カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「一日目終了しました」~とりあえず仮報告

5年生キャンプの一日目が無事終わりました。 バスでは車酔いする児童もなく、全員元気で過ごしています。 夕食の準備も驚くほど早く進み、おいしいカレーが食べられました。 引率者として一日一緒に過ごすことの面白さは、子どものさまざまな姿や人間関係が…

「キャンプにいってくるけど・・・」~行事のねらいを忘れないこと

職員会議に出されたキャンプの実施計画を見ると「1、ねらい」に次のような文面があります。 宿泊、共同炊事、キャンプファイヤー・レクリエーションなどの準備及び活動を通して協力の大切さを学び、自主性を養う。 自然に親しみ、その中で活動をすることを…

「指導案をつくるということ」~将棋や碁で手筋を読むようなものだ

昨日、指導案審議をする中で、さまざまな思いに駆られました。私は指導案をつくることがかなり好きなのです。いや、正確に言えば、指導案というもの自体が好きなのです。 「こういう手を打てば(手立て)児童はこう考えるだろう」とか、「多分ここではこちら…

「ウンウン」~最前列の子が繰り返し頷くと、クラスの学習効果は高まる

土曜日の公開参観日、ご苦労様でした。入学記念本贈呈式、参観授業、家庭教育学級、第一回学習ボランティア打ち合わせと盛りだくさんの日程でしたが、なんとかやり遂げることができました。 校庭が自家用車で完全に埋められてしまいました。たまたま毎年晴れ…

「参観日です」~黒板に学習課題を!

参観日です。 黒板に、学習課題が書かれているようにご留意ください。今日の授業で何をやるのか、何ができるようになったらOKなのかということを児童が知っているこ、授業者が常に自分の行くべき道を忘れないで済むように、そういう意味でも最も重要な一言で…

「小学校でできる子とはないか」~中学校も児童相談所も手一杯!

昨日、「S地区 小・中・児童相談所等連絡会」という長い名前の会合に出てきました。6年ぶりだそうです。 児童相談所の業務内容や家庭裁判所のお話、中学校の教頭からの現場報告などがあり大変勉強になりました。 中でも、中学校の現場報告には考えさせられ…

「PTA評議員会ご苦労様でした」~これが世間なら知らなくていい!

昨夜は遅くまでご苦労様でした。毎回サプライズの多い評議員会です。 一方、外の駐車場では、先生方と評議員の車がある中に、体育館を訪れた2地区のバレーボールチームと放水訓練消防隊の車が入り込んでとんでもないことになっていました。 移動をお願いす…

「子に携帯を持たせないという選択肢はないのか」~生徒指導連絡協議会報告

昨日、生徒指導連絡協議会に出席しました。その中で中学校における携帯電話の使用についての報告がありましたが、今やこの世界の危険もハンパではなくなってきています。 以前、携帯電話の7人向こうには10億人の人間がいるというお話をしました(ひとりが20…

「不機嫌な朝」~サッカーが負けたので腹いせに言います!

(ジーコ・ジャパンが負けた翌朝) なにやかや言っても、自主性だの創造性だの言う前に、教えるべきことを教え出すべき指示は出しておかなければ話にならないだろう。トルシエはうるさすぎたが、とにかく指示は出してた・・・と、不機嫌な朝です。 民主主義…

「揺らがない習慣」~それってなぜ揺るがないのだろう?

一度指導してできるようになったことがいつまでたっても崩れないときと、ジリジリと崩れてやがてなくなってしまう場合とでは、いったい何が違うのでしょう? 担任の先生が常に気を遣って崩れそうになると手を入れているということなのでしょうか? そうでは…

「こんな記事がありました」

こんな記事がありました。学校と私:自分壊さず相手に合わせる=毎日新聞 2006年6月12日 東京朝刊◇日本政策投資銀行地域企画部参事役・藻谷浩介さん 山口県の旧徳山市(現周南市)の公立中学に通っていたころ、毎日自殺したいと考えていたことがあります。徒…

「修学旅行隊」~出発しました

全員無事出発しました。 天気予報は明日の午後は雨、それ以外は降水確率10〜20%の曇り。過ごしやすそうです。楽しい旅行になるといいですね。 残った方は、二日間、ずいぶんと人数の欠ける中での活動になります。大変ですがよろしくお願いします。

「給与算出方法の改定があるらしい」~本気で残業手当をつけようというのですか?

6月11日付の朝日新聞に「公立校の教員給与、見直し 時間外の導入、能力型も検討」と言う記事が載っていました。それによると、「文部科学省は、公立学校の教員給与制度を、全面的に見直す方針を固めた。時間外手当の導入や、年功主義をやめて能力・業績を…

「捨て猫」②~ことの結末

行き先が決まって、昨日までに2匹とも引き取られていきました。 昨夕、猫を中学生に引き渡した後で保護者のおひとりは、職員室に顔を出し「ご迷惑をおかけしました」と一言いいおいて帰られました。しかし、見方を変えれば学校に捨てられた猫を家庭に始末し…

「死を待つ人々の家」~幸せに死ぬこと、幸せに生きること

昨日のK医師の講演会、いかがでしたか? 終末医療の問題はここ10年余り、社会問題として大きくクローズアップされてきたものです。正式には「緩和ケア病棟を持つ病院」と呼ばれるホスピスも全国で100以上になり、近隣ではS病院のほかK病院がそれに当…

「捨て猫の処遇」~なぜ猫に優しくできる子が隣の子には優しくできないのか

校地内に捨て猫があり、高学年を中心に動きが活発です。昨日は拾ってきた6年生が責任を取って野生に帰してくるというところまで進展しましたが、4年生と5年生がそれぞれ家に聞いてみるということで執行猶予になりました。生き物に対してみんなで真剣に考…

「都会の教員が足りなくなる」~どうです? 移ってみたら?

今から30年ほど前の高度成長の後期、都会では極端な人口集中のために次々と学校がつくられ、大量の教員が採用されるということがありました。当然深刻な教員不足に陥り、「とにかく受験だけでもしてくれ」ということで本県のS大あたりにもさかんに声をかけ…