カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「教員の働き方改革は、日本の独自性を棄てて世界標準に近づけることでしか成り立たないのだろうか?」~キース・アウトを更新しました。

kieth-out.hatenablog.jp

「補充者もいないのに先生たちが産育休を取るから、そのシワ寄せで他の先生たちが『心の病』に陥ってしまうのだって言われた」~キース・アウトを更新しました。

kieth-out.hatenablog.jp

「学校はいいところだ(皆さま、よいお年を)」~悪い方向からしか見てもらえないけど

まだ暗い朝の町を、もうとっぷり暮れた夕暮れの街を、 子どもたちは静かの登下校している。 大変だね。しかし楽しい毎日なら何の苦にもならないよね。 そう言っていい子どもたちの方が、実は圧倒的に多いのだけどね。という話。 (写真:フォトAC) 【学校は…

「教員のアカデミズムの終焉」~昔の教師は教養人の端くれでありたがった②

昭和の教師たちには自ら作り上げたさまざまな研修機会があった。 読み合わせ、職員文集、同好会、忘年会の寸劇・・・。 しかしそれも平成の声を聞くと瞬く間に消えていってしまった。 仕事に仕事が被さり何もできなくなったのだ。これでいいのか? という話…

「教師の素人芝居が理解できた時代」~昔の教師は教養人の端くれでありたがった①

いよいよ冬休みまであと三日だが、 大昔、この時期になると妙に忙しい教員集団がいた。 忘年会の出し物の練習をしていたのだ。 それほど余裕があったとも、文化的渇望が強かったとも言えるのだが。 という話。(写真:フォトAC) 【東京都練馬区の冬休みの謎…

「年賀状じまいの作法」~ショートメールで連絡が来て腹が立った話

お互いに年賀状はやめしょうという話がショートメールできた。 いきなりのぶっきら棒なやり方に腹が立った。 ことを進めるには手順があるじゃないか――。 そこで私は考えた。 という話。(写真:フォトAC) 【年賀状じまいの通知がショートメールで来た】 突…

「萩生田政調会長!給食のことは放っておいてください」~黙食は何が何でもやめさせなければならない重要案件なのだろうか

6人の小中学生が自民党の萩生田政調会長を訪ねて、 給食の黙食をやめてほしい気持ちを伝えたという。 しかし黙食は喫緊・最大の教育課題なのだろうか? そもそも黙食ってそんなに悪いことなのか? という話。(写真:フォトAC) 【小中学生、陳情に走る】 …

「中学校における部活動の地域移行が先延ばしになった。しかしそんなこと、文科省にとってはすでに織り込み済みだ」~キース・アウトを更新しました。

kieth-out.hatenablog.jp

「保育士や教師は、自分たちの子をそんなふうに育ててはいない」~子どもの心にどんな小さな傷も与えてはいけない③

人権を守ることへの厳しすぎるほどの姿勢は欧米に由来する。 しかしその欧米は、決して弱者に甘い国々ではない。 その欧米の厳しい基準をもって日本に被せれば、 日本の子どもは大人社会を生きていけない。 という話。(写真:フォトAC) 【高い人権意識はど…

「だれも気づかなかった虐待を“正義の人”が見ていた」~子どもの心にどんな小さな傷も与えてはいけない②

静岡県裾野市の私立さくら保育園園児虐待事件。 報道された内容がどうしても映像として浮かんでこない。 しかしほぼ確実なのは、それを冷徹な”正義の人“が見ていたということだ。 そしてやがて裾野に、全国の正義の目が集まってくる――。 という話。(写真:…

「私立さくら保育園、児童虐待の16の大罪」~子どもの心にどんな小さな傷も与えてはいけない①

静岡県裾野市の私立保育園で、保育士による大きな虐待事件があった。 ところが私にはその重大さが理解できないのだ。 事例のほとんどは、私が自らの子にしてきたことと同じだ。 現代の保育・教育の場には、昭和の常識がまったく通らない部分がある。 という…

「第三次世界大戦は始まっているのかもしれない」~軍事オタクとしての金正恩も参加してくる

清水寺の今年の漢字が「戦」になった。 言われずとも確かに、今年一年はウクライナの戦争報道に明け暮れた。 陰に陽に参戦する国々は第一次世界大戦に匹敵する。 もしかしたらもう第三次世界大戦は始まっているのかもしれない。 という話。(写真:SuperT) …

「さて、そろそろ年賀状の準備をしなくちゃ」~私はこんな賀状をつくってきた

12月も中旬に差しかかって、そろそろ年賀状を用意をしなくてはいけない。 昔はこれも楽しみだった。 しかしコロナ禍も3年。なかなか人に話せるような楽しいこともない。 今年はどうしようか。 という話。(写真:フォトAC) 【そろそろ年賀状の準備をしな…

「真っ昼間、キツネに遭った」~キツネを巡るetc.(エトセトラ)

夜行性のはずのキツネに、真っ昼間、遭った。 こちらに気づくといったん止まり、カメラ目線でじっとしている。 撮影が終わると、退散。 そんなキツネについてちょっと調べてみたくなった。 という話。(写真:SuperT) 【真っ昼間、キツネに遭った】 買い物…

「しかしいまも“良い子”を育てたい」~結局、最後は人柄なのだから

最後は人柄というが、その前にたくさんの選別があるじゃないか。 人柄よりも容姿や財力の方が重要な世界だってあるじゃないか。 しかし親や教師が子どもに与えられるものは少ない。 だから私は、いまも”良い子“を育てたい。 という話。(写真:フォトAC) 【…

「8強を目指している間、8強は不確実なまま」~結局は、過剰学習か繰り返し学習が決め手

サッカー日本代表は残念だった。 いつか決勝を目指すようになり、“8強は当然”となる日が来ればいい。 それと同じで、学習もひとつふたつ上を目指してこそ目標が確実になる。 今の自分のひとつふたつ上でいいのだから。 という話。(写真:フォトAC) 【8強…

「何のために生きるのか」~ある哲学者の寓話を思い出して

俳優でタレントの渡辺徹さんが亡くなった。 61歳、これもまた若すぎる死だ。 しかし考え直してみよう、 これもまた新しい人生の始まりなのかもしれないのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【若すぎるもう一人の死】 俳優でタレントの渡辺徹さんが亡くな…

「人はいくつまで生きるべきなのだろう」~亡くなった年下の元同僚の無念を想う

年下の元同僚の訃報を新聞で知った。 若すぎるほど若いという年齢でもないが、十分に生きたとも言えない。 人はどれほど生きたら一応の満足を得られるのだろう。 それにしても定年前はダメだ。 という話。(写真:フォトAC) 【年下の元同僚が亡くなった】 …

「コロナウイルスに初心な中国はこれから大変なことになる」~(付)江沢民(こうたくみん)が死んだ。倖田來未じゃなくて

国民の大規模なデモによって、中国政府はゼロコロナ政策を見直すらしい。 しかし緩和は、この国に莫大な災厄をもたらすかもしれない。 しかも国民は、デモによって政治が変わることを覚えてしまったのだ。 そんな時期に、江沢民元総書記の死亡も伝えられた。…

「私は他人に合わせることを主体的に選んでいる」~日本人は同調圧力に負けてマスクをし続けるのか②

政府の意向に従って、花の都の上野の杜を顎マスクで歩いている。 もちろん人通りの多いところや屋内では普通に口を覆う。 それで誰も何も言わない。 これが「同調圧力でマスクを外せない国」の姿なのだろうか。 という話。(写真:フォトAC) 【日本人がマス…