カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

ウクライナ

「負け犬は黙って引き下がるしかない」~おっちゃんプリゴジンの2・26

ブリゴジンの率いたワグネルの反乱はあっけなく終わった。 モスクワまで200kmに迫って何の問題もなかったのに――。 しかし私には分かる。 おっちゃんはただ甘い夢を見ていただけなのだ。という話。(写真:フォトAC) 【おっちゃん=プリゴジン】 ロシアの…

「知りたいことはほとんど伝わってこない」~ウクライナ戦争を巡る断想④

田舎の隠居親父がボヤいたところで何の意味もないが、ロシアの核攻撃ってほんとうにできるの?ロシアの南方あるいは極東はどうなっているの?拉致された人はどこに行ったの?と、ほんとうに知りたいことは何も伝わってこない。という話。(写真:フォトAC) …

「ウラジーミル・プーチンを子どもたちにどう教えるか」~ウクライナ戦争を巡る断想③

現在進行形の政治状況を子どもたちに教えることは難しい。評価も定まらず変化も大きいからだ。しかし目の前の具体的な事象を教えずして何の教育か。そこで私はこんなふうに話した。という話。(写真:フォトAC) 【ウラジーミル・プーチンを子どもたちにどう…

「ロシアの弱さと強さ、つるふさの法則、そして権力者の顔」~ウクライナ戦争を巡る断想②

ウクライナ侵攻を通して見えてきた、ロシアの軍事力の弱さと経済力の強さ。それにしても「つるふさの法則」に揺れ動いてきたこの国は、どうしてプーチンのような権力者しか生み出すことができないのか。という話。(写真:フォトAC) 【驚くべきロシアの弱さ…

「戦争の終わらせ方と傍観の罪」~ウクライナ戦争を巡る断想①

ウクライナ戦争が始まって8カ月、まだまだ終わりが見えてこない。しかしどんな事象にも終わりは来る。あとは何を予見し、自分はどう生きるのかという問題だけだ。という話。(写真:フォトAC) 【ウクライナ戦争はどのように終わるのだろう】 2月24日に…

「決めるのは私たちで、責任を取らされるのは子ども」~戦争は始まったらおしまいだ③

満足はできなくとも前提とするしかなかった世界のあり方。 しかし今、それが根底から覆されそうになっている。 さて、これからの日本をどうしていくのか――。 しかしその議論は、大人が進めて子どもが責任を取らされるのだ。という話。 (写真:フォトAC) 【…

「『他人事ではない』ということの意味」~戦争は始まったらおしまいだ② 

日本の西には核兵器をもった権威主義の国が三つもある。 分かっていたことだが改めて見ると慄然とさせられる。 それがロシアのウクライナ侵略がもたらした新たな視点だ。 これからの私たちは、何を考えて生きて行ったらいいのか。という話。 (写真:NHK+) …

「ロシア兵の気持ちも分かる」~戦争は始まったらおしまいだ① 

ウクライナの首都キーウ周辺で、大勢の民間人の遺体が見つかった。 拷問され、あるいは焼かれた遺体も少なくないという。 世界はロシア軍の戦争犯罪を厳しく糾弾している。 しかし、戦争とはそういうものなのだ。という話。 (写真:フォトAC) 【ロシア兵の…

「戦争に負けるということの意味」~ウクライナは簡単に白旗を挙げない

日露戦争でも太平洋戦争でも、 おそらく日本は敵国の首都まで占領するつもりはなかった。 しかしナポレオンはモスクワに入り、ヒトラーはパリを陥落させた。 戦争に勝つということ、負けることの意味が違うのだ。という話。(写真:フォトAC) 【第二のシ…

「ウクライナ戦争の終わりが始まる」~しかしロシアにも救うべき人たちがいる

いよいよウクライナ戦争にも終わりの始まりが見えてきた。 一日もはやく子どもたちに平和な日々が帰ってくるといい。 しかしもともとロシアは、こんな大きな戦争を担える国ではなかった。 このあとの苦難を背負わなくてはならないのはロシアの庶民だ。という…

「今のままでは未来はないとロシアに教えたい」~攻め込んだ方が有利とは必ずしも言えない戦争の妙 

戦争は攻め込まれた方が負けるとは限らない。 侵略された側は負けなければ勝ちだが、 侵攻してきた方は、勝たなければ負け。 だからロシア国民よ、今のうちに大統領を引きずりおろせや! という話。 (写真:フォトAC) 【戦国時代の籠城戦、敵は黙っていて…

「第三次世界大戦直前かもしれないというのに私は惰眠に耽っている」~齢は取りたくないものだという愚痴話 

暖かな日差しの中で、今日も私は眠い。 遠いウクライナでは人々が戦火をかいくぐって逃げまどい、 ロシアではやがて訪れる経済破綻の予感に市民が怯え上がっているというのに、 年寄りにはできることが何もないじゃないか。という愚痴。 (写真:フォトAC…

「私がウクライナの子どもたちを守る」~難民支援の話 

ウクライナで大勢の子どもたちが犠牲となり、国を追われている。 私たちにできることは少ないが、それぞれできる支援をしよう。 経済制裁の余波でものが一斉に値上がりしても、 支援のひとつとしてそれにも耐えよう。という話。(写真:フォトAC) 【ウクラ…

「母さん、ボクはウクライナにいるよ」~ウクライナで死んだロシア兵の言葉

ウクライナで死んだロシア兵のメールが、国連で公開された。 今や世界から非難されるロシアだが、 ウクライナの最前線で、 誠実なロシアの若者が孤独にうめいているのだ。という話。(写真:フォトAC) 【母さん、ボクはウクライナにいるよ】 ウクライナの戦…

「歴史は繰り返さないが、この風景は似ている」~1905年と2022年のロシア 

歴史は繰り返さないが、歴史の風景はしばしば似てくる。 2022年のロシアの姿は、1905年のロシアに似ている。 現代のツァーリ(皇帝)の運命は、 帝政ロシア最後のツァーリと同じかもしれないのだ。という話。(写真:フォトAC) 【3月3日、ウクラ…

「子どもたちよ、これが戦争だ」~今、ウクライナを教えないことは罪だ  

ウクライナ情勢が緊迫して、変化の勢いも激しい。 難しい問題だが現在進行形の歴史的大事件、 いま、これについて子どもたちに語らないことは罪だ。 少し勉強して子どもに知らせ、質問に答えられるようにしておこう。という話。 (写真:フォトAC) 【ロシア…