東日本大震災
私は日本を「世界一やさしく、安全で、きれいな国」だと思っている。 しかし昔からそうだったわけではない。 日本がそうなったのは、ほんのここ数十年余りのことで昔は違った。 ある組織が、意図的に、時間とエネルギーをかけてつくり上げたのだ。という話。…
震災のもたらしたものは災厄だけではなかった。 最悪の状況でも冷静さと秩序を守り、自らに他を優先し、 逞しく生きようとする日本人の姿は、世界中に報道された。 「日本ブランド」が、彼我で承認されたのは、この時期のことだ。という話。(写真:フォトAC…
いわゆる大川小学校津波訴訟は、 罹災から9年目にようやく判決が確定した。曰く、 「どんなに遠くてもいいから、確実に全員が助かる場所を探せ」 無茶な話だが、必要なことだ。という話。(写真:フォトAC) 【学校の責任】 2019年10月、最高裁は東日本大震…
13年目ということは今の中学1年生までが生れる前のこと、 2~3年生でも覚えているはずがない。 だから私が現役教師なら、今朝は基本的なことをメモにして、 精いっぱい語り掛け、そして自分が何をすべきかも考えるだろう。という話。(写真:フォトAC)…
元DeNA監督のラミレスは言う、 日本で成功するためには、三つのことに適応する必要がある。 「ショウガナイ」「ハイ!ワカリマシタ」「ガンバリマス」 しかしこれは日本人にも当てはまることなのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【ラミちゃん、日本での成…
11回目の東日本大震災の祈念の日。 あの日、東北の地では筆舌に尽くしがたい悲劇が続いていた。 しかしその中にも救いはあった。 あの日、私たち日本人は自分たちが何者かを理解したのだ。という話。(写真:フォトAC) 【11回目の祈念の日】 3月11日…
明日は11年目の3・11、東日本大震災の起こった日だ。 すでに現在の小中学生にとっては歴史の一コマ、 放っておけば忘れ去られてしまう。 いまこそ学校の出番だ。という話。 (写真:フォトAC) 【祈念の日】 明日、3月11日は東日本大震災の11回目…
東日本大震災における学校の命運を分けたもの、 それが完璧な避難計画と運と地域の人々の助言だ。 しかし完全にうまくいったわけでもない。 成功例とされた学校にも多くの瑕疵がある。という話。 (旧仙台市立荒浜小学校《2019年9月撮影》) 3月11日、鎮…