2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
部活の地域完全移行を宣言する自治体が次々と出てきた。 しかし都会はまだしも、人もなく金もない田舎町で何ができるのか――。 部活は時間をかけて小出しに校外に出し、 貰えぬ残業代よりも確実な調整額。特典もあるしね。という話。(写真:フォトAC) 【部…
「子育ては保育園と学校が面倒を見ます」 暗にそう言ってきた以上、政府に教育の大風呂敷はたためない。 しつけは学校の重要な指導項目だ。 部活も完全に切り離すことは難しい。という話。(写真:フォトAC) 【子どものしつけは誰の責任か】 しつけという言…
平成以降の教育改革は目指すものが高すぎた。 教師のやることは多すぎるが、実りは余りにも少ない。 そしてそれどころか、 基本的で大切なものがごっそり、失われようとしている。という話。(写真:フォトAC) 【学校の教育課程を昭和に戻せ】 躾も家庭学習…
日本の少子化・高齢化が、教職員を増やすことに二の足を踏ませる。 女性の社会参加を促し、二人以上の子を持つことが奨励される。 代わりに差し出されるのが、 「子どもは学校が面倒を見ます」と書かれたカードだ。という話。(写真:フォトAC) 【少子化が…
つい数年前まで、教職は子ども相手で楽な、 高収入の、安定した仕事だと思われていた。 だからいくら負担を増やしても、誰も心傷まなかった。 その時のツケが、今、回り巡って来た・・・という話。(写真:フォトAC) 先週の水曜日(12日)のこのブログで、…
キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
給特法を廃して残業手当を設ければ、労務管理も進み、 教師の生き方も今よりずっと人間的なものになるだろうと言う。 しかし国家公務員を見よ、 彼らは残業手当があっても働くことをやめないじゃないか。という話。(写真:フォトAC) 【残業手当があるのに…
霞が関が危機的状況だという。 異常な長時間労働に苦しんで、人は辞めるが代わりは来ない。 その姿は学校にそっくりだ。 いや待て、違う。官僚には残業代が出ていたはずじゃないか?という話。(写真:フォトAC) 明治時代、近代化を急ぐ政府は国民を説得し…
日本の学校教育は国民に政府が頭を下げ、 学校に来ていただくところから始まった。 だから「学校がすべての責任を負います」と言わざるを得ず、 だから教員の日常は今も苦しい。という話。(写真:フォトAC) 【日本では学校が子どものすべてについて責任を…
教員も働き方の意識を変えるようにと専門家は言うが、 教師の気持ちは大きくは変わらないだろう。 学校の教師も港の漁師と同じ。 隣りのアイツには負けたくないのだ。という話。(写真:フォトAC) 【思った通り、教師が子どもを犠牲にする話】 全国中学校体…
全中の規模縮小は教師の負担軽減のためじゃない。 大会を担う係員・補助員(部活顧問と部員)が足りないからだ。 それを教師のためだと言われて認めると、 のちのち何を言われるか分からない、という話。(写真:フォトAC) 【全中(全国中学校体育大会)1…
キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
単純で分かり易い農業の世界で、 人はこころ病むことがない。 しかし300年前はさらに単純で分かり易かった。 現代は農業と言えど、もはや聖域ではないのかもしれない。 という話。(図版:歌川広重「東海道五十三次」より「原 朝之富士」) 【再々掲:百姓は…
子どもの成長を植物に例える人がいる。 しかしどうだろう。 植物の世界では、同じ種類に同じことが一斉に起こる。 それは人間には決して起こらないことだ。 という話。(写真:SuperT) 【子どもの成長を植物に例える】 子どもの成長を植物の成長に例えてい…
わが家の畑、数えたら30種もの作物をつくっていた。 「そんなに多くて大変じゃないか」人は言うが、 それぞれの作物にはそれぞれのスタートとゴールがある、 それを組み合わせて行けば、なんとかなるのだ、 という話。(写真:SuperT) 【今年の畑:少量し…
人が反省し後悔するのは、論理のためではない。 事実の積み重ねだけが罪深さを教えるのだ。 そのために学校では「反省文」という文化が育ち、 事実を見据える教育が行われてきた、 という話。(写真:フォトAC) 心の中にある不安や恐怖、怒り苦しみなどを…
見えないはず心の中を“見える化”すれば、 自ずと問題のちっぽけなことに気づかされる。 ”モノ”のようになった不安や苦しみからは、 問題のほんとうの深刻さも解決策も見えてくる、という話。(写真:フォトAC) 【正体が見えないから恐ろしい】 「幽霊の …