カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「皆様」~ブログのお休み

春休みに入りましたので、基本的に更新はありません。 気が向いたら、書きます。

「祝」~卒業式

祝 卒業! 今日は、それだけです。

「いよいよ卒業式」~”みなさんのおかげでここまで育ってきました”と納税者に披露する日

いよいよ明日は卒業式です。 卒業式は正式には「卒業証書授与式」といい、卒業証書を授与することが中心的な儀式となります。 卒業式が学校行事の中できわめて異質なのは、この行事ひとつだけが学校(学校長)主催の式ではないということです。明確な位置づ…

「説得はできるのに、納得はさせられない」~私がそんな人間で損をしていること

さすがにこの歳になると酒の上での口論といったことはしませんが、若い頃はけっこうやったものです。ところが口角泡を飛ばしてバンバンやっていると必ず「まあ、まあ、まあ、いいから飲めって」とか妙にジジ臭い雰囲気で割って入ってくるヤツがいて(若いく…

「自分に手を焼く子どもたち」~そのどうしようもなさを、どう制御してあげるのか

私たちが子どもに手を焼くように、子ども自身が自分に手を焼いている場合があります。 自分が悪い、自分の考え方一つで何とでもなると百も承知で、しかし素直になれない、うまく行かない、誰かのせいにしたい。 そんなことを口や態度に表すと、親や先生や友…

「萌黄(もえぎ)」~色の和名に萌える

和名「もえぎいろ」は一瞬、黄色の印象がありますが、実は薄い黄緑といった感じの色です。漢字で書くと「萌黄」と書き、芽が出たばかりの新鮮な緑を表しています。 日本人をことさら特殊で素晴らしい民族だと標榜することには抵抗がありますが、色の名前につ…

「ギクッ!」~誰かのいい加減さが私の腰を痛めた話

3月も半ばに差し掛かり、先生方皆さん、本当に忙しい様子が見られます。しかし、忙しい時期こそ、お互いを支えあい、何とか凌いで行きたいものです。 最近、印刷室に紙が散らかっていたり原稿が置き放しになっていることが少なくありません。印刷機の設定や…

「感情のホメオスタシス」~人間の心は恒常性を求める

生物のもつ重要な性質のひとつで、「生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質」を恒常性(ホメオスタシス)と言うのだそうです。たとえば恒温動物は気温の上昇などによって体温が上がりそうになると発汗や皮膚…

「クソババアには指導はできない」~学校の常識②

女の先生が児童生徒から「クソババア」と呼ばれたら瞬間的に叱り飛ばさなければなりませんし、実際にそうなります。男の先生が「クソジジイ」と呼ばれたり「このヤロー」と言われたときも同じです。 これは単に悪態をついたとか言葉が汚いという問題ではあり…

「友だちに”死ね”と言った子どもは指導されなければならない」~学校の常識①

「学校の常識は世間の非常識」と言われますが、学校内で当然と考えていることが、世間では少しずれている、ということがよくあります。 例えば、小学生が親に無断で買い食いをしたとか、学校外へ子どもだけで遊びにいったとかいった話を聞けば、教師は当然指…

「ひな」~”ひなびた温泉”はあっても”しなびた温泉”はない

雛人形や雛祭りの華やかさから、若い頃「鄙(ひな)」というのは都会のことだと思い込んでいた時期があります。したがって「鄙にも稀な美人」は「都会にもめったにいないような美人」ということで、筋が通っていたのです。 ところが、「鄙」が都会だとすると…

「3月3日」~耳の日、ベルの誕生日、アン・サリバン先生がケラー家にやって来た日

昨年も書きましたが、今日、3月3日はひな祭りであると同時に、「耳(33)の日(日本耳鼻咽喉科学会、1956年制定)」でもあります。そして電話の発明者であり、生涯に渡って聴覚障害の教育の研究を続けたアレクサンダー・グラハム・ベルの誕生日でも…

「南無・・・」~心の中に神や仏を宿している人たちの祈り

学校を出たところにある交差点の角に、いくつかの石碑が建っています。そのうちの一つには「南無〜」とあり、停止線の位置からはその下が読めないのですが、まず間違いなく「阿弥陀仏」と書いてありそうです。 「南無」というのは「南がない」という意味では…