カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「明日はハロウィン、コスプレ祭り」~ケルトとハロウィンのウンチク

明日はハロウィン。 土曜日が重なるなんて、そうあることではない。 本来ならたいへんな騒ぎになるところだがこのコロナ禍、 どうぞ若者が家でおとなしく過ごしてくれますように。 どうぞ渋谷に出てきたバカ者が、その愚かさにふさわしく、 全員アマビエであ…

「肉体労働者、職人教師、職業作曲家、映画やコンサートを支える人々」~私のアリアナ体験④

世の中には自分の領域を厳しく限定し、 その中で完璧を期すプロフェッショナルがたくさんいる。 彼らすべてが一流であるわけではないが、 すべてが誇りをもって仕事にあたっている。という話。 (写真:フォトAC) 【肉体労働者:生頼範義】 昨日、イラス…

「70年代――オイルショック後の世界の、宇宙とオカルトと古代文明」~私のアリアナ体験③

私が青春を送った1970年代、 高度成長の終わった73年以降は曖昧で不安で先の見えない暗黒の時代だった。 そんな中で私たちは宇宙やオカルトや古代文明に逃げていたのかもしれない、特に私は。 それを思い出させたのが、アリアナ・グランデの「God is a…

「歌詞も世界も全く違っている」~私のアリアナ体験②

何という気もなしに聞き始めたアリアナ・グランデの「7rings」 見始めたライブ映像。 しかしじっくり向き合ったら、 とてつもなく深い才能が、複雑に絡み合っていることが分かった。 アメリカ恐るべし。 という話。 (写真:フォトAC) 【7rings(七つの…

「学問と芸術は暇でないとできない」~私のアリアナ体験① 

学問も芸術も暇でないとできない。 40年あまりも仕事と家庭に夢中になって、 新しい音楽や芸術に出会うこともなく過ごしてきた私は、 ある日、とんでもなく意にかなう音楽と出会ったのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【学問と芸術は暇でないとでき…

「親は躾をしなくていい、教師は仕事を増やせ、オマエは死ね」~文科省が学校に容赦ない通知を出している②

押印廃止と文書のデジタル化・オンライン化で保護者は楽になり、教員は苦しむ。 それだけならまだしも、子どもの躾が妨げられるとしたらどうだ? 親が楽をするほど子どもはダメになっていく。 それを考えると私はもう狂死しそうだ。 という話。 (写真:フォ…

「対抗策:通知票はやめる、大切な書類は直接親が届ける」~文科省が学校に容赦のない通知を出している①

官邸のハンコレス方針に従って、文科省も学校に押印の廃止を指示したという。 親に押印させる書類なんて、さほどないと思うのだが、 それでもやめて、オンラインで連絡できるようにするらしい。 保護者には便利かもしれない。しかしこれで学校は死ぬ。 とい…

自分のフンドシは洗って渡す」~書類の整理の工夫

隣り百姓とはいえ、私だって他人のフンドシをあてにしていただけではない。 時には誰か役に立とうと頑張っていたこともある。 もっともこの世界、 「自分のために」が「誰かのために」であることも少なくないのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【他人…

「隣り百姓の伝統」~本質的でない仕事では手を抜け

教育に関する実験的なことは外国にやってもらい、 成果は我が国で利用すればいい。 同じように無意味な努力をしないで済むように、 いつも周囲を見回していることは多忙な学校教師の必須な条件だ。 という話。 (写真:フォトAC) 【隣り百姓の伝統】 昨日…

「『実験は外国で、成果は我が国で』でいいじゃないか」~オンライン学習ならでは問題が起こっているらしい

新聞によると、IT先進国の韓国ではオンライン学習ならではの問題が出ているらしい。 いずれも私たちの想像を越えるもので、実際に始めて見ないと分からないことばかりだ。 やはり新しい教育のやり方は諸外国で試してもらい、成果は我が国で、 それでいいじ…

「具体性がなくて冗長で閲覧数の減ったブログをどう立て直すか――よりも大切なことがある」  

作家の林真理子さんがエッセイの連載1665回でギネスに登録された。 私のブログは今日で3565回。 ギネスとは言わないが、もう少し読んでもらえてもいいじゃないかと、 愚痴が出そうになる時もある。しかし――、 という話。 (左)「アフター・フェア」…

「在宅勤務、あの妻(夫)と24時間」~ノスタル爺の不安と郷愁②

新型コロナ事態が終わっても、 可能な限り、仕事はリモートワークでという流れは変わらないだろう。 しかしそれが向く人、向かない人、そして向きすぎて心配な人もいる。 ある意味、在宅勤務は家庭にこそ課題がある。という話。 (写真:ファトAC) 【ポス…

「汝、印鑑するなかれ」~ノスタル爺の不安と郷愁①

政府に関わる書類から、一斉に押印がなくなる勢い。 その流れは当然、都道府県から市町村、そして学校へと降りてくるだろう。 必要ないものは淘汰されてしかるべき、 それはそうだが、やはりなあ・・・ という話。 (写真:ファトAC) 【印鑑がなくなるか…

「『みんな違ってみんないい』が『何でもいい』わけではない」~君たちが理解できないこと②

道徳やマナーの基本は「その行為は美しいかどうか」だ。 トリキの錬金術師たちはその基準で自分を見ることができない。 美しいこと・よいことは、それくらい学ぶことが難しい。 まあしかし、ガキのやることだ、少しは大目にみてやろう。 という話。 (写真:…

「いい加減になさい! トリキの錬金術師たちよ!」~君たちが理解できないこと①  

トリキの錬金術が話題となった。 もちろん大半の人たちは冷笑する。 古代~中世の錬金術師と同じように、 現代の錬金術師にも決定的に理解できていないことがあるからだ。 という話。 (アドルフ・ヒレミ=ヒルシュル 「アケローン河の御霊」) 【トリキの錬…

「誰も持っていない、私一人のデジタル教科書」~学校の教科書がデジタル化されるらしい③

デジタル教科書の強みは、何といってもインターネットとの相性がいいことだ。 教科書の記述から、どんなコンテンツへもいくらでも飛んでいける。 もちろん最初はお仕着せのものであっても、 やがて私たちは、自分が教えるための自分だけの教科書を、 自由に…

「子どもに苦労させてはいけない国の、やたら薄っぺらな教科書」~学校の教科書がデジタル化されるらしい②

アメリカの教科書は、何もかも情報が山ほど入って、 百科事典のように厚いらしい。そしておもしろい。 しかし日本の教科書は、ひたすら薄く、軽く、 フルカラーで・・・そして分かりにくい。 という話。 (写真:フォトAC) 【アメリカの教科書は面白いら…

「学校の先生をバニーガールにして知識の量を増やす方法」~学校の教科書がデジタル化されるらしい①

児童生徒に一人一台のパソコンが配置されるようになり、 それに合わせて教科書もすべてデジタル化しようという話が出ているらしい。 いいじゃないか。 これで教科書は、仮想空間で莫大に膨らみ、勉強は大いにしやすくなる。 という話。 (写真:フォトAC)…

「複合的で個性的な各国のファクターX」~大統領と日本のファクターX②

トランプ大統領、病院内でもやはりひとの言うことをきかないらしい。 ものの考え方の一部がチコちゃんと同じ5歳児で、 思ったことはすぐに口にし、行動に移さないと気が済まない。 しかしそれがアメリカで、感染が収まらない理由もそこにあるのだろう。 も…

「心配するな、大統領は還ってくる」~大統領と日本のファクターX①

トランプ大統領とその夫人が新型コロナに感染したという。 超大国の大統領の入院に世界は戦々恐々としているが、 大丈夫。大統領は還ってくる。 ただし還ってからは、どうか日本基準に近づいて、 安心・安全の選挙戦を戦ってほしいものだ。 という話。 (写…

「更新しました」~キース・アウト

「正しい行いは訓練しないとできない」という、当たり前のことを専門家に説明しなくてはならない悲しさについて なぜ学校の掃除を、子どもがやらなければならないのか分からない人たちがいる。 もちろんそれがマスコミ関係者や保護者だったら素人だからかま…

「東京は差別されている」~それぞれのコロナ③ 

新型コロナ感染に関して、すでに国内の分断が始まっているのかもしれない。 東京をはじめとする都会は、いつまでたっても感染者をゼロにできないのに、 いたって呑気に見えるからだ。 そのことに田舎びとは苛立っている。 しかし都会と田舎、それぞれに理由…

「ダンスを踊る人、ハンマーで叩かれる人」~それぞれのコロナ②

病気は誰にも同じように訪れる――わけではない。 新型コロナウイルス感染は実に不平等だ。 一方にダンスを踊る人がありながら、 他方にハンマーで叩かれっぱなしの人がいる。 という話。 (ヘンリク・シェミラツキ「剣舞」) 【不公平なウイルス】 新型コロナ…