カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「更新しました」~キース・アウト

週刊新潮によると、 いよいよ来年度から高校で「ゆとり教育」が再開されるという ――そんなバカなことがあるか? 誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、 謂れのない物語となって広がっていく―― kieth-out.hatenablog.jp

「海外・コロナ・ミサイル列車・すごい人」~今週、書き漏らしたことのいくつか 

海外の動きがよくわからなくなった、 外国の人たちのものの見方もよくわからない。 あのミサイル列車は何だったのか、あの人は何だったのだろう。 いろいろ考えながら、今週も平和に終わる。という話。 (写真:フォトAC) 【海外の状況がバランスよく伝わっ…

「政府には、私を気持ち良くする義務がある」~政治家とマスコミが国民を甘やかせ、公僕が国を必死に支える 

衆議院選を前に各政党はこぞってバラマキを約束し、 どんなにばらまいてもまだ足りないとマスコミが煽る。 国民は何もしなくていい、全部政府がやります――。 そして官公庁も学校職場もブラック化する。という話。 (写真:フォトAC) 【政治家は印籠の代わり…

「更新しました」~キース・アウト

「私が学校をよくした」と言えば政治家は票に結びつく。 しかし現場を知らない人間の安易な発想は学校の首を絞める。 さまざまな政治家が制度を入れ替える朝三暮四。 しかしそのたびに学校は苦しくなるのだ。 35人学級の軛(くびき)。 kieth-out.hatenabl…

「裏口から、そっと送り出すような別れ」~眞子内親王の結婚で考えた子育て  

眞子内親王が結婚され、小室眞子さんとなった。 私は年齢的に、むしろ秋篠宮夫妻に感情移入する。 子どもは思い通りの育たぬものだ。 しかし育てたようには、育つ。という話。 (写真:フォトAC) 【内親王の結婚】 秋篠宮家の長女、眞子内親王が結婚され…

「教員はまだまだ締めつける余地がある」~東京が変わらなければこの国は変わらない②

調べてみると、東京都の教員採用試験、倍率は3・9倍もある。 北海道・東北・九州の大部分の自治体の2倍以上だ。 これならいくらでも無理が効く。 教員の働き方改革など真面目に考えなくても、いくらでも締めつけが効く。という話。 (写真:フォトAC) 【…

「これだけブラックが叫ばれても、土曜授業がなくならない」~東京が変わらなければこの国は変わらない①

久しぶりに娘を訪ねたが、教師の婿は出勤日だった。 東京ではいまだに土曜日の授業が行われている。 それでも学校が回っていくのだから東京は大丈夫。 ということは日本中の学校も変わらないということだ。という話。 (写真:フォトAC) 【エージュは土曜日…

「中学校は学級担任を独立させ、小学校では副担任を充実する」~私の“教員の働き方改革”案⑤(最終) 

仕事が減らせない以上、教員を増やす以外に抜け道はない。 中学校は担任業務を専任化し、小学校は副担任を充実させる。 そのための予算は膨大だが、 学校が滅びるよりはマシだろう。という話。 (写真:フォトAC) 【中学校、学級担任専任制度】 昨日は最後…

「学校の仕事は、増えこそすれ減ることは絶対にない」~私の“教員の働き方改革”案④

学校の仕事は、増えこそすれ減ることは絶対にない。 なぜなら、学校にもたらされるものはすべて「善きもの」だからだ。 したがって問題は人員増でしか解決しない。 しかし少人数学級編成は最悪の選択で、教師は楽にならない。という話。 (写真:フォトAC) …

「過剰労働の元凶は本来業務にある」~私の“教員の働き方改革”案③

教員に過剰労働を強いる元凶は部活動と雑用(事務業務)にある、 そのことは国際的な調査や教員からの聞き取りからも明らかだ。 ――私たちは長いことそう信じ込まされてきた。 しかし違う。私たちを圧迫している元凶は、本来業務の中にあるのだ。という話。 …

「学校から部活をなくす万策は尽きた」~私の“教員の働き方改革”案② 

部活動を制限する試みは、これまで30年以上に渡って行われてきた。 しかしいずれも失敗するどころか、制限が無制限を引き起こすことさえあった。 結局、学校から部活動はなくせない。 できるのは現在の姿のまま、教員の負担を減らす必殺の方法を編み出すこ…

「部活がなくなるわけがない」~私の“教員の働き方改革”案① 

教員の働き方改革というと必ず問題になるのが部活。 時間外労働が常態となっているためだ。 しかし部活をあれこれ考えているうちは、働き方改革は進まない。 なぜなら部活は、なくすことも学校から切り離すことも絶対にできないからだ。という話。 (写真:…

「更新しました」~キース・アウト

「日本経済の活力を削いでいるのは個人主義の欠如のためであり、日本はその教育の在り方を考え直さなければいけない」というが、ジョブズやザッカーバーグを生み出したアメリカの個人主義は、トランプや非科学的トランプ信奉者も生み出してるじゃないか kiet…

「プーさんはダースベーダーにしかなれない」~気になる東アジアの動向 

性格がしつこいので同じテーマで長々と書いていたら、 メモしておくべきさまざまなできごとが置き去りになってしまった。 中国や北朝鮮に気になる小さな出来事が続いている。 だから今のうちに、メモ、メモ・・・。という話。 (写真:フォトAC) 【死ぬ前の…

「その難しい世界に、私たちは子どもをいざなう」~反ワクチン派なぜかくも頑固なのか④(最終) 

インターネットのおかげで私たちの人間関係や活動範囲が広がり、 世界は狭まった。 しかしそれで人間たちは幸せになったのだろうか。 しかもその難しい世界に、私たちが子どもをいざなおうとしているのだ。という話。 (写真:フォトAC) かつて熱烈な進歩主…

「エコーチェンバーとフィルターバブル」~反ワクチン派なぜかくも頑固なのか③ 

インターネットこの方、世界はむしろ分かりにくくなった。 声が大きいだけなのか多数なのか。 そこにはネット特有の陥穽があり、 唯々諾々とはまってしまう恐ろしさがある。という話。 (写真:フォトAC) 【反ワクチンがワクチン派をノックする】 この夏、N…

「大切なのは自分がやったということ」~反ワクチン派なぜかくも頑固なのか② 

他人に押し付けられたことは長続きしない、 また、押し付ける側には何らかの意図があるかもしれない。 それに対して、自らの力で手に入れ、 自らの自由意思によって決めたことには価値がある、 そう考えることはあながち不条理ではない。という話。 (ヴィン…

「もっとも確かな知見がここにある」~反ワクチン派なぜかくも頑固なのか①

日本における新型コロナ感染拡大第5波が終息しようとしている。 それにしてもアメリカ合衆国の惨状はどうだ。 なぜ反ワクチン派は生まれたのか、 そしてなぜ彼らはかくも頑固なのだろうか。という話。 (写真:フォトAC) 【第5波が終わろうとしている】 …

「レジ袋有料化反対派はどこに隠れていたのか」~世論がどこにあるのか、何を見ればいいのか分からなくなった

白鵬は不人気な悪い横綱だったのか、 眞子内親王の結婚に国民は反対していたのか、 レジ袋有料化に反対者はいなかったのか、 若者の間に反ワクチンはどれほど広がっていたのか、 情報に多く接すれば接するほどわからなくなる現代の不思議。という話。 (写真…

「才能のない者、競争に飽きた者の楽しい生き方」~才能と努力について④ 

才能――激しい負けん気や厳しい集中力・持続力、他を上回る頭脳や体力など、 みんなが持っているわけでないから、これを才能という。 しかしあれば幸福を約束されるわけでも、なくて不幸なわけでもない。 そこには別の生き方もたくさんある。という話。 (写…

「成功する人たちの共通点、良い意味での”恥知らず“が生き残る」~才能と努力について③

毎日放送「プレバト!!」に出てくるような芸能人や一流アスリート、 彼らには共通する点がいくつもある。 そのうちのひとつが”恥知らずだ“ということ。 恥知らずたちが、最初の一歩をあゆみはじめる――。という話。 (写真:フォトAC) 【成功する人たちの共…

「野球を選ばなかった大谷翔平は無名に終わっていたのか」~才能と努力について② 

どんなに非難されても土俵上の白鵬は勝とうとすることをやめられなかった。 ボクサーの具志堅用高は状況を考える間もなく腕が動く。 大谷翔平はほぼ思った通りに体を制御でき、 梅沢冨美男は自由に言葉をコントロールする。という話。 (写真:フォトAC) 【…

「一芸に秀でる者は多芸にも通じるのだろうか」~才能と努力について①  

「一芸に秀でる者は多芸に通ず」と言われて、 何かで他人を圧倒するような人になろうと努力を重ねてきた しかしこの言葉には別の意味もあるのではないか。 それはまったく身も蓋もないことなのだが。という話。 (写真:フォトAC) 【一芸に秀でる者は・・・…

「失敗したって命まで寄こせとは言わない」~教職一年目ですでに辞めようかと迷っておられる先生方へ⑤(最終)

つらいのは忙しいからではなく、努力が報われず、評価もされないからだ。 今年が1年目の多くの若者がそれで苦しんでいる。 しかしもともと経験がないのだからしかたないだろう。 ならばどうする?という話。 (写真:フォトAC) 【官僚は意欲を失っている】…