カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「悪魔の道具を子どもに渡さない」~子どもの安全のためなら携帯以外に方法があるだろう

文科省の通達(平成21年1月31日)と市の指示に従って、本校でも 携帯電話の持ち込み禁止、 どうしても必要な場合の申請と学校長の許可、 登校時に学校に預け下校時に受け取るというシステムの設置 を明らかにした通知が出ました。 殆どの学校が持ち込み…

「しかたがない、がんばろう!」~学校はとにかく、不登校を減らし学力を上げればいい・・・らしい。

今日、4月28日は日本がOECD(経済開発協力機構)に正式に加盟した日だそうです(1964年)。日本の子どもの学力低下を決定的に印象付けたPISA(学習到達度調査)ですっかり有名になったOECDですが、もともとは国際経済全般について協議す…

「親に殺される子どもたち」~家庭訪問で嗅ぎ取ってくるべきことのひとつ

大きく取り上げられた芸能人の泥酔事件の陰で、大阪の少女が母親に殺されて埋められてしまいました。両親の離婚の際、双子の妹が実父の方についたのに「お母さんと一緒がいい」とついてきた姉の方が、見捨てられてしまったのです。 私は、子どもが苦しむのを…

「壊れたレコードの話」~子どもとの議論であれこれ言ってはいけない

ああ言えばこう言う果てしない子どもとの論争に巻き込まれると、にっちもさっちも行かなくなることがあります。昔、私たちの親がやったように「屁理屈を言うな!」と叫んで議論を打ち切りたくなるような場合ですが、子どもの方は筋を通しているつもりなので…

「”10年、20年後の子ども”という視点」~教師が親に示すべきもの

同じく子どものことを第一に考えながら、こうも学校と親とがすれ違う理由のひとつは、明らかに視点が異なるからです。親は子どもとともに育ってきますから目の前の子どもに縛られますが、教育は10年後20年後に向けて行うものですから、私たちの目はずっ…

「家庭訪問をどう行うか」~私の心得

家庭訪問です。 私は、親と教師がともに子どもの良さを認め合い、課題を整理して一年の目標と計画を定めるのが家庭訪問だと思っています。そして12月の懇談会で「目標はここまで達成されましたが、あとこんなところを考えましょう」と中間決算し、3学期い…

「彗星の絆」~次にくるハレー彗星を、私は見ることができるだろうか

今日、4月21日はマーク・トウェインの亡くなった日だそうです(1910年)。 彼は若いころミシシッピ川の船の仕事をしていたのですが、船のへさきにいる係の少年が叫ぶ「これ以上進むと座礁する深さ(2ファザム=約3・6m)です」という合図、“by the …

「子ども将来に、親は深く関わってはいけないのか」~大人が決めて責任を取るやり方

ライフカード・レディスゴルフ・トーナメント、横峯さくらさんは残念ながら最後の最後にパットが決まらず2位でした。東建ホームメイトカップの石川遼くんは4日間連続パープレーで37位とまったく精彩に欠けます。しかしいずれも伸び盛りの人ですから、ど…

「初めての参観日」~親はどんな思いできているのか

今年度最初の参観日です。親たちはさまざまな思いを抱えて学校に来ます。 初めて小学校に子どもを上げた親は、わが子がどんな表情ですごしているか、期待に胸を膨らませて学校に来ます。 担任が代わったりクラス替えのあったところでは、新しい先生がどんな…

「アナトール・フランスの脳」~良き脳とは何か

今日、4月16日は、フランスの小説家アナトール・フランス(1844~1924)の誕生日だそうです。このノーベル賞作家、代表作は『シルヴェストル・ボナールの罪』『舞姫タイス』などだそうですが、知る人は少ないでしょう。私も読んだことはありません。 しか…

「ソーシャル・ストーリーの話」~場面の認識がうまくできない子、どのように行動したら良いのか分からない子どもに

ソーシャル・ストーリーというのは、場面の認識がうまくできない子、どのように行動したら良いのか分からない子どもに、正しいやり方を絵や文章を用いてシナリオとして教える方法です。友だちと遊ぶ時や学校に行く前、旅行に出かけるなど特別な活動を行う前…

「テカムセの呪い」~西暦の末尾が00の年に選出されたアメリカ大統領は任期を全うしない

今日4月14日はタイタニック号沈没の日(1912年)であるとともに、リンカーン暗殺の日でもあるそうです。 そのリンカーンは1860年の選挙で選ばれましたが、アメリカ大統領選挙は4年ごとですから、20年に一度は1の位が0になる年に行われます。…

「今の子どもは昔よりずっと弱くなった」~だから親も厳しくなれないのかもしれない

本校の女性教諭の中に、子どものころ、幼稚園に行くのを嫌がったばかりに、木に縛りつけられたという伝説を持つ先生がおられます(それですばらしい女性に育った?)。 私は「良い子」でしたのでそのようなことはありませんでしたが、私の弟は「悪い子」でし…

「旬な仕事」~新しい学校に異動したときにしかできない仕事がある

この話をするのは3回目ですが、大切なことなのでまた書きます。それは仕事には旬があるということです。 新しい学校に移った時、新しい係になったとき、新しい仕事、新しいクラスを引き受けたとき、そんな新しい瞬間、強烈な違和感やすっきりしない感じを受…

「自らに何かを課する生き方」~それがない人生はダメだと思う

昨年度末の転退職員送別式の中で、ひとこと求められた先生の中に、「とにかくこれだけは1年間やり通した」という感想を話された方がお二人いました。最もベテランのお二人です。 お一人は「とにかく1年間、学級通信を毎日出し続けた」、もうお一人は「とに…

「子どもは一週間で変わるかもしれない」~今年の新年度はどんな始まりになるのだろう

昨年4月、入学式から1週間目の職員会議の席で、生徒指導係の加藤先生が「子どもって、一週間で変わるものなんですね」と感慨深くおっしゃったことを印象深く覚えています。 始業式を境に、前年度とはまったく違う姿が数多く見られたからです。 その前の年…

「サクラの話」~日本の学校が4月に始まる理由

本校のシンボルであるシダレザクラの芽も膨らみ、間もなく開花も見られそうです。先日訪ねてきた庭師によると、ソメイヨシノの盛りはせいぜいが10年なのに、シダレザクラは幹の内部が洞になっても表皮さえ残っていれば300年も咲き続けるのだそうです。 …

「入学式」~親と過ごす、2番目の6年間が始まる日

身体に不釣合いな大きな真新しいランドセルを背負って、新入生が入学してきます。 今日から始まる6年間。 たいていの子どもは18歳になると親元を離れますから、家族と過ごす2番目の三分の一が、この学校で過ごされるわけです。大切な預かりものです。 大…

「家族の生涯」~人の一生よりずっと短い至高の時間

昨日の校長先生の、「私が倒れたとき、校長の代わりはすぐに来るが、家族の代わりは来ない」というお話、時期が時期だけに、心動かされるところがありました。 先月の末、私の長女が都会に出ました。思えば今年高校に入った下の子が生まれた16年前、私の家…

「人間社会のタペストリー」~関係を持つ人々を縦糸に、共有する時間を横糸に

昨日の校長先生のお話は、いくつかの点で深く考えさせられるものでした。 その中でも児童や保護者、教員や地域の人々といったさまざまな色合いを持つ人々を縦糸とし、同じ時間を横糸として共有する織物といったイメージには、心揺さぶられるものがありました…

「ようこそ新任の先生方」~年度の始まりの喜びの日

新たに8名の先生を加えて、新年度が始まりました。子どもたちが新年度に大きく生まれ変わるように、私たちも新しい出会いを大切に、生まれ変わるつもりで新年度をスタートさせましょう。 忙しい一日ですが、がんばりましょう!