2024-01-01から1年間の記事一覧
キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
最初から早々に辞めるつもりで入社してくる若者がいる。 教員はなかなか辞めない分、代わりに病んでいく。 今日も心病んだ教師のもとで、 何十人もの児童生徒が不安定な教育を受けている。という話。(写真:フォトAC) 【最初から辞める態勢】 新年度早々、…
昨年、東京都の新任教員の、20人にひとりが1年以内に退職したという 教員ばかりでなく、社会のあちこちで若者が神経をすり減らし、 叩かれ、潰されている。 いったい何が起こっているのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【新任教員の20人にひとりが1年…
悪いことを悪いと知りつつやっている子を、叱る必要はない。 “叱る”は、厳しく強い調子で”教えること”だからだ。 教える必要のない子に与えられるべきは、 罪と罰の整合だ。 という話。(写真:フォトAC) 大阪市の私立清風高校で起こったカンニング・自殺事…
大阪の超進学校で起こったカンニング・自殺事件。 いったい何が起こり、何が悪かったのだろうか? ほんとうに指導に問題があったのか、 別に正しいやり方があったのかどうか、 という話。(写真:フォトAC) 【超進学校におけるカンニング・自殺事件の顛末】 …
調整手当増額が、教師たちに著しく不評だという。 はて? それでいいのか? 大変だぞ。 教師たちも正当な代表者を失い、 あらゆる人たちが、教師を代表する。という話。(写真:フォトAC) 【「調整手当10%以上」は撤回してください】 先週4月20日朝のテ…
都会はどんどん変化するが田舎の動きは鈍い。 そもそも変化の必要性さえ乏しい。 おそらく200年経っても、緑の同じ世界があるだろう。 だから私は子孫に美田を残したい。という話。(写真:フォトAC) 【田舎は8000年経っても田舎のまま】 2001年のアメリカ…
今年の畑の準備ができた。 明日にも苗を買いに行って、植え付けを始めよう。 農業は私たちの感性と深いつながりがある。 稲作が私たち日本人を創り上げたのだ。という話。(写真:SuperT) 【今年の畑の準備完了~畑づくりには順序がある】 晴耕雨読と言いま…
「悪い子」の反対は「よい子」なのか「いい子」なのか、 「行く」の読みは「いく」と「ゆく」どちらが本来の姿なのだか。 調べ始めたらとんでもないことが出てきた。 私はこれまで何を学んできたのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【「悪い子」の反対…
キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
Facebookの元教え子の日本語表記が気になる。 「ゆう」は「いう」、「そうゆう」は「そういう」に、 それぞれ書き換えるべきではないか―― そう思って調べたら、とんでもない事実が判明した。 という話。(写真:フォトAC) 【四半世紀前の教え子にいうべきか…
日本人に比べ、欧米人には識字障害が極端に多い。 それは英語が難しすぎるからだ。 それに比べたらはるかに楽だが、 日本語にだって難しさはある。 という話。(写真:フォトAC) 【識字障害の話】 識字障害(ディスレクシア)というのは知的障害がないのに…
「キース・アウト」を更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
文明社会で人は依存的に、つまり幼児のようになって行く。 大人になるべき時にも、その機会を取り逃す。 長じては自ら進んで人生のハンドルを放棄してしまう。 私たちはただ、誰かの恩情にすがる奴隷となりつつあるのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【文…
知らないうちに私の地元の小中学校からもPTAがなくなった。 保護者を代表する人がいなくなったことに、誰も怖れを感じない。 その事実が、また私には恐ろしい。 同じく自治会も消されようとしているが、それも怖い。といういつもの話。(写真:フォトAC)…
文科省の定義に対照すれば明らかないじめ事件。 しかし解決の道がない。 どうなればいいのか、本人にも分からない。 結局、その子が別の道を探すしかなかったのだ。という話。(写真:フォトAC) 【定義に照らし合わせるとやはり“いじめ”】 異動で移った時に…
孫2号の不機嫌のベースには、 昼寝をしなかったことによる寝不足がある。 と、そのとき思い出したのは、遠い昔のいじめ事件。 あの時のあの子も、ほんとうは眠かったのかもしれない。という話。(写真:フォトAC) 【原因は睡魔という不条理】 昨日、娘や孫…
娘が二人の子を連れて五日余りの里帰り。 しかし次男坊が驚くほど難しくなっていた。 怒る・泣く・喚く・意地悪をする――、 そして私は、あることを思い出したのだ。という話。(写真:フォトAC) 【シーナ、里帰りする】 先週の月曜日(1日)から金曜日(5…
キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
入学式・始業式が終わっても楽にはならない。 子どもがくるとなおさら切羽詰まる。 しかし忙しさの大部分は不可欠な内容でつくられている。 削れない、人を増やすしかない。 という話。(写真:フォトAC) 【子どもが来るとなおさら切羽詰まる】 怒涛の4日…
入学式は比較的に扱いの軽い行事。 しかし子どもの清新な気持ちは大切にしたい。 地域の人々が学校に期待していることを知るのもこの日、 不躾な子どもが担任発表に一喜一憂するのもこの日。 という話。(写真:フォトAC) 【入学式も大切にしたい】 卒業式…
三日目も係会と職員会、そして入学式・始業式の準備。 これでわずか4日目の入学式・始業式は可能になる。 しかしロクに頭に入らない学校全体の話を、 なぜこの忙しい時期に聞かなくてはならないのか。という話。(写真:フォトAC) 【3日目に起こること】 …
年度当初の二日目。 とにかく新体制のメンバーで1年分の見通しを立てなくてはならない。 だから会議、会議、会議・・・。 そして自分のことは後回しになる。 という話。(写真:フォトAC) 【二日目午前、係会1、係会2、係会3、係会4・・・、午後も会議…
4月、全国の新入生・新入社員・新入職員、 その大部分は希望に胸をときめかせ、新生活初日を始める。 しかしここに最初の15分で脳ミソを沸騰させる人たちがいる。 学校の初任教師たちだ。彼らはその日いきなり嵐の中に投げ込まれる。という話。(写真:フ…
2023年度がいよいよ終わり、来週からは2024年度。 そして10年ごとに人生を変えて来た私にとっては、 おそらく最後の10年が始まる。 怖くはないが、厳しい戦いの日々になるだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【二十歳から数えて五つ目の10…
娘婿の義弟の、その母親が、私ほどの年で急逝した。 その彼の嘆きはいかばかりか――。 しかし若者よ、人は齢を取ると枯れ始め、 人に対しても人生に対しても、次第に恬淡とするようになるのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【ある若者の母親の死】 娘婿の…
定年延長で今後6万人近い正規教員の増加が見込まれる。 しかし法律上、教員の枠を広げるわけにはいかない。 新規採用を減らし、講師の枠も減らし――、 それでもダメなら・・・定数を増やすしかないじゃないか。という話。(写真:フォトAC) 【だから言った…
定年は延びるが管理職は教壇に戻り、給与も3割減る。 それでも続けられる人がどれだけいるかと思ったら、 意外と多くて、数年後は6万人近くも教員が増えてしまう。 大丈夫か?という話。(写真:フォトAC) 教職員人事に関する新聞発表があったことについ…
新聞に教職員人事が発表された。 発表すること自体を問題視する人もいるが、私は楽しみだ。 人の動きを辿るだけでいくつものドラマが浮かんでくる。 特に今年は定年延長が始まり、さまざまな思惑が見え隠れする。 という話。(写真:フォトAC) 【教職員人事…
「不適切にもほどがある!」の小川市郎も坂本金八も、 ともに「デモシカ先生」「サラリーマン教師」世代なのに、 次世代の私たちの方がやる気のない教師のように言われ、 今は、過熱・体罰・暴言教師の元凶だと言われる。 という話。(写真:フォトAC) 【体…