に来てはいけない」~「わけの分からない校則」にもわけがある③

学校には苦しい勉学を支える雰囲気が必要だと考える教師、 学校は生活の一部であり、青春そのものだと感じている生徒たち、 その間に横たわる溝は深く、長い。 しかし児童生徒諸君! それにもかかわらずキミたちは、 最終的には高い学力や技能が欲しかったと…

「校則における三つの役割とひとつの機能」~「わけの分からない校則」にわけがある② 

現場の忙しい先生たちに、 この校則に何の意味があるのかと聞かないで欲しい。 代わりに私が答えよう。 しかしその前に、校則の基本的な役割について考える。 という話。 (写真:フォトAC) 【校則の三つの役割】 一般に校則と呼ばれるものにはとりあえず…

「教員は異常集団だと思われているぞ」~「わけの分からない校則」にわけがある①

3月のYahooニュースは教員不祥事とブラック校則ばかりだった、 ――というのは私のコンピュータの特殊事情である。 しかし不祥事や校則で、世間はボロクソに言っているぞ。 「わけの分からない校則」にもワケはあるのに。 という話。(写真:フォトAC) 【…

「児童生徒・同僚・保護者との関係を築き、セーフティーネットを張る」~2021年度が始まります②

新年度、4月の始まりにしかできないことがある。 4月やっておけば後々ずっと楽になることがある。 同僚の誰が優秀で、何を持っていて、自分のために何をしてくれそうか、 そういうことをたくさん知って人間関係を作っておくこと、 子どもと保護者の心を掴…

「年度の始まりに心しておきたいこと」~2021年度が始まります①

2021年度が始まる。 年度の始まりに、これからの1年がどんなふうになるのか、 簡単に見通しをつけておきたい。 コロナとコンピュータ、そして改正「高齢者雇用安定法」 という話。(写真:フォトAC) 2021年度が始まります。本年度もよろしくお願い…

「更新しました」~キース・アウト(2021.03.28)

文科省が学校への持ち込みを許可したスマホで、子どもたちが盗撮をすることがあるからしっかり指導しろって、オイ! 「教師の働き方改革」「時間労働の削減」はどうなってるんだ! kieth-out.hatenablog.jp

「更新しました」~キース・アウト(2021.03.25)

三条市:和食中心の給食に牛乳は変だからと廃止したが、先生たちが大変だとやかましいのでまた始めることにしました。 kieth-out.hatenablog.jp

「更新しました」~キース・アウト(2021.03.20)

体操服の「肌着禁止」は保護者の要望で始まったとは限らないが、体育のある日は肌着も持たせろと言われてウンザリする親も少なくないと思う。 kieth-out.hatenablog.jp

「鎮魂:10年目の3月11日に子どもたちに話したかったこと」~災害と学校⑧(最終)

10年目の3・11、予定通りの原稿を上げたが、 ほんとうは別のことを話すべきだった。 突然思いついて書き直したが、結局、間に合わなかったこと、 大切な人を突然失うという非現実的な現実について。 という話。(写真:フォトAC) 【3・11前夜の逡巡…

「『万全な計画と準備』という保身術の勧め」~災害と学校⑦

東日本大震災以来、多くの学校で避難計画の見直しが行われた。 しかしそれは実際に動けるものとなっているだろうか? 機器は停電でも予定通り動くのだろうか? そういうところまできちんとやっておくのが、真の保身術。 という話。 (写真:フォトAC) 【…

「校長のすべきこと、してはならなかったこと」~災害と学校⑥

事故や事件はないに越したことはないが、 起こってしまったらそこからも危機管理だ。 優秀な監督者かどうかはここで決まる。 ところがそこに凡庸な、あるいは凡庸未満の人がいることがある。 という話。(大川小学校校舎《2019年9月撮影》) 【神戸児童連続…

「大川小学校、津波が来ると予見できなくても避難はできた」~災害と学校⑤ 

大川小学校の職員・地域の人々は津波が来ることを全く考えていなかった。 予見できない条件が山ほどあった。 しかし津波が来ないと思っていても避難はできたはずだ。 そもそも他の学校だって、あんな大津波は予見していなかったのだから。 という話。 (大川…

「天災としての”あの日、大川小学校で起こったこと”」~災害と学校④

大川小学校については語りつくした感じもあった。 しかし謎は解明されていない。 空白の50分余の間、教師たちは何をしていたのか、 何を考え、どうしようとしていたのか。 という話。(大川小学校校舎《2019年9月撮影》) 【大川小学校被災を見直す】 大…

「更新しました」~キース・アウト

大人たちの事情が創り上げた「釜石の奇跡」という神話を、“真実”で解きほぐして行こうとする女性がいる。がんばれ!! kieth-out.hatenablog.jp

「運に恵まれた学校、動かなかった地域の人々」~災害と学校③

東日本大震災で全校無事避難を果たした学校の中には、 かなりの「運に恵まれた学校」があった。 しかしそれにもかかわらず、地域住民が学校の運にあやからなかった例がある。 何が起こったのだろう? という話。 (「気仙沼市伝承館(旧気仙沼向洋高校)」。…

「避難の決め手:完璧な計画と運と地域の人々の援助」~災害と学校② 

東日本大震災における学校の命運を分けたもの、 それが完璧な避難計画と運と地域の人々の助言だ。 しかし完全にうまくいったわけでもない。 成功例とされた学校にも多くの瑕疵がある。 という話。 (旧仙台市立荒浜小学校《2019年9月撮影》) 3月11日、…

「率先避難:訓練通りにできる教職員と児童のすごさ」~災害と学校①

東日本大震災から10年。 未曽有の災害をそのままにせず、 そこから学び、後世に伝えていかなくてはならない。 それが私たちの務めだ。 まずは石巻市立門脇小学校から―― という話。 (保存工事中の旧石巻市立門脇小学校《2019年9月》) 【震災10年】 い…

「私は否定する。しかし存在する」~若きテロリストたちの肖像⑤

歴史は純粋な若者をいとも簡単に掬い上げ、押し流してしまう。 それにもかかわらず若者は、いつの間にか自らのうちに特殊な思想を育ててしまう。 もちろん中には価値あるものも多い。 だから大人はしっかりと見守って行かなければならないのだ。 という話。…