政治・社会・文化
人間ドックへ行ってきた。このご時世、人の多いところ、 特に医療関係に長居をするのはいやだなと思っていたら、 あっという間に終わってしまった。 やればできるじゃんと思いながら、 しかしこれがコロナ後の、標準規格になるのも嫌だと思った という話。 …
緊急事態宣言が発出されて一週間以上たつというのに、 一向に感染拡大が収まらない。 政府は国民に不審の目を向け、罰則規定を設けようとしている。 しかし待て、その前に国民を誉めなくてはならない状況があるだろう! という話。 (写真:フォトAC) 【感…
東京都の新型コロナ感染者がついに1日2000人超。 私たちがこんなに耐えているというのにどういうことだ! 自業が自得で終わらないのがウイルス感染の世界。 東京はいったい何をしているのだ。私はもう我慢の限界を越えた。 という話。 (写真:フォトA…
同じでありたい、同じであってほしいという願いは、 いずれの国・地域であても同じだ。 「同調圧力」などという言葉で、 みんなでこの国を良くして行こうという意志をくじいてはいけない。 多少の行き過ぎはそのつど修正していけばいいだけのことだ。 という…
結局、子どもたちは年末年始の帰省を諦めた。 私も致し方ないと思う。 しかし結論は同じでも、そこに至った理由は同じではない。 私たちはどれをどう考えたらよいのだろう。 という話。 (写真:フォトAC) 【正月、子どもたちが帰って来ない】 結局、娘の…
もしかしたらファクターXなどなくて、欧米よりはマシだとしても、 これから大変な感染拡大が始まるのかもしれない。 しかし国民のすべてに自粛を呼び掛けるのも無意味だ。 踊る人、耐える人、双方に呼びかけるべき別々のことがある。 という話。 (写真:フ…
田舎では人々が戦々恐々として暮らしているのに、 都会では毎日飲み歩いているバカがいる ――と田舎人は感じていたが、結局、 「結局、都会でも田舎でも、自粛する人は一貫して自粛し続け、 警戒心の薄い人はどこにいても飲みに行く、遊びに行く」 それだけの…
新型コロナ感染に関して、台湾やニュージーランドなどを挙げて、 日本がかくのごとくないことを嘆く人々がいる。 しかし結果が同じなのにアフリカ諸国や中国・韓国を羨む声は少ない。 もっともいずれにしろ、日本はかの国になることはできない。 という話。 …
あれほど心配されたアフリカ諸国のコロナ感染があまりにも少ない。 台湾もニュージーランドも異常に少ない。 そこには自動洗濯機の石鹸カスと同じ原理、 「一度しっかりつくと剥がせないが無垢なままだと維持しやすい」 がある。 という話。 (写真:フォト…
娘の家から届いたおさがりの全自動洗濯機、汚れ残りが半端ではない。 洗濯槽の掃除がしっかりできていないからだ。 それにしても注水のすすぎ洗いを、毎回している洗濯槽に、 なぜ石鹸カスや汚れは残るのか? 新型コロナ・ウイルスは、あれほどの行動自粛に…
二世代(60年)遡るとこの国の中に別の世界が現れる。 若い人たちは親である私たちの世代までしか知らないだろうが、 もう一つ上の人々、祖母たちが働き盛りだったころは、 半ば江戸・明治期と変わりないところから、生活を始めていたのだ。 という話。 (…
30年を1単位と考える「世代」。 それを基準に私たちの育ってきた世代、娘たちの育ってきた世代、 そして母たちの育った世代を見比べると, 意外なものが見えてくる。 という話。 (写真:フォトAC) 【世代】 「世代」という言葉は「ゆとり世代」とか「…
アメリカという国のかたちと、 アメリカの正義について考えていたら、突然、気づいた。 人権に対するあの厳しい姿勢はアメリカならではのものであり、 それをそのまま日本に移植すると、ほんとうに辛くなるのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【ハラハ…
ジョー・バイデンの勝利宣言は実に平凡で、だからこそ久しぶりに感動的なものだった。 ドナルド・トランプがウケ狙いで次々と繰り出す政策や発言のために、 多くの人々が苦しみ、憎しみ合うことになったが、 選挙の勝敗に4日もかければ、たいていの人々はと…
私が子どもだったころ、すべての起源はアメリカにあった。 政治・経済・文化のあらゆる面で、アメリカは私たちの目指す目標、憧れの対象だった。 それはアメリカが真に偉大だったからだ。 怪物トランプの出てくるまでは。 という話。 (写真:フォトAC) …
時間のかかったアメリカ大統領選挙の開票もようやく終わり、 ジョー・バイデンが次期大統領になる。 しかし4年間のトランプ政治が残した傷はあまりにも大きく、 アメリカはとんでもなくつまらない国になってしまった。 分断なんて昔もあった。 しかしかつて…
新型コロナの感染者は完全には捉えられていないという不信感があるためか、 あまり見かけないのだが、 「新型コロナウィルス感染症による死亡率の国際比較」という試みも あんがい面白いのかもしれない。 そこから見えてくるものも意義深いはずだ。 という話…
ネット社会では必要な数値やグラフはどこからでも引っ張って来れると思いがちだが そうでもない。 誰かによって集められまとめられた統計は、最後まで誰かのものだ。 少しでも自分から関与すれば、おのずと分かってくることもある。 という話。 (写真:フォ…
新型コロナ事態が終わっても、 可能な限り、仕事はリモートワークでという流れは変わらないだろう。 しかしそれが向く人、向かない人、そして向きすぎて心配な人もいる。 ある意味、在宅勤務は家庭にこそ課題がある。 という話。 (写真:ファトAC) 【ポ…
トランプ大統領、病院内でもやはりひとの言うことをきかないらしい。 ものの考え方の一部がチコちゃんと同じ5歳児で、 思ったことはすぐに口にし、行動に移さないと気が済まない。 しかしそれがアメリカで、感染が収まらない理由もそこにあるのだろう。 も…
トランプ大統領とその夫人が新型コロナに感染したという。 超大国の大統領の入院に世界は戦々恐々としているが、 大丈夫。大統領は還ってくる。 ただし還ってからは、どうか日本基準に近づいて、 安心・安全の選挙戦を戦ってほしいものだ。 という話。 (写…
新型コロナ感染に関して、すでに国内の分断が始まっているのかもしれない。 東京をはじめとする都会は、いつまでたっても感染者をゼロにできないのに、 いたって呑気に見えるからだ。 そのことに田舎びとは苛立っている。 しかし都会と田舎、それぞれに理由…
病気は誰にも同じように訪れる――わけではない。 新型コロナウイルス感染は実に不平等だ。 一方にダンスを踊る人がありながら、 他方にハンマーで叩かれっぱなしの人がいる。 という話。 (ヘンリク・シェミラツキ「剣舞」) 【不公平なウイルス】 新型コロナ…
ドコモ口座事件では、ドコモ携帯もドコモ口座も持たない人でも、 知らないうちに被害に遭っているという。 それで震え上がった。 それにしても、たぶん詐欺らしいというメール、 私のところにもよく来る。 という話。 (写真:フォトAC) 【ドコモ口座詐欺…
ヨーロッパ諸国も日本同様、第二波の感染拡大に襲われつつある。 しかし死亡者の増加は第一波ほどではない。 その点でも日本と同じだ。 もしかしたら私たちは対応の肝をつかんだのかもしれない。 という話。 (写真:フォトAC) 【エスニック・ジョークを…
新型コロナウイルス防疫に一応成功したと言える国や地域は、 中国や韓国など、ごくわずかだ。 しかし成功者であり続けることは、 それなりに苦しい。 という話。 (「春節の飾り」フォトACより) 【中国の場合】 中国については昨日も少し書きましたが、グ…
新型コロナウイルス感染に関して、 各国から出されるデータは何か怪しく、時に危うい。 しかしそれでも信じるとして、 そこから見えてくるアフリカの不思議と東アジア諸国の暫定勝利。 という話。 (「パンデミック(世界)」フォトACより) 【いい加減な…
新型コロナ・パンデミック以来、世界は外国への関心を失ってしまった。 しかしその間も世界は動いている。 こと新型コロナウイルス自体に限っても、 その様相は刻々と変化しているのだ。 という話。 (「世界地図とガラスの地球儀」フォトACより) 【余裕…
安倍首相が辞意を明らかにした。 評価は様々だろうが、私にとっては「マスクの文化」の救世主だ。 アベノマスクが意識を変え、 玉城ノマスクと小池ノマスクがブームを生み出した。 そして今や、マスクは感染予防の主役だ。 というお話。 (「マスクをした子…
差別・中傷は弱い人間によって行われる。 弱い人間がなくならない限り、差別や中傷もゼロにはならない。 だから大切なのは、そうした弱虫を叩くことではなく、 支持者・仲間・感謝を伝えたい人々がその何百万倍もいると伝えることだ。 誰か、いいアイデアは…