2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
日本の教育は世界一だが完璧ではない。 政府もマスコミも、完璧でないことをもって教育改革を叫ぶが、 ほぼ健康な体にメスを入れるのはいかがなものか。 もうしばらく、対症療法で様子を見てはいけないのだろうか? という話。 (「休日の校庭」 PhotoACより…
公立の普通の学校は教育の研究室ではない。 実験的なことは行ってはならない。 仮にやっても、その試みはいつか自然に消されてしまう。 ただエネルギーがムダ遣いされ、時間がかかるだけだ。 こうして日本の学校教育は、成熟した、最先端のものとなった。 と…
きつくなったズボンに体を合わせようと、 筋トレ・ジョギングを始めて10か月。 まだ目標は達成できていないが、方向は見えてきた。 しかし運動は、同時に目標を阻害する要因も生み出すようだ。 という話。 (「脚3」PhotoACより) 【ズボンを履くために始…
津久井やまゆり園事件について、 自分の中に植松被告と同じものを発見して傷つくのも、 その無慈悲な言葉を社会の声のように聞いて怯えるのも、 ともに間違っている。 私たちはもっといい人間だし、社会はもっと優しくできている。 という話。 (「車椅子生…
「キース・アウト」 京都市もまた、教員の働き方改革に真剣に取り組み始めた。ただし仕事を増やすことも忘れていないらしい。 - キース・アウト
「津久井やまゆり園事件」の被告人質問が始まった。 被告は、「自分には責任能力がある」といい、しかし、 「意思疎通の取れない重度障害者は安楽死させるべきだ」 とも言う。 私たちはこの事件から何を学べばいいのか。 という話。 (「分厚い本と金色の天…
教師が多忙なのは単純に仕事が増えたからだ。 だが仕事を減らせというと、伝統のある重要なものから削られる。 それは減らしてはダメだ、それは重要だと叫びたくても、 きちんと説明し、訴えるための時間がない。 という話。(「修学旅行で海外へ」PhotoACよ…
特別活動を核心とする日本型の教育は、 今まさに外国に向けて発信し、外国に輸出されようとしている。 ところが一方で、 本国日本では、その空洞化が始まろうとしているのだ。 という話。 (「子供54運動会」PhotoACより) 【日本人を日本人にするための教育…
友だちを蹴落としても受験戦争を勝ち抜けというのは愚かな助言だ。 井の中で隣のカエルを蹴落としても、何の足しにもならない。 むしろ井の中の蛙どおし、助け合い、磨き合って、 外の戦いに備えるべきだ。 その修練の場は、受験勉強の中だけにあるのではな…
学校には児童生徒の心を育てるざまざまな仕組みがある。 特別活動として組み込まれている内容のほとんどがそれである。 例えば音楽会や校内合唱コンクール、 その中にある偉大な力について、世の人たちはあまりにも無頓着だ。 という話。 (「合唱大会で歌う…
学習指導要領に定められた授業日数なんて普通は意識しない。 しかし調べてみると、それは35週(175日)なのだ。 ところが実際には、 子どもたちは年間40週(200日)も学校に通っている。 いったい何が起きているのだ? という話。 (「きりつ」Pho…
「キース・アウト」 神戸市教委が「学校業務見直しの指針」を発表したが、必要なものを減らし、どうでもいいものを残すという錯誤は、どうして起こったのだろう。 - キース・アウト
恋愛はもはや「娯楽」のひとつ、 何が何でもしなくてはならないものではなくなった。 しかし「結婚」は今も価値を輝かせているようだ。 だったら恋愛抜きの結婚を広め、 結婚のよさを伝えて彼らの後押しをしよう。 という話。 (「結婚式 フラワーシャワー1…
恋愛をして相手を見極めた上で結婚すべきという考え方は、 戦後のごく短い期間のブームだったのかもしれない。 もはやエネルギーは枯れ、 高く数多い恋愛結婚のハードルを越えられなくなっているのだろう。 しかし可能性は、だからこそある。という話。 (「…
「キース・アウト」 時間割に入るはずのない英語やプログラミングを入れると、学校がガタガタになる様子が目で見えるようになってきた
仲人、見合い、結婚相談所といった古い支援システムが崩壊した後、 長い空白を経て新しい支援事業が始まった。 今やスマートフォンアプリを使った婚活が全盛だ。 しかしその背景には、結婚に対する驚くべき意識の変革があった。という話。 【様々な婚活と交…
同窓会に招かれて行ったら、 私のクラスは独身者だらけだった。 しかしそこには理由がある。 彼らこそ、最も厳しい人生の荒波を受けた世代なのだ。 という話。 (「割れた氷が浮かぶバラトン湖」パブリックドメインQより) 【独身率87.5%の同窓会】 世間…
「キース・アウト」 元文科官僚が「不登校は学校に責任がある」と言っているけど、この人、在職中は何をしていたのだろう? - キース・アウト
新年早々、妻の親戚に葬儀があった。 しかしすぐに駆け付けられない心の壁があった。 知らないうちに静かに縁を切ってしまっていたからだ。 私には、年賀状を介して縁を切りたいとの申し出があった。 ともに心に引っ掛かるできごとだった。という話。(「葬…
無駄だ、虚礼だ、面倒くさいと評判の悪い年賀状。 しかしそれが楽しみな人だって少なくない。 “わざわざ連絡して会うほどでもない、 しかし1年にいっぺんくらいは動向を知りたい、 あなたのことを忘れていないと伝えたい”。 そういう人間関係はこの先どうな…
3学期初日、 私たちはしばしば子どもたちに目標を立てさせる。 しかしそれを守らせるのは容易ではない。 守る方はさらに大変だ。 だが、一年の中で今が一番の踏ん張りどころ。 という話。 (「日の出」PhotoACより) 【新年の誓い・今年の目標】 全国的にも…
「キース・アウト」 小学校英語やプログラミング学習のために、今から学習塾に入れる親や祖父母がいるらしいけど、馬鹿らしいからやめなさい。
いよいよ新学期、 始業式の日の、清新な子どもの心に語りかける、 令和2年最初の話の参考に、 2020年がどんな年か、簡単にまとめてみた。という話。 (「ネズミの車に乗った猫とねずみ4」PhotoACより) 【暦・カレンダー】 令和2年はオリンピック・イ…
あけまして おめでとうございます 本年も、よろしくお願いいたします。