カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「更新しました」~キース・アウト

「教員採用の倍率を上げるには、今いる人たちを大事にすることが一番の広報」という視点は正しいが、仕事は減らさない、人は増やさないといった状況を放置して、大切にされている気分にさせるのは難しいんじゃないのか? kieth-out.hatenablog.jp

「生活環境を整えないと教員の性犯罪は減らない」~教師と性犯罪④ 

教員の性犯罪が後を絶たない。 だから自覚を促そう、厳罰化しよう、前歴を調べよう――。 しかし普通、問題があると元具体的な原因を探って対処しようとしないか? 実は原因も対処法も、政府やマスメディアは分かっているのだ。 しかし誰もそれをしない。した…

「犯罪に走るなら金を払って風俗に行けばいいじゃないか――とはならない」~教師と性犯罪③

ストレスによって判断力や羞恥心・道徳心が抜け落ちるとして、 なぜそのあとのむき出しになった欲望は、性犯罪へと向かうのか。 犯罪に走るくらいなら風俗に行けばいいのに――、 そんな一般社会で通じることも、学校では通用しない。 という話。(写真:フォ…

「何が教頭を性犯罪へと仕向けたか」~教師と性犯罪②

教頭という地位ありながら、50歳を過ぎて初めて性犯罪に手を染める、 その重大さを考えてみる必要がある。 なぜ教頭は突如、性犯罪者になりしか。 そこには「もともとの小児性愛嗜好」では済まない何ものかがあるのだろう。という話。(写真:フォトAC) …

「教師の性犯罪はとびぬけて多いのか」~教師と性犯罪①

教員採用の際、候補者の性犯罪記録を調べようと、自民党行革本部が言い始めた。 そこまで信じられていない。情けないことだ。 実際に、一部ネット市民が言うように、「教員は性犯罪予備軍ばかり」なのだろうか。 この際きちんと調べてみなくてはならないと思…

「更新しました」~キース・アウト

ひとの迷惑にならず、危険さえなければ、子どもたちは何をやってもいいと専門家たちは言うけれど、それで果たして、苦しい勉学を続けていけるものだろうか。 kieth-out.hatenablog.jp

「更新しました」~キース・アウト

どうやら大阪地裁はブロンドやブルネットの外国人留学生でも高校が黒く染めさせることを認めたらしい――という誤報まがいの記事が出た。 kieth-out.hatenablog.jp

「ゴールポストは動かさない」~子どもの導き方のあれこれ⑨

「感情で怒るな」の一番重要な意味は、 その時その時の気分で怒り方を変えるなということだ。 さまざまに対処法はあるが、 やはりゴールポストを建てて、動かさない生き方を学ぶしかない。 という話。(写真:フォトAC) 【三つの訂正】 訂正しなくてはなら…

「子どもの成長と人生の設計図を描く」~子どもの導き方のあれこれ⑧

生活の端々で、 ことの善悪・正邪をたちどころに判断して指導できる大人はいい。 そうではなく、常に物事を相対的に考え判断の遅れる人には、 子の成長と将来の設計図を描くことが一助となるだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【こんなふうに育って欲し…

「子どもの自由を最も大切にする保護者に」~子どもの導き方のあれこれ⑦

教師で言えば根っからの民主主義者、自由と平等・博愛を愛する子ども中心主義。 親に置き換えると、 「友だちのような親子関係を築きたい」と本気で思っている保護者、 「小学生の間くらいは自由に伸び伸びと育って欲しい」と願っている親、 「大人の顔色を…

「理念が現実に降りるとき」~子どもの導き方のあれこれ⑥

すべての人に有効なアドバスというものはない。 だから私のような生粋の自由民主主義者、子ども中心主義者のみに言っておく、 そうした美しい理念だけでは現実が動かせないときがあるこ、 そして高邁な理念が現実に降りるとき、悪魔の論理となる場合がある。…

「子育てや教育の知恵は学校や保育園にある」~子どもの導き方のあれこれ⑤

子育てや教育に関する情報は、ほとんどが科学的根拠を有していない。 子どもを実験台に乗せて、あれこれ試すことはできないからだ。 しかし子育てや教育には、私たちが時間をかけて獲得してきた経験則がある。 学校はまさに、その経験則の宝庫なのだ。 とい…

「指導教科別、この先生のクラスが荒れない(下)」~子どもの導き方のあれこれ④

極端に授業時数の少ない美術科・技術家庭科は少ない時間を全力で使う。 数学科・理科・英語科の教師たちもそれぞれのやり方で学級を統制する。 国語科と社会科は――、 彼らは自由で広範な発言を求める。しかしそれが自らの首を絞めるときがある。 という話。 …

「指導教科別、この先生のクラスが荒れない(中)」~子どもの導き方のあれこれ③

音楽の先生というと芸術家だからたおやかな感じもするが、実はそうではない。 彼らはタクト一本で千人も動かそうという独裁者だ。 音楽習得の厳しい環境の中で育ってきたから基礎基本にもうるさい。 そして学校全体を指導する中で自分のクラスも育てようとす…

「指導教科別、この先生のクラスが荒れない(上)」~子どもの導き方のあれこれ②

担当教科というのは意外に教師の生き方や人格と同期する。 国語科や社会科は多様性を重視する。理科の教師は実証的だ。 体育科の教員には情熱的で割り切りの早い人が多い。 英語の先生たちの開放的でその記憶力には舌を巻く・・・等々。 そしてそれは学級経…

「感情で怒るなと言われて詰まる」~子どもの導き方のあれこれ①

子どもの不正に対して、どういう態度で接していくか――。 私は当初、怒りをもって対決して行こうと考えていた。 ところが周囲を見回すと、いろいろなタイプの教師がいて、 様々な対処の仕方をしていることが分かってくる。 そこにはある種の類型がある。 とい…

「更新しました」~キース・アウト

教員採用試験の競争率が下がり続けているというのに、文科省も自治体も本質的な解決の道を探ろうともしない。これって、かなりヤバくないか? kieth-out.hatenablog.jp

「ならぬことはならぬという学び」~ハーヴとイーツに起こったこと③

大人になって融通を利かせるにしても、 子どものうちは絶対に守らなくてはない社会的ルールがある。 それを身につけさせることで、“何かのために何かを我慢する力”をつける、 それが小学校にあがる前にやっておかなくてはならないことなのだ。 という話。 【…

「鉄の掟:完食せざる者、デザート食うべからず」~ハーヴとイーツに起こったこと② 

5歳の孫のハーヴは夕食が食べきれず、そのためにデザートがお預けとなった、 そして一口も食べられなかったデザート皿は、本人の手で台所に運ばれる。 ハーヴはそこで激しく泣いた。 鉄の掟が立ちはだかっていた。 という話。 (レストランでの食事風景です…

「優しさの学習」~ハーヴとイーツに起こったこと①

ストレスだ、どうにかしろと家族に訴えたら、 娘のところから孫たちの動画が送られてきた。 それを見ながらふと、 人はどんなふうに優しさを身につけるのだろうと考える気になった。 という話。 【孫たちの動画が送られてくる】 「コロナ事態で人にも会えな…

「緊急事態宣言下で頑張っている人たちを褒めてあげたい」~今日は節分、感謝を込めて

今日は節分。今後は4年に一度ずつ、2月2日が豆まきの日になるという。 新型コロナの新規感染者も、ここにきてずいぶん減ってきた。 医療関係者はもちろん、飲食・観光・娯楽業関係者の人や一般の人たち、 殊に若者が頑張ってくれたからだ。 みんなに感謝…

「一人のジョブズを育てるために、みんなで耐える」~何とも言えない未来への不安③

技術革新や合理化は必ずしも人々を幸せにしない。 それなのに私たちは、技術革新や合理化を担う一握りのエリートを育てるために、 普通の子どもたちの時間を奪い、無駄に遊ばせているのかもしれない、 そう思ったら本当に気が滅入ってきた。 という話。 (写…