知識
今日は満月。 1006年前の今夜、藤原道長はあの有名な歌を詠んだ。 その日と今日の間にすばらしい一致があり、 今日と明日の間にも素敵な偶然がある。という話。(写真:フォトAC) 【今日の満月は1000年前、藤原道長が見上げたものと同じ月】 今夜は満月、し…
あれほどあからさまな死刑台へのエレベーターに、 若者はなぜかくも易々と乗ってしまったのか――。 そこにはネット時代と特有の、 情報過多と偏りがあるのかもしれない、という話。(写真:フォトAC) 【若き情報弱者の犯罪】 右の画像は先週、ネットのあちこ…
久しぶりに中毒気質・中毒体質があふれ出て、 身体に異変が出るほどパズルにハマっていた。 しかしパズルだとあんなにできることが、 なぜ学校の勉強ではできないのだろう? という話。(写真:フォトAC) 【突然、手足がむくむ】 靴下を脱いで見た足の、足…
10月になった。 あれほど暑かった夏も終わり、さすがに秋の気配。 落ち着いた雰囲気をとり戻しながら、 子どもたちにも10月を教えてあげよう。という話。(写真:フォトAC) 【10月になりました】 10月になりました。 今年になって10番目の月で31日間ありま…
台風10号(サンサン)が上陸中です。 鹿児島上陸後、まる1日たっても九州を出ない恐ろしい台風は、 新学期が始まってもまだ近畿地方にいるらしいのだ。 その台風の名前とメカニズムについて調べて来た。という話。(写真:フォトAC) 【あまりにも遅い台風】…
ウソをつくというのは極めて人間的な行為だ。 もしかしたらAIは、人をからかったり弄んだりといった点でも、 人間に近づいたのかもしれない。 そして人間らしく、過ちも犯すようになった――、という話。(写真:フォトAC) 【優秀でない者の遇し方】 息を吐…
やはり生成AIの助けを借りたい事情があり、私は再びChatGPTに向かう。そしてウソつき少年に、ウソをつかせない方法を編み出すのだ。という話。(写真:フォトAC) 【不毛な、あまりにも不毛な生成AIとのやり取り】 平安時代の貴族の数はどれくらいかとCh…
Microsoftの生成AI(Copilot)は使い勝手がいい、友人はそういうが、私にとっては大同小異、使い物にならない。しかしやはり気になる。使っている人がいる以上、使い方があるはずだ、という話。(写真:フォトAC) 【AI:こんな簡単なこともできない】 友…
ChatGPTは日々進化し自己増殖する。しかしもしかしたら取り繕う技術のみを高めているのかもしれない。ChatGPTのうそは見破ることが難しい。 MicrosoftのCopilot ならもう少しマシだが、とも言われたけど――、という話。(写真:フォトAC) 【AIプロンプト】 …
夏の暑さと学校プールの設置率との間に関係はあるのか、 設置率と市民の泳力との間に正の相関関係はあるのか、 はたまた泳げないことで水難は増えるのか、 そもそも泳げることは重要か?という話。(画像:フォトAC) 【日本で一番、夏が暑くならない県】 ク…
結婚式というのはけっこう厄介な行事だ。形式自体は古いので歴史の滓(おり)がたっぷりついている。しかしそれを完全に払しょくすると、今度はついてこれない人が続出する、という話。(写真:フォトAC) 【大人社会はコンニャクのように、撥ね退けるか取り…
今日は二十四節気のひとつの「大暑」。 これから立秋までの期間にはさまざまな呼び名がある。 しかし今の教師にそれをゆっくり調べる時間はない。 教員の質の低下と言うなら、まずこちらを心配すべきだ、という話。(写真:フォトAC) 【そもそも大暑・土用…
日記の一番の難しいところは、何をどう書くか決める部分だ。 特別な日も声掛けを忘れず、平凡な日は観点を持たせる、 それでも書くことのない日のために、 「書くことのない日のための話題ストック」を用意しておく、という話。(写真:フォトAC) 【文章の…
8歳の孫のハーヴは最近、小説執筆に夢中、 いくらでも長く書けるのだという。 しかも発想は自由、文末の処理は的確。 いったいどうして、そんなことができるようになったのだろうという話。(写真:フォトAC) 【孫1号が小説を書く】 『冬が始まったころ、…
7月に入って、新たな夏ドラマが始まった。 しかし主演レベルが知らない俳優ばかり。 実生活でも、知らない人が親し気に声をかけてきたりする。 相貌失認――しかしそれにもめげず、他に伍してきた私は立派だという話。 (写真:フジテレビ:サイトにリンクし…
単純で分かり易い農業の世界で、 人はこころ病むことがない。 しかし300年前はさらに単純で分かり易かった。 現代は農業と言えど、もはや聖域ではないのかもしれない。 という話。(図版:歌川広重「東海道五十三次」より「原 朝之富士」) 【再々掲:百姓は…
子どもの成長を植物に例える人がいる。 しかしどうだろう。 植物の世界では、同じ種類に同じことが一斉に起こる。 それは人間には決して起こらないことだ。 という話。(写真:SuperT) 【子どもの成長を植物に例える】 子どもの成長を植物の成長に例えてい…
わが家の畑、数えたら30種もの作物をつくっていた。 「そんなに多くて大変じゃないか」人は言うが、 それぞれの作物にはそれぞれのスタートとゴールがある、 それを組み合わせて行けば、なんとかなるのだ、 という話。(写真:SuperT) 【今年の畑:少量し…
見えないはず心の中を“見える化”すれば、 自ずと問題のちっぽけなことに気づかされる。 ”モノ”のようになった不安や苦しみからは、 問題のほんとうの深刻さも解決策も見えてくる、という話。(写真:フォトAC) 【正体が見えないから恐ろしい】 「幽霊の …
認知療法は認知心理学に由来するものではなく、 精神分析学や行動療法の限界を越えて出てきたものだ。 その方法は記述と評価と対話。 警察の取り調べに似て、実に興味深い――、 という話。(写真:フォトAC) 【「認知」「療法」という矛盾】 認知療法とい…
NHKの大河ドラマ「光る君へ」。 今ひとつ盛り上がらないのはなぜだ? こんなに面白い歴史ドラマは、 めったにないと思うのだが―― という話。(写真:フォトAC) 【今さら大河、今から大河】 NHK大河ドラマ「光る君へ」の視聴率が低調で、「やはり合戦シ…
「悪い子」の反対は「よい子」なのか「いい子」なのか、 「行く」の読みは「いく」と「ゆく」どちらが本来の姿なのだか。 調べ始めたらとんでもないことが出てきた。 私はこれまで何を学んできたのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【「悪い子」の反対…
Facebookの元教え子の日本語表記が気になる。 「ゆう」は「いう」、「そうゆう」は「そういう」に、 それぞれ書き換えるべきではないか―― そう思って調べたら、とんでもない事実が判明した。 という話。(写真:フォトAC) 【四半世紀前の教え子にいうべきか…
日本人に比べ、欧米人には識字障害が極端に多い。 それは英語が難しすぎるからだ。 それに比べたらはるかに楽だが、 日本語にだって難しさはある。 という話。(写真:フォトAC) 【識字障害の話】 識字障害(ディスレクシア)というのは知的障害がないのに…
定年は延びるが管理職は教壇に戻り、給与も3割減る。 それでも続けられる人がどれだけいるかと思ったら、 意外と多くて、数年後は6万人近くも教員が増えてしまう。 大丈夫か?という話。(写真:フォトAC) 教職員人事に関する新聞発表があったことについ…
家の畑にフキノトウが顔を出した。 今年は例年より早く気づき、花の咲く前に収穫できた。 フキノトウには思い出がある。 人生で初めて、自分の子に教えてもらったことだからだ。という話。(写真:SuperT) 【フキノトウ(蕗の薹)】 裏の畑の柿の木の根元に…
今日は4年に一度しかやってこない特別な日。 それすらも知らない子どもたちが大勢いるから教えてあげよう。 4年に一度は100%確実なわけじゃない。昔は2月が12月だった。 この日生まれはいつ齢をとるの? この日生まれの有名人は?という話。(写真:フォト…
バレンタインデーに義姉からチョコレートを贈られた。 6粒入り3456円。一粒576円。豚に真珠、猫に小判。 しかしそれにしても「ゴディバ」っておいしそうに聞こえるか? そこで調べると面白い話が出てきた。という話。(ジョン・コリア「ゴダイヴァ夫人」(部…
有名ブランドのおさがりを、義姉が次々送ってくる。 だから私はけっこうブランドに詳しい。そして調べる。 「ビトン」「ディオール」「フィラ」「アディダス」って何だ? 「NIKE」はやっぱり「ニケ」だろう?という話。(写真:フォトAC) 【ボクがブラ…
妻がネットで買い物をし、その支払いに郵便局に行った。 しかし局員が言う。「外国人名義の口座ですが大丈夫でしょうか?」 妻が連絡を取り合っていたのは日本企業の日本人担当者、 怪しい!という話。(写真:フォトAC) 【やはり教員は世間知らず(お金に…