政治・社会・文化

「『呪われた五輪』の舌禍事件はあれでよかったのか」~デジタル・タトゥー、誰も忘れてくれない①

ようやく始まったオリンピック。 ここまでくる道のりはほんとうに大変だった。 しかし今、落ち着いて考えるとあれでよかったのかと思うことも少なくない。 五輪の呪いは、オリンピックが終われば解けるものなのだろうか。 という話。 (写真:フォトAC) 【…

「できないことは叱ってはならない、やらないことは叱らなければならない」~東京都感染者3000人をどうみるのか

新型コロナ感染者が、東京都でいよいよ3000人にも達しようとしている。 なぜこんなことになったのか。 野党・マスコミは正義を笠に着て、できもしないことを政府・東京都に要求する、 その政府・東京都は、同じくできもしないことを国民・都民に要求する…

「やはりやるべきだった東京オリンピックとコソボの娘」~東京2020オリンピック・メモ①

やはり2020東京オリンピックは開かれなくてはならなかった。 5年の長きにわたってすべてを投げ込んできたアスリートのために、 日本の底力を示すために、そして81年前の不始末を始末するためにも。 オリンピックは多くの人々にとって、単なるスポーツ大会…

「アスリート・ファーストの『ア』の字もない」~それでも私はオリンピックを応援したい

とにもかくにもオリンピックは始まる。 今日まで何も言わず、ひたすら耐えてきたアスリートたちが、 静かに表舞台へ出てくる。 私は彼らを心から応援したい。 という話。 (写真:フォトAC) 開会式まであと二日しかないというのに、東京オリンピック、まる…

「更新しました」~キース・アウト

教員免許更新制が廃止になるが、間違っても教師の働き方改革の一環として「先生たちを楽にさせるための政策」と曲げられないように注意しよう。更新制で困っているのは教師ではなく、文科省・教育委員会なのだ。 kieth-out.hatenablog.jp

「残念だ、残念だ、残念だ!」~東京都4回目の非常事態宣言、そしてオリンピック無観客実施

パンデミック下における初めてのオリンピック、パラリンピック。 日本だからできる、日本だからできたと世界に示す絶好の機会だったのに、 東京の第4回目の非常事態宣言とオリンピックの無観客決定。 残念だ、残念だ、残念だ―― という話。 (写真:フォトAC…

「誰かデュ・バリー夫人のように叫ばないか!」~声は出さなくてはいけないが、声の大きさは現実を反映しない⑤

子どもの“今”が大切なマスコミと、子どもの“将来”が大事な学校とは相いれない しかし相いれないからと言って放っておくと学校は押し込まれる 現職教師に社会と戦う余裕はない だとしたら、誰か教師を側面から援護する仕組みをつくらないか という話。 (写真…

「弱い者は弱いままでいい」~声は出さなくてはいけないが、声の大きさは現実を反映しない④

欧米に比べると日本は昔から弱い者に優しく甘い国だった、 そこに舶来の強力な人権思想が被さる。 弱者は徹底的に守られ、保護されなければならい、 そして弱者は弱者のまま、成長の機会を奪われるのだ という話。 (写真:フォトAC) 【日本の子育て:子ど…

「断頭台と東京の居酒屋」~声は出さなくてはいけないが、声の大きさは現実を反映しない①

フランス革命の際、断頭台の王侯貴族は毅然として死に向かった―― しかしそのことが事態の深刻さを見誤らせることになった。 21世紀の日本では、必ずしもみんなが黙っているわけではない。 しかし声の大きさと現実は、必ずしも一致しないのだ。 という話。 …

「男女別働社会が始まるかもしれない」~やはり男女を一緒にしておくことは危険だ

年齢の異なる男女を同じ場所に置いておくことは危険だ―― そう言ってしまうと身も蓋もないのだが、 互いの人権を守り合うことが最優先となると、 もっとも有効な解決策はそこにしかないように思えてくる という話。 (写真:フォトAC) 【ちょっと言い過ぎた…

「AIがハラスメント加害を回避させてくれる」~女子社員を腫れ物扱いせずに済む日が来る

ある正義をきちんと守ることが、別の不正義を生み出すことがある。 ハラスメントを回避しようとする誠実な態度が、 若い部下や女子社員を、仕事の中枢から遠ざけることになっていないか。 そんな不安が、一気になくなる日が来るかもしれない。 という話。 (…

「昭和はさほど、昔じゃない」~私たちの青春時代と今の若者の、それぞれの”30年前″を比べてみた

平成、令和と改元が2回もあり、昭和はずいぶん遠くなったように思える。 しかしあんがい生活は変わっていないのだ。 私たちが明治・大正を見たのと同じような目で、 若者たちが昭和・平成を見ているわけではないと思う。 という話。 (写真:フォトAC) 【…

「秋葉原通り魔事件の救いようのない裂け目」~分断と乖離の、あちら側とこちら側 

明日は付属池田小事件と秋葉原通り魔事件の起こった日。 8年の時を隔てた二つの事件に、大量殺人という以外の何の共通点もない。 付属池田小事件は特別な場所で起こった特異な事件、それに対して、 秋葉原事件は私たちの身近にある、さまざまな乖離と分断を…

「老人と若者で“コロナ禍”の意味が違う」~コロナの生み出す社会の分断②

同じこの国に住みながら、なぜ私たちと若者とでは見る世界が違うのだろう。 なぜあの人たちはこの非常時に、のほほんと平気で遊びあるいていられるのだろう。 そこには世界を観るための道具の違いがあるのだ という話。 (写真:NHK) 【高齢者に新型コロ…

「老人と若者で“コロナ禍”の意味が違う」~コロナの生み出す社会の分断②

同じこの国に住みながら、なぜ私たちと若者とでは見る世界が違うのだろう。 なぜあの人たちはこの非常時に、のほほんと平気で遊びあるいていられるのだろう。 そこには世界を観るための道具の違いがあるのだ という話。 (写真:NHK) 【高齢者に新型コロ…

「新型コロナ、情報弱者としての若者たち」~コロナの生み出す日本社会の分断①

この一年あまり、常に高齢者は若者たちに苛立ってきた。 “重症化しない”という特権をもった連中が、ペストのネズミのごとく街を走り回っている。 若者たちも苛立っている。 政府はオレたちの意見も聞かず、街を閉じ学校を閉じ、自由と楽しみを奪っている――。…

「『がんばろう日本』はもう夢なのか」~マスメディアは国民の足を引っ張るな

10年前、東日本大震災という未曾有の危機に 私たちはひとつになって立ち向かうことができた。 しかし今、政府は国民の“緩み”をあげつらい、 国民はメディアに煽られて政府を罵る。 「がんばろう日本」はもう夢なのだろうか。 という話。 (写真:フォトAC…

「おとなだって誉めなきゃ育たないだろ」~緊急事態宣言で頑張っている人たちを誉めろ!

第三回緊急事態宣言下、第4波感染拡大も減少へと向かってきた様子が見える。 しかしマスコミも政府も、 感染対策の甘い部分ばかりをあげつらって、褒めるということをしない。 それでは国民の意欲も高まらないだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【第4…

「後手に回れば怒られる、先手を取っても誉められない」~母のワクチン接種で思ったこと②

ワクチン接種に不手際が多く、泥縄な対策と朝令暮改。 しかし新型コロナは、今も未知のウイルスなのだ。 その場その場で最善を尽くすしかないじゃないか、 ともに頑張ろう。 という話。 (写真:フォトAC) 【後手に回れば怒られる、先手を取っても誉められ…

「ワクチン接種のドタバタと泥縄、朝令暮改」~母のワクチン接種で思ったこと①

94歳になる母の、新型コロナウイルス・ワクチン接種。 月初めに予約をして第一回接種に行ってきた。 さまざまに伝えられているが、 案の定、予約は大変だった―― という話。 (写真:フォトAC) 【ワクチン接種が始まった】 ここのところニュースと言えばあ…

「賢さも品性もない人が頂点にいる不思議」~子どもが真似しますよ 

「それ、絶対にアカンやろ」と、 関西弁をもってしか表現できない呆れたできごと。 なぜ為政者の中にあんな人が混じっていたのだろう? という話。 (写真:フォトAC) 【頂点は賢く清廉であるべき】 ある意味で私は熱烈な民族主義者ですから、日本人そのも…

「他人が苦しむことに平気でいられる自由も抱えながら」~真に自由主義らしい自由主義社会の自粛② 

第4波新型コロナ感染拡大は一部に絶望的なほどの状況を呈している。 それなのに他方で、一部の人々は完全な自粛に見切りをつけて動き始めている。 だが、それも自由主義なのだ。 私たちは「他人が苦しむことに平気でいられる自由」も抱えながら、 人々の命…

「大型連休中のコロナ自粛、その様相が分からない」~真に自由主義らしい自由主義社会の自粛①

田舎の老人にとって、コロナ自粛は難しくない。 そもそもが退職以来ずっと自粛を続けてきたようなものだ。 ひとりでできることもある。 しかし都会の年寄りたちはどんなふうに日々を過ごしているのだろう? そしてその他の人たちは――。 という話。 (写真:…

「私は絶対にコロナで死にたくないと思った日」~新型コロナ医療の最前線と銃後②

新型コロナ医療の最前線では、死に物狂いの戦いが繰り広げられているというのに 銃後にはほとんど気にせず遊び歩いている輩がいる。 しかし人間には能力差というものがあるのだ。 いかなる場合も、社会のバランスをとるのは能力のある者たちだ。 という話。 …

「追いつめられる看護戦士たち」~新型コロナ医療の最前線と銃後① 

新型コロナの医療現場がいよいよ切羽詰まってきた。 いや、もともと切羽詰まっていたのが限界に近付きつつあるのだ。 私たちはそのことを知っていたのに、 しばしば忘れたり、忘れたふりをしたりしていた。 という話。 (写真:NHK) 【限界を迎える新型コロ…

「子どもたちのテロル」~若きテロリストたちの肖像④ 

映画「灰とダイヤモンド」のマチェク、「テロリスト群像」のカリャーエフ。 彼らにはどこか同じ種類の匂いがまきまとう。 ひとつには恐ろしいまでの純粋さ、初心な精神、 そして歴史の中に埋もれていくこと。 という話。(写真:フォトAC) 【マチェク―「灰…

「人を殺すことの覚悟と用意」~若きテロリストたちの肖像③ 

人を殺すなどという恐ろしいことを、あの人たちはなぜ易々とやってのけたのだろう。 殺人が繰り返し小説や映画のテーマになるのは、そこに人間の深淵が見えるからだ。 そして2200年前の中国の暗殺者は、 やはりそれが容易でないことを私たちに教えてくれ…

「テロリスト列伝」~若きテロリストたちの肖像②

ひとつ糸口があると記憶は次々と呼び覚まされる。 しかし逆に言えば、よくこれだけ忘れてしまったものだ。 ブルータスにシャルロット・コルデー、人切り以蔵、津田三蔵、ジョン・ブース、リー・オズワルド。 それぞれに思いつめた若者の歴史がある。 という…

「緊急事態宣言下で頑張っている人たちを褒めてあげたい」~今日は節分、感謝を込めて

今日は節分。今後は4年に一度ずつ、2月2日が豆まきの日になるという。 新型コロナの新規感染者も、ここにきてずいぶん減ってきた。 医療関係者はもちろん、飲食・観光・娯楽業関係者の人や一般の人たち、 殊に若者が頑張ってくれたからだ。 みんなに感謝…

「突然、ポスト・コロナについて不安になった」~人間ドックに行って気づいたこと 

人間ドックへ行ってきた。このご時世、人の多いところ、 特に医療関係に長居をするのはいやだなと思っていたら、 あっという間に終わってしまった。 やればできるじゃんと思いながら、 しかしこれがコロナ後の、標準規格になるのも嫌だと思った という話。 …