政治・社会・文化

「私は絶対にコロナで死にたくないと思った日」~新型コロナ医療の最前線と銃後②

新型コロナ医療の最前線では、死に物狂いの戦いが繰り広げられているというのに 銃後にはほとんど気にせず遊び歩いている輩がいる。 しかし人間には能力差というものがあるのだ。 いかなる場合も、社会のバランスをとるのは能力のある者たちだ。 という話。 …

「追いつめられる看護戦士たち」~新型コロナ医療の最前線と銃後① 

新型コロナの医療現場がいよいよ切羽詰まってきた。 いや、もともと切羽詰まっていたのが限界に近付きつつあるのだ。 私たちはそのことを知っていたのに、 しばしば忘れたり、忘れたふりをしたりしていた。 という話。 (写真:NHK) 【限界を迎える新型コロ…

「子どもたちのテロル」~若きテロリストたちの肖像④ 

映画「灰とダイヤモンド」のマチェク、「テロリスト群像」のカリャーエフ。 彼らにはどこか同じ種類の匂いがまきまとう。 ひとつには恐ろしいまでの純粋さ、初心な精神、 そして歴史の中に埋もれていくこと。 という話。(写真:フォトAC) 【マチェク―「灰…

「人を殺すことの覚悟と用意」~若きテロリストたちの肖像③ 

人を殺すなどという恐ろしいことを、あの人たちはなぜ易々とやってのけたのだろう。 殺人が繰り返し小説や映画のテーマになるのは、そこに人間の深淵が見えるからだ。 そして2200年前の中国の暗殺者は、 やはりそれが容易でないことを私たちに教えてくれ…

「テロリスト列伝」~若きテロリストたちの肖像②

ひとつ糸口があると記憶は次々と呼び覚まされる。 しかし逆に言えば、よくこれだけ忘れてしまったものだ。 ブルータスにシャルロット・コルデー、人切り以蔵、津田三蔵、ジョン・ブース、リー・オズワルド。 それぞれに思いつめた若者の歴史がある。 という…

「緊急事態宣言下で頑張っている人たちを褒めてあげたい」~今日は節分、感謝を込めて

今日は節分。今後は4年に一度ずつ、2月2日が豆まきの日になるという。 新型コロナの新規感染者も、ここにきてずいぶん減ってきた。 医療関係者はもちろん、飲食・観光・娯楽業関係者の人や一般の人たち、 殊に若者が頑張ってくれたからだ。 みんなに感謝…

「突然、ポスト・コロナについて不安になった」~人間ドックに行って気づいたこと 

人間ドックへ行ってきた。このご時世、人の多いところ、 特に医療関係に長居をするのはいやだなと思っていたら、 あっという間に終わってしまった。 やればできるじゃんと思いながら、 しかしこれがコロナ後の、標準規格になるのも嫌だと思った という話。 …

「頑張っている人を誉めてほしい」~新型コロナ対策に信賞必罰を  

緊急事態宣言が発出されて一週間以上たつというのに、 一向に感染拡大が収まらない。 政府は国民に不審の目を向け、罰則規定を設けようとしている。 しかし待て、その前に国民を誉めなくてはならない状況があるだろう! という話。 (写真:フォトAC) 【感…

「出でよ自粛警察!と叫びたくなる朝」~いいかげんにしてくれよ! トウキョウ!

東京都の新型コロナ感染者がついに1日2000人超。 私たちがこんなに耐えているというのにどういうことだ! 自業が自得で終わらないのがウイルス感染の世界。 東京はいったい何をしているのだ。私はもう我慢の限界を越えた。 という話。 (写真:フォトA…

「アイデンティティとそれぞれの同調圧力」~同調圧力の話③

同じでありたい、同じであってほしいという願いは、 いずれの国・地域であても同じだ。 「同調圧力」などという言葉で、 みんなでこの国を良くして行こうという意志をくじいてはいけない。 多少の行き過ぎはそのつど修正していけばいいだけのことだ。 という…

「子どもたちの帰って来ない正月」~同調圧力の話①

結局、子どもたちは年末年始の帰省を諦めた。 私も致し方ないと思う。 しかし結論は同じでも、そこに至った理由は同じではない。 私たちはどれをどう考えたらよいのだろう。 という話。 (写真:フォトAC) 【正月、子どもたちが帰って来ない】 結局、娘の…

「踊る人々、耐える人々」~コロナ禍のもと、年末年始をどう過ごすか③ 

もしかしたらファクターXなどなくて、欧米よりはマシだとしても、 これから大変な感染拡大が始まるのかもしれない。 しかし国民のすべてに自粛を呼び掛けるのも無意味だ。 踊る人、耐える人、双方に呼びかけるべき別々のことがある。 という話。 (写真:フ…

「誰にでも役割がある」~コロナ禍のもと、年末年始をどう過ごすか②

田舎では人々が戦々恐々として暮らしているのに、 都会では毎日飲み歩いているバカがいる ――と田舎人は感じていたが、結局、 「結局、都会でも田舎でも、自粛する人は一貫して自粛し続け、 警戒心の薄い人はどこにいても飲みに行く、遊びに行く」 それだけの…

「日本はニュージーランドになれない」~感染拡大第三波の憂いと覚悟③

新型コロナ感染に関して、台湾やニュージーランドなどを挙げて、 日本がかくのごとくないことを嘆く人々がいる。 しかし結果が同じなのにアフリカ諸国や中国・韓国を羨む声は少ない。 もっともいずれにしろ、日本はかの国になることはできない。 という話。 …

「新型コロナと石けんカス、一度ついたら剥がせない」~感染拡大第三波の憂いと覚悟②

あれほど心配されたアフリカ諸国のコロナ感染があまりにも少ない。 台湾もニュージーランドも異常に少ない。 そこには自動洗濯機の石鹸カスと同じ原理、 「一度しっかりつくと剥がせないが無垢なままだと維持しやすい」 がある。 という話。 (写真:フォト…

「全自動洗濯機とコロナ」~感染拡大第三波の憂いと覚悟①

娘の家から届いたおさがりの全自動洗濯機、汚れ残りが半端ではない。 洗濯槽の掃除がしっかりできていないからだ。 それにしても注水のすすぎ洗いを、毎回している洗濯槽に、 なぜ石鹸カスや汚れは残るのか? 新型コロナ・ウイルスは、あれほどの行動自粛に…

「母さんは川へ洗濯に、子どもたちは風呂に水を運んで」~モノによってもたらされる幸せ③

二世代(60年)遡るとこの国の中に別の世界が現れる。 若い人たちは親である私たちの世代までしか知らないだろうが、 もう一つ上の人々、祖母たちが働き盛りだったころは、 半ば江戸・明治期と変わりないところから、生活を始めていたのだ。 という話。 (…

「娘と私と母の世代の物語」~モノによってもたらされる幸せ②

30年を1単位と考える「世代」。 それを基準に私たちの育ってきた世代、娘たちの育ってきた世代、 そして母たちの育った世代を見比べると, 意外なものが見えてくる。 という話。 (写真:フォトAC) 【世代】 「世代」という言葉は「ゆとり世代」とか「…

「その正義を全員が誠実に守ったら、人々は幸せになるだろうか」~アメリカの正義と日本の土壌 

アメリカという国のかたちと、 アメリカの正義について考えていたら、突然、気づいた。 人権に対するあの厳しい姿勢はアメリカならではのものであり、 それをそのまま日本に移植すると、ほんとうに辛くなるのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【ハラハ…

「4日かかってよかった」~アメリカ大統領選挙とパンドラの箱③

ジョー・バイデンの勝利宣言は実に平凡で、だからこそ久しぶりに感動的なものだった。 ドナルド・トランプがウケ狙いで次々と繰り出す政策や発言のために、 多くの人々が苦しみ、憎しみ合うことになったが、 選挙の勝敗に4日もかければ、たいていの人々はと…

「理念の封印、怪物の出現」~アメリカ大統領選挙とパンドラの箱②

私が子どもだったころ、すべての起源はアメリカにあった。 政治・経済・文化のあらゆる面で、アメリカは私たちの目指す目標、憧れの対象だった。 それはアメリカが真に偉大だったからだ。 怪物トランプの出てくるまでは。 という話。 (写真:フォトAC) …

「大統領なんてどちらでもかまわない――本質的な問題に比べたら」~アメリカ大統領選挙とパンドラの箱①

時間のかかったアメリカ大統領選挙の開票もようやく終わり、 ジョー・バイデンが次期大統領になる。 しかし4年間のトランプ政治が残した傷はあまりにも大きく、 アメリカはとんでもなくつまらない国になってしまった。 分断なんて昔もあった。 しかしかつて…

「コロナ対応:意外と頑張っている国、怪しい国」~新型コロナのデータに見る世界の今⑧ 

新型コロナの感染者は完全には捉えられていないという不信感があるためか、 あまり見かけないのだが、 「新型コロナウィルス感染症による死亡率の国際比較」という試みも あんがい面白いのかもしれない。 そこから見えてくるものも意義深いはずだ。 という話…

「二つの作為とひとつの誤解」~新型コロナのデータに見る世界の今⑦

ネット社会では必要な数値やグラフはどこからでも引っ張って来れると思いがちだが そうでもない。 誰かによって集められまとめられた統計は、最後まで誰かのものだ。 少しでも自分から関与すれば、おのずと分かってくることもある。 という話。 (写真:フォ…

「在宅勤務、あの妻(夫)と24時間」~ノスタル爺の不安と郷愁②

新型コロナ事態が終わっても、 可能な限り、仕事はリモートワークでという流れは変わらないだろう。 しかしそれが向く人、向かない人、そして向きすぎて心配な人もいる。 ある意味、在宅勤務は家庭にこそ課題がある。 という話。 (写真:ファトAC) 【ポ…

「複合的で個性的な各国のファクターX」~大統領と日本のファクターX②

トランプ大統領、病院内でもやはりひとの言うことをきかないらしい。 ものの考え方の一部がチコちゃんと同じ5歳児で、 思ったことはすぐに口にし、行動に移さないと気が済まない。 しかしそれがアメリカで、感染が収まらない理由もそこにあるのだろう。 も…

「心配するな、大統領は還ってくる」~大統領と日本のファクターX①

トランプ大統領とその夫人が新型コロナに感染したという。 超大国の大統領の入院に世界は戦々恐々としているが、 大丈夫。大統領は還ってくる。 ただし還ってからは、どうか日本基準に近づいて、 安心・安全の選挙戦を戦ってほしいものだ。 という話。 (写…

「東京は差別されている」~それぞれのコロナ③ 

新型コロナ感染に関して、すでに国内の分断が始まっているのかもしれない。 東京をはじめとする都会は、いつまでたっても感染者をゼロにできないのに、 いたって呑気に見えるからだ。 そのことに田舎びとは苛立っている。 しかし都会と田舎、それぞれに理由…

「ダンスを踊る人、ハンマーで叩かれる人」~それぞれのコロナ②

病気は誰にも同じように訪れる――わけではない。 新型コロナウイルス感染は実に不平等だ。 一方にダンスを踊る人がありながら、 他方にハンマーで叩かれっぱなしの人がいる。 という話。 (ヘンリク・シェミラツキ「剣舞」) 【不公平なウイルス】 新型コロナ…

「ドコモ、かしこも、詐欺メール」~ドコモ口座と詐欺メールに関する考察

ドコモ口座事件では、ドコモ携帯もドコモ口座も持たない人でも、 知らないうちに被害に遭っているという。 それで震え上がった。 それにしても、たぶん詐欺らしいというメール、 私のところにもよく来る。 という話。 (写真:フォトAC) 【ドコモ口座詐欺…