教育・学校・教師

「親は躾をしなくていい、教師は仕事を増やせ、オマエは死ね」~文科省が学校に容赦ない通知を出している②

押印廃止と文書のデジタル化・オンライン化で保護者は楽になり、教員は苦しむ。 それだけならまだしも、子どもの躾が妨げられるとしたらどうだ? 親が楽をするほど子どもはダメになっていく。 それを考えると私はもう狂死しそうだ。 という話。 (写真:フォ…

「対抗策:通知票はやめる、大切な書類は直接親が届ける」~文科省が学校に容赦のない通知を出している①

官邸のハンコレス方針に従って、文科省も学校に押印の廃止を指示したという。 親に押印させる書類なんて、さほどないと思うのだが、 それでもやめて、オンラインで連絡できるようにするらしい。 保護者には便利かもしれない。しかしこれで学校は死ぬ。 とい…

自分のフンドシは洗って渡す」~書類の整理の工夫

隣り百姓とはいえ、私だって他人のフンドシをあてにしていただけではない。 時には誰か役に立とうと頑張っていたこともある。 もっともこの世界、 「自分のために」が「誰かのために」であることも少なくないのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【他人…

「隣り百姓の伝統」~本質的でない仕事では手を抜け

教育に関する実験的なことは外国にやってもらい、 成果は我が国で利用すればいい。 同じように無意味な努力をしないで済むように、 いつも周囲を見回していることは多忙な学校教師の必須な条件だ。 という話。 (写真:フォトAC) 【隣り百姓の伝統】 昨日…

「『実験は外国で、成果は我が国で』でいいじゃないか」~オンライン学習ならでは問題が起こっているらしい

新聞によると、IT先進国の韓国ではオンライン学習ならではの問題が出ているらしい。 いずれも私たちの想像を越えるもので、実際に始めて見ないと分からないことばかりだ。 やはり新しい教育のやり方は諸外国で試してもらい、成果は我が国で、 それでいいじ…

「汝、印鑑するなかれ」~ノスタル爺の不安と郷愁①

政府に関わる書類から、一斉に押印がなくなる勢い。 その流れは当然、都道府県から市町村、そして学校へと降りてくるだろう。 必要ないものは淘汰されてしかるべき、 それはそうだが、やはりなあ・・・ という話。 (写真:ファトAC) 【印鑑がなくなるか…

「『みんな違ってみんないい』が『何でもいい』わけではない」~君たちが理解できないこと②

道徳やマナーの基本は「その行為は美しいかどうか」だ。 トリキの錬金術師たちはその基準で自分を見ることができない。 美しいこと・よいことは、それくらい学ぶことが難しい。 まあしかし、ガキのやることだ、少しは大目にみてやろう。 という話。 (写真:…

「いい加減になさい! トリキの錬金術師たちよ!」~君たちが理解できないこと①  

トリキの錬金術が話題となった。 もちろん大半の人たちは冷笑する。 古代~中世の錬金術師と同じように、 現代の錬金術師にも決定的に理解できていないことがあるからだ。 という話。 (アドルフ・ヒレミ=ヒルシュル 「アケローン河の御霊」) 【トリキの錬…

「誰も持っていない、私一人のデジタル教科書」~学校の教科書がデジタル化されるらしい③

デジタル教科書の強みは、何といってもインターネットとの相性がいいことだ。 教科書の記述から、どんなコンテンツへもいくらでも飛んでいける。 もちろん最初はお仕着せのものであっても、 やがて私たちは、自分が教えるための自分だけの教科書を、 自由に…

「子どもに苦労させてはいけない国の、やたら薄っぺらな教科書」~学校の教科書がデジタル化されるらしい②

アメリカの教科書は、何もかも情報が山ほど入って、 百科事典のように厚いらしい。そしておもしろい。 しかし日本の教科書は、ひたすら薄く、軽く、 フルカラーで・・・そして分かりにくい。 という話。 (写真:フォトAC) 【アメリカの教科書は面白いら…

「学校の先生をバニーガールにして知識の量を増やす方法」~学校の教科書がデジタル化されるらしい①

児童生徒に一人一台のパソコンが配置されるようになり、 それに合わせて教科書もすべてデジタル化しようという話が出ているらしい。 いいじゃないか。 これで教科書は、仮想空間で莫大に膨らみ、勉強は大いにしやすくなる。 という話。 (写真:フォトAC)…

「更新しました」~キース・アウト

「正しい行いは訓練しないとできない」という、当たり前のことを専門家に説明しなくてはならない悲しさについて なぜ学校の掃除を、子どもがやらなければならないのか分からない人たちがいる。 もちろんそれがマスコミ関係者や保護者だったら素人だからかま…

「更新しました」~キース・アウト

世界が憧れる日本式教育は、諸外国に輸出されながら、国内からは消えていく・・・のかもしれない。 中国で日本の学校給食が大きな話題となっているという。 文部科学省も給食や清掃、運動会、部活動といった日本式教育の輸出に熱心だ。 しかしそれらは、国内…

「更新しました」~キース・アウト

中央教育審議会が中間のまとめで、 また新たな教育をめざそうとするらしい。 せっかくすばらしい教育システムを持っているというのに、 城の上に城を継ぎ足す。大丈夫か? kieth-out.hatenablog.jp

「更新しました」~キース・アウト

神戸市は校長・教頭への昇任試験をやめてしまうらしい。やめて管理職を一本釣りするらしいが、何か根本的な勘違いをしていないか? kieth-out.hatenablog.jp

「校長たちの台風対策」~台風に関するウンチク、あれこれ③

台風10号が来ている。 大きな被害にならなければいいのだが――。 ところで予想される大災害に対して、学校は何をしているのか。 今日は管理職について考える。 という話。 (「雲」フォトACより) 【台風10号が来ている】 このブログは毎回、投稿日の前…

「台風は弧を描いてやってくる。そして名前」~台風に関するウンチク、あれこれ② 

台風はなぜ日本に向かって弧を描きながらやってくるのか――、 分からないなりにもういちど調べてみた。それと台風の名前も。 先生方、今日は十二分に指導の上、子どもを家に帰してください。 子どもは時に大人よりも的確な判断をするから、 ここを押さえるこ…

「2か月の休校で、本当に心配しなくてはならないことは別にある」~9月のウンチクとお説教② 

4月~5月と多くの学校で休校措置がとられたことが、 ずっと尾を引いている。 マスコミや親は授業の遅れを気にしているが、教師の不安は別にある。 ほんとうに心配しなくてはならないのは、授業ではないのだ。 という話。 (「キャンプファイヤー_林間学校…

「学年の折り返し点が目の前」~9月のウンチクとお説教①

9月になった。 そこでこの月に関するウンチクを少々と、 子どもに喝を入れるお手本を、 という話。 (「青空に迫りくる夕焼け」 フォトACより) 【月初めのルーティーン】 今日から9月です。 私は現役時代、新しい月の最初の朝会では、その月に関するウ…

「更新しました」~キース・アウト

小学校5,6年生が教科担任制になるかもしれないといっても、教師にとって何もいいことはないのかもしれない kieth-out.hatenablog.jp

「悪人がしゃべりすぎの『モモ』、隆明は語らなかった」~『100分 de 名著』の愉しみ

Eテレ「100分 de 名著」を楽しみに観ている。 毎回たった25分だが、 自分が子どものころ、こんなふうに教えてもらっていたら、 勉強も人生も、ずっと違ったものになっていたことだろう。 というお話。 (「100分 de 名著」NHKサイトより) 【悪人がしゃべ…

「そろそろ私の2学期を始めます」~新型コロナと猛暑の夏に想う

この猛暑の中、新しい学期を始める学校がいくつもある。 新型コロナの感染予防と熱中症予防、そして学習――。 気苦労の多い今年の夏だが、先生方、よろしく頼みます。 というお話。 (「青空」 フォトACより) 【再開します】 7月31日の本ブログで「まさか…

「1学期ごくろうさまでした」~子どもたちに伝えたいこと  

長く困難な1学期が終わる。 多くの時数が失われたが、本質的な部分で何を失ったのか、 それも見ておく必要もあるだろう。 私たちは語るべきことを語らないまま進んでしまうのかもしれない。 というお話。 (「丘の畑」 フォトAC より) 【歴史に残る学期】 …

「校則はこうして変える(その3)」~東京都議会ツーブロック問題⑦

この校則は変えてもいいと学校側が腹をくくったら、あとは簡単だ。 進む方向ははっきりしている。 しかしその手続きまで簡単にしてはいけない。学校は学びの場だ。 さらにそこまでして生徒が手にできる成果は、実はほろ苦い。 というお話。 (「東京都庁」 …

「校則はこうして変える(その2)」~東京都議会ツーブロック問題⑥

手順を間違えた。 まず学校側を説き伏せて、校則改正を「やってもいいこと」に転換しておく、 生徒をそそのかすのはそれが終わってからだ。 しかしその下準備がなかなか難しい。 というお話。 (「東京都庁」 フォトAC より) 【訂正します】 昨日は勢い余っ…

「子どもに任せられるのはどちらに転んでもいい場合だけ」~東京都議会ツーブロック問題④

皆で話し合いをすれば必ず良い答えにたどり着くというのは幻想だ。 特に未熟な子どもたちに任せれば、議論はどこへ向かうか分からない。 さまざまなものの見方、社会のありかた、少数意見を大切にすること、 もの言わぬ人の気持ちに心を寄せること、わがまま…

「大人と子どもは違うだろう」~東京都議会ツーブロック問題③

大人の世界ではスタンダードだからといって、 それで子どもにも許されるべきだというのはおかしだろう。 校則を決めるときは、子どもの意見も聞くべきだといったもっともらしい意見も、 よく考えてみよ、そこには大きな落とし穴があるぞ。 というお話。 (「…

「校則は、くだらなければくだらないほどいい」~東京都議会ツーブロック問題② 

「ツーブロック」といったざっくりした枠で禁止することには、 もう一つ重要な理由がある。 それは指導の最前線をどこに置くかという問題だ。 児童生徒が安全・安心に生きるためには、前線は遠ければ遠いほどいい。 それが「ツーブロック一括禁止」の理由だ …

「教員が、ものさしを持ち出して髪の長さを調べる日が来る」~東京都議会ツーブロック問題① 

都立高校の多くで禁止されている髪型「ツーブロック」 細かな差異を無視して一括で校則違反とするには理由がある。 しかしそれでもツーブロックを違反にすべきでないというなら、 議会が決めて責任を取ればいいのだ。 というお話。 (「えんじ色シャツ髭の外…

「更新しました」~キース・アウト

校則でツーブロックがダメな理由は何かという質問が、東京都議会で出されたらしい――しかし、そんなの簡単だろ? kieth-out.hatenablog.jp