政治・社会・文化

「新規陽性者286人は怖くない」~東京都の新型コロナ新規感染者数の出入りが大きすぎる件について④

新型コロナについては昨日で一応切り上げるつもりだったが、 昨日の発表が286名という飛び抜けて大きな数字だったので、 かえってうれしくなってもう一日扱うことにした。 この値の大きさは、むしろ私の推論を補強するものだ。 というお話。 (「東京都庁…

「もっと丁寧な説明はできないものか」~東京都の新型コロナ新規感染者数の出入りが大きすぎる件③

グラフ上はどう見ても第二波なのに、なぜ政府も東京都も、 かくも落ち着いていられるのか。 そうした疑問から始まって、できるだけ都に有利な解釈をしようと努めてきたのに、 4段階ある警戒のレベルのうち最も深刻な表現に引き上げだとか。 なんだかハシゴを…

「感染者グラフの不思議なリズムと乱れ」~東京都の新型コロナ新規感染者数の出入りが大きすぎる件について② 

新型コロナウィルス新規感染者数の推移を表すグラフには 不思議なリズムと乱れがある。 それは何に由来するのか、 真実はどこに現れるのか? というお話。 (2020.07.14 SuperT自作) 【感染者グラフの不思議なリズム】 上のグラフは私が2月からずっとつけ…

「キョウヨウのある叔母の晩年、ダメな男たちの歴史」~カラオケと麻雀、昔の学生・今の老人②

叔母は最後まで麻雀仲間にこだわって亡くなっていった。 それは4人そろわないと遊べない麻雀の美しい一面だが、 一方、その不思議な点数計算について考えてみると、 ダメな男たちのダメな歴史が浮かび上がってくる。 というお話。 (「マージャン」フォトAC…

「『九州男児』は本人も周囲も大変」~あらゆるものの存在する土地が生み出す強い精神

たいへんな日々が続いてるが、 九州にこれ以上の災厄が降りかかりませぬように。 しかしそれにしても、長い長い苦難の道を、 よくもここまで歩いてきたものだ。 そこに生きる人々の精神は強く、そしてなかなか大変だ。 というお話。 (「熊本県の大観峰」フ…

「日本人の衛生意識、素晴らしいが誇るようなものではない」~ベルサイユ宮殿とふんどし④

100万人都市である江戸は実に清潔な町だった。 しかしそれは歴史的産物であり、むやみに誇るようなものではない。 翻ってそうではない国々を貶めるべきでもない。 というお話。 (「江戸城の巽櫓」フォトACより) 【金肥:売り物になる糞尿】 それまで屎尿処…

「クソ食らえと思った平安貴族と、江戸の庶民の話」~ベルサイユ宮殿とふんどし③

「うんこ漢字ドリル」がかなり売れているようだが、 私たちはなぜ、かくもうんこが好きなのか。 そこで今日は、 平安時代に貴人のうんこを食べた男の話、 江戸の庶民のうんこ事情について考える。 というお話。 (「江戸の商家」フォトACより) 【貴人のうん…

「江戸の町の裸族、ふんどし男と泥人形」~ベルサイユ宮殿とふんどし②

夏の江戸では男たちが裸像同然の姿で働いていた。 そうして帰ってくれば泥人形だ。 好き嫌いの問題でも道徳の問題でもない。 とにかく洗い落とさなければ一日が終わらない。 というお話。 (「東京花火大会(イメージ)」フォトACより) 【18歳、東京の暑さ…

「パリの空の下、糞尿は流れる」~ベルサイユ宮殿とふんどし①

かつてのパリは王宮も街も糞尿に満ち満ちていた。 人々は糞尿を避けて道を歩き、 糞尿から身を守るためにさまざまなものを発明した。 しかしそれは道徳心の問題ではない。 要するに、それでよかっただけのことだ。 というお話。 (「ベルサイユ宮殿」フォトA…

「ぶどう酒が水になった話と都市封鎖」~きちんとロックダウンすれば、感染はすぐになくなるはずではないか?

ロンドンもパリもローマもマドリードも、 あんなに厳しいロックダウンをしたのに、 なぜ新型コロナウイルス感染は長引いたのだろう? それは日本でコロナ死が少ないこと以上に謎だ。 というお話。 (「ロンドンの街並み」フォトACより) 【ぶどう酒が水にな…

「責められて、責められて」~情報をきちんと確認しないと、ひどい目にあう

6月1日から緊急事態宣言が全国で解除され、 私は勇んで東京の娘の家に行ってきた。 急いでいかないと孫が歩くようになってしまう。 ところが行ったばかりに、ひどく傷つくハメになった。 というお話。 (「ハイハイする赤ちゃん」フォトACより) 【『首都…

「誰も誇ってはならぬ」~新型コロナの数字から見えてくるもの③

世界を大きく見ると、 明らかに新型コロナに関して、強い地域性が見られる。 その違いはどこから来るのだろう? 数字を見ながら考える。 というお話。 (「パンデミック」フォトACより) 【死亡者の多寡――地域性を見る】 昨日と同じグラフを載せます。ただし…

「新型コロナへの日本人の対応は、ほんとうにすごかったのか」~新型コロナの数字から見えてくるもの②

世界では新型コロナに関して、 「なぜ日本はこんなに死亡者数が少ないのか」 が話題になっているという。 しかしほんとうに日本の死亡者は際立って少ないのか、 そして世界はどのようにこの新型コロナ事態をとらえたのか、 数字を見ながら考える。 というお…

「世界はそれぞれ違うという、当たり前の話」~新型コロナの数字から見えてくるもの① 

新型コロナ感染の数字やグラフを見ているだけでも、 さまざまなことが浮かんでくる、分かってくる。 しかしたいていのことに関して、 私たちは手をこまねいて見ているしかないのだ。 というお話。 (「パンデミック(赤)」フォトACより) 【エクセル、魅了…

「学校に居場所のない子どもたち」~自分の居場所がない! ①

家にこもってゲームをし続ける子どもたちが共通に語る言葉、 「ゲーム以外に自分の居場所がない」。 私たちはこの言葉をどう解釈し、 どう対応したらよいのだろう。 というお話。 (「港の風景」フォトACより) 【自分の居場所】 先週水曜日(2020.05.20)…

「メルケルさんの爪の垢でも煎じて飲め!」~丁寧な説明をしない政府への苛立ち

安倍内閣の支持率がついに27%まで落ちた。 コロナ対策では日本よりはるかにうまくいっていない国々、 絶望的な経済的な困難を抱えている国の首脳が、 それでも支持率を上げている中で、この数字は異常だ。 とにかくこの国の政府は、呆れるほど丁寧な説明を…

「eスポーツは天使か悪魔か」~ゲーム障害とプロ・ゲーマー

新型コロナ対策の外出自粛がゲーム依存を増やさないかと心配される中、 プロ・ゲーマーをめざすことで免罪符を手に入れようとする子どもたちが出てきた。 eスポーツも国体の中で開かれるようになった。 さて、この状況をどう考えていったらいいのだろう。 …

「アベノマスクがこの国を変えた」~もう来なくてもいいけど  

東京では「使い捨てマスク」が市場に溢れ、値崩れを起こしているという。 安倍首相は「アベノマスク」の効果だと自賛し、 メディアやネットは非難囂々。 しかしやはり、布製マスクを世に広めた功績は大きいのじゃないかな? というお話。 (「手作りのマスク…

「最も危険な国に生き続けることの安全」~わずか半世紀前の日本は、今のコロナ事態以上に危険な国だった

私が子どもだったわずか半世紀前の日本を思い出したら、 結核にポリオに寄生虫――日本はかなり危険な国だった。 そんな国に生き続けることが、 結局、安全に生きることにつながっているのかもしれない。 というお話。 (「茅葺屋根のある光景」フォトACより…

「なぜ医療はいきなり追い詰められたのか」~新型コロナについて分からなくなったこと、分かったこと②

なぜ他の先進国はあれほどのPCRができたのか、 その答えはいずれ出るだろう。 しかしそれにしても、日本の医療はなぜ かくも簡単に崩壊直前に追い詰められたのか。 というお話。 (「救急車」フォトACより) 【答えはいずれ出る】 中国のように医師が289万…

「PCRって、どんだけ簡単な検査なんだ?」~新型コロナについて分からなくなったこと、分かったこと①

大型連休も終わり、新型コロナ感染第一波も終焉に向かおうとしている。 しかしそれにしても、 PCR検査って何だったのだろう。 今ごろになって、すっかり分からなくなってしまった。 というお話。 (「ウイルスと人々」フォトACより) 【一息つけるかも…

「“1万人にひとりのバカ”に振り回されないで、大型連休も自粛を頑張る」~あの人たちとの付き合い方

いよいよ大型連休の始まり、 街も観光地もそこそこ自粛がうまくいっている様子だ。 ただ、そんな時にも関わらず、観光に出かけ、故郷に帰省するバカがいる。 しかしそれでも怒ってはいけない。彼らは1万人にひとりの稀有なバカ者だからだ。 それよりも99…

「事故も病気も今はダメだ」~コロナ感染でなくても、医者にかかることが迷惑になる

岡江久美子さんや志村けんさん、そのほか無名の人々、 その死の様相は、今までにない重苦しさを私たちにもたらす。 世界はすっかり変わってしまった。 今は普通の病気になることも事故に遭うことも、 死ぬことも自重しなくてはいけない。 というお話。 (「…

「みんな、もうちょっと丁寧に説明し合おうよ」~新型コロナの報道と政府 

大切なことを、言葉できちんと伝えていくことが民主主義の基本だろう。 しかしマスコミも政府も、手間を惜しんで言葉も惜しむ。 もっと丁寧な話はできないものか。 というお話。 (「稲村ヶ崎海岸」フォトACより) 【外に出たがる人たちの声にも耳を傾ける…

「誰か、日本人をもっと誉めてくれないか」~私たちは頑張っている

日本全体でこんなに頑張っているのに、 なぜだれも誉めてくれないのか? 数字だってかなりいいものが出ているじゃないか。 なぜ、評価しない。 危機感をあおるだけでなく、少しくらい誉めたっていいじゃないか、 口はタダだ。 というお話。 (「青空とこいの…

「ボクの見た、ボクの世界の、ボクの物語」~岐阜市ホームレス殺人事件

岐阜市でホームレス殺人事件の容疑者少年が5人逮捕された。 私など、家に入り込んだネズミさえ殺すことに躊躇いがあるというのに、 彼らはなぜ、大した理由もなく“人間”を殺すことができるのか--。 想像もできないことを想像してみる。 というお話。 (「…

「中国・韓国・日本・シンガポール・香港・マカオ、それぞれの行方」~この先のコロナ対策とプライバシー② 

感染拡大を防ぐためには、プライバシーを政府に引き渡さなければならない、 ――そうした考え方が今、世界を席巻しようとしている。 しかしどうだろう? 過剰なプライバシー保護には私も抵抗があるが、 さりとてGAFAに譲り渡したように、 個人情報を容易に…

「GAFAにはあげるけど、キミにはあげない」~この先のコロナ対策とプライバシー①

個人情報保護が大切だということは分かるが、 私たちはプライバシーを守るべき相手を間違ってはいないか? GAFAは生活を便利にしてくれるから情報を差し出してもいい、 政府や公共機関は、面白いものをくれるわけではないから渡すべきではない、 と、私…

「最近、コロナでやめたもの」~私は生活の一部を変える

先週、 「もう民放のニュース番組とネットニュースは見るのをやめる」と言ったが、 他にもやめたものがある。 それも含めて、 今日は「コロナでやめたもの」すべてについて語ろう。 というお話。 (「品薄」フォトACより) 【ネット・ニュースをやめる】 …

「カミュの『ペスト』、私たちのコロナ」~人間はこの災厄とどう戦っていくのか 

カミュの『ペスト』に関するテレビ番組を見た。 そして考えたのは、当たり前のことだが、 人は誠実であるべきだということだ。 今からでも遅くない、自らの仕事に誠実に努めて行こう。 「ペストと戦う唯一の方法は、誠実さ」なのだから。 というお話。 (「…