カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「夏休み」~ブログもしばらくお休みです

今日から夏休みです。 基本的に「デイ・バイ・デイ」もお休みになります。 次の書き込みは、後期研修日程の始まる 8月20日からです。 皆様、夏負けしないよう気をつけて、お過ごしください。

「おつかれさまでした」~1学期終了

長い一学期が終わります。おつかれさまでした。 今学期は部活で多くの成果があり、たくさんの部が県大会に臨むことができました。また修学旅行をはじめ、社会見学、登山など、大きな行事は雨に悩まされることなく、順調に行われました。すべて順風満帆という…

「噛みつく人々」~実は傷ついている、実は困っている

このデイ・バイ・デイで政治の話をすることはほとんどありません。ましてや外交問題に触れたことなど一度もなかったと思います。しかし参議院選も終わり政治も一斉に動き出します。したがって少しだけ触れておきたいと思います。話したいのは尖閣の問題です。…

「そうだ、選挙に行こう!」~若者よ! 年寄りが好き勝手やれるのは、お前たちが選挙に行かないからだ

今年定年を迎えるひとのから、年金支給年齢が61歳になります。つまり1年間は無年金なのです。それが3年間続き、平成28年度〜30年度に60歳になる人は62歳、31年度〜33年度が63歳、34年度〜36年度が64歳、そして平成37年度以降に6…

「通知票には愛がなければならない」~もうすぐ締め切りですが

今頃になってこんなことを言うのも遅いかもしれませんが、ふと思いついたので記しておきます。それは「通知票には愛がなければならない」ということです。「空き教室の電気のスイッチを、自分から消していた。とても感動した」 私の息子が小学校4年生の3学…

「イジメにもいろいろある、教師だって人間だ」~王様は裸だと言えなかった話②

不登校について言えば、ごくごく当たり前のことですが、その中に怠学の子もいれば病気の子・障害の子もいる、人間関係に未熟な子もいれば社会関係の認知に問題のある子もいる、拗ねている子もいれば訳が分からなくなっている子もいる、今日の学校や社会を糾…

「全員そうだとは言わないが、病気で不登校だという子だっているだろう」~王様は裸だと言えなかった話①

継続的に学校に行けない子、行かない子がいるということがはじめてニュースに取り上げられたのは、1975年ころのことだったと思います。不登校の歴史は40年近くにもなります。 最初、不登校は怠学のように考えられたため、子どもは保護者や教師から猛烈…

「一姫二太郎」~現実問題として、面倒くさく危険な男の子は、子育てに慣れてから生まれてきて欲しい

昨日、学校を出たところで素敵な親子連れに会いました。松倉先生の奥様とお嬢さん、そして胸に抱かれた赤ちゃんです。ちょうど夕方の散歩から戻ってきたところという感じでした。 はじめは松倉先生のご家族と気づかずに声をかけたのですが、未知のお爺に声を…

「人々は忘れている」~部活の外部指導者、教員以外に受け手がないという話

三連休、いかがでしたか? 私はさまざまに忙しい三日間でした。しかし中学校の部活指導の先生方は、大会引率に練習にと、実質的に休めたのはほんのわずかでした。世間の人たちは生徒として保護者として、こうした実情を知っているはずなのにどうしてもっと尊…

「誰もがすべてを知っている」〜学校というマトリックス型組織

昨日はご苦労様でした。本当に楽しいイベントができました。お客様たちも満足してお帰りになりました。 私はいつも思うのですが、教員にこうしたことをやらせると実に卒なくうまく仕上げます。あっちもこっちも神経を高ぶらせキリキリと仕事をこなすといった…

「少人数教育の行方」~ほんとうは50人学級だって困らない

私は一時期、へき地の学校に勤務していたことがあります。へき地といっても昔に比べると交通の便もよくなり、以前のような印象はありません。ただ1クラス10人を切る中で、へき地教育よりは少人数教育という点で学ぶことの多い学校でした。そして近年は、…

「松枯れと高砂」~最近、松枯れが目立つこと、高砂のジジババの話

旅行学習の最中に矢崎先生が山の松枯れに気がつきました。山が焼けたように赤いのです。 松が枯れる原因はいくつかありますが、全山丸枯れとなると松食い虫が原因だと考えられます。正しくはマツノザイセンチュウという線虫です。これは外来種で19世紀以前…

「最初に何をするのか」~三歳までに身につけさせたい三つのこと

中学校の教員をしていた頃、入学してくる子どもの97%くらいまではまあ我慢できるとして、残りの3%ほどに「なぜこの子が中学生なんだ」と言いたくなるほど基本的なことのできない子たちがいて、」本当に不思議でした。 能力的な問題ではありません。学習…

「人生に必要な知恵はすべて保育園で学んだ」~ウチの子は保育園に育ててもらった

自分自身が子どものころから子ども好きでしたから、結婚して子を持ったとき、嬉しくて嬉しくてそれこそ毎日のように遊んでいました。特に日曜日はあちこちの児童公園や運動公園を探しては、毎週必ずどこかで日がな一日遊んでいたのです。けっこういいお父さ…

「『なんとまあ、この子たちは…』と思うとき」~なんといい加減な食生活をしているのだろう

三日間の宿泊学習、ご苦労様でした。生徒たちが行程をよく理解していて、係活動もスムースにできます。もちろん課題もいくつかありましたが、子どもたちが誠実に働く、とてもよい旅行でした。 ただ私には、修学旅行も含めて多くの宿泊学習で共通に感じる不満…

「悪筆退散」~もう一度、字の練習をしてみたくなった話

私はおそらく教員の中でも最も早くコンピュータを買い、ワープロ専用機を購入した一人です。別にITスキルを自慢したいのではありません。とんでもない悪筆で、自分の文字は一字たりとも世間にさらしたくないという情熱がハンパではなかったのです。昔はま…

「女性の凄まじさ、自分のためでなく誰かのために死ぬ幸せ」~NHK大河ドラマ「八重の桜」が前半の佳境にさしかかった

NHKの大河ドラマ「八重の桜」が前半の山場にさしかかっています。鶴ケ丘城の攻防です。今週はいよいよ幕府軍が城の真下まで入り込み、城の内部に侵入し始めました。男装をした八重は子どもを中心とする鉄砲隊を率い、最前線を駆け回って幕府軍の先鋒と壮…

「非科学の話」~私の経験した小さな奇跡

長く生きてくると、いろいろなことに出会います。 【第一話】 10年ほど前の話。 桃栗三年柿八年と言いますが、我が家の庭にあった柿は丸15年たっても実をつけず、毎年秋に大量の葉を降らせる迷惑ものでした。そこで母が「あんな木は大したものでもないか…

「7月になりました」~今月のウンチク

今日から7月です。 7月は西暦で7番目の月に当たり、日数は31日です。 日本では、旧暦7月を文月(ふみづき、ふづき)と呼び、現在では新暦7月の別名としても用います。 文月の由来は、7月7日の七夕に詩や短歌をつくったり、虫がつかないように書物を乾…