カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

ウサギ

「ウサギの代わりにカメでいいのか」~ウサギとカメの教育科学③

人を大切にし、命を大切にする教育に動物は欠かせない。 しかしそれはカメやメダカの飼育でもいいのか? 一般に、ネコ以上の大きさの四つ足の哺乳類は違うという。 そこに大きな分岐点がある。という話。(写真:フォトAC) 【生活科=保育のやり直し】 19…

「ペットロス8か月後の発見」~ウサギとカメの教育科学①

ペットのウサギの最後の一羽が死んで8か月が経った。 そろそろ歩き出す時だ――。 そう思って学校に、余ったエサをプレゼントしに行ったのだが・・・、 ウサギはいなかった、という話。(写真:フォトAC) 【ペットロス8か月】 わが家で飼っていた三羽のウサ…

「意外なペット・ロスと巨大ウサギ、ウサギ・カフェはどうだろう?」~ペットのウサギを亡くして4か月

ミニウサギのミースケが死んで4か月。 意外なペット・ロスに少し心が揺らぐ。 上野動物園のウサギ舎に行き、ウサギ・カフェのことを考え――、 しかし何かとうまくいかない。という話。(写真:SuperT) 【意外なペット・ロスと巨大ウサギ】 ペット・ウサギの…

「ウサギは気体である」~死にゆく小さな者の記録④

ミルク(ミースケ)の死は、私の心の中に小さな痛みを残した。 これまでのどの生き物も生み出さなかったものだった。 ウサギは気体である。 なくなって初めて分かることもある。 という話。(写真:SuperT) 【亡きをともに悲しむ】 ウサギのミースケの火葬…

「そして灯は消えた」~死にゆく小さな者の記録③

生き物の死は急速に進む。 歩けなくなったミースケはやがて食べることもやめて死での準備をする。 私たちも心構えするときだ。 優しいおまえの、死ぬのを見に行こう。 という話。(写真:SuperT) 【ミースケはついに動かなくなる】 1月の末からトイレが分…

「ミースケは歩くことさえできなくなった」~死にゆく小さな者の記録②

ウサギのミースケはいよいよ歩くこともできなくなってしまった。 エサも食べさせてもらわないと満足に進まない。 これとは別の話だが、近所で私と同い年の方が亡くなった。 ウサギと一緒にしてもいけないが、いろいろ考えさせられる。 という話。(写真:Sup…

「ウサギのミースケはトイレの場所も忘れてしまった」~死にゆく小さな者の記録①

11歳になった我が家の飼いウサギのミースケ、 老衰が急速に進んでいる。 もはやトイレの位置も分からなくなり、 自由に部屋を歩き回ることもできないのだ。 という話。(写真:SuperT) 【三羽のウサギ】 ミースケ(本名:ミルク)という名の我が家のウサ…

「ウサギを飼う前に」~これからウサギを飼おうとする人に覚悟してもらいたいこと

ウサギ年だからウサギでも飼ってみようと思う人、 ウサギを見て心奪われ、明日にも買いに行こうと思っている人、 ウサギは飼いやすい生き物だが、 ペットショップに行く前に、ちょっと立ち止まってくれ。 という話。(写真:SuperT) 【ウサギという生き物】…

「ルールがあってもほとんど苦しまずに済む子たち」~ルールは単純で、少なければ少ないほどいい④

校則にしろ家庭内の決まりごとにしろ、それらにがんじがらめになって苦しむ子たちがいる。一方で、同じ境遇にあってもまるで苦にならない子たちもいる。彼らの意識しなくてはならないルールが、あまりにも単純で数少ないからだ。という話。(写真:SuperT) …

「ウサギとリンゴとビタミンの話」~ウサギの“ミルク”とカンザスの母親が見つけ出したもの

たった一羽、生き残ったウサギの“ミルク”が突然エサを食べなくなった。 そろそろ死ぬ準備を始めたのかと思ったら、 突然、猛烈にリンゴの皮を食べ始め、やがて元気になってしまった――と、 この話、どこかで聞いたことのあるような気がする。という話。 【ウ…

「死に逝く者にも義務がある」~カフェは月に逝った③(最終)

金曜日の深夜に倒れて 4日かけてウサギは死んだ 時間に余裕のあった分 家族として できるだけのことをしてあげることができた 私もそんなふうに 程よく病んで 程よく迷惑をかけ きれいに死んで行きたいものだという話。 (シーナの結婚式の引き出物に添える…

「暖かな陽だまりに包まれたように」~カフェは月に逝った② 

最初の危機から一カ月余り ウサギの死は目の前に迫った しかし命は簡単には消えない 死ぬためにもやらなければならないことはあるのだ それがどんなにたいへんでもという話。(カフェ=4歳のころ) 【ついにその時が来た】 普段、私は夜の時間を実家で過ごし…

「ウサギが来た日、消えていく命」~カフェは月に逝った①

カフェは私のウサギです 7年前に我が家にやってきました その小さな生き物が 弱って 死ぬまでの日々(カフェ:4歳ごろ) 【ウサギが我が家に来た経緯】 飼いウサギのカフェが月に向かいました。 ピーター・ラビットのモデルとなったネザーランド・ドワーフ…

「ココアは死ぬことに決めた」〜連休中に考えたこと2

(ココア、3歳のころ) 【ココア】 大型連休の最終日、我が家で飼っている3羽のウサギのうち、メスの一羽が死にました。 家族は「こっちゃん」と読んでいましたが、一応本名があって「ココア」と言います。このブログでもたびたび、両方の名で紹介してきま…

「ダーウィン先生! これをどう説明します?」〜この世の弱き者

3羽もいる飼いウサギの中で一番年上の「カフェ」が、突然トイレを定位置から移動して、空いた空間で小用をするようになりました。 【カフェの反逆】 カフェはもともと娘のシーナが買い求めたネザーランド・ドワーフのオスで、赤ん坊のころ、トイレのプラス…

「ウサギの治療費がかさむという深刻な問題について」〜国の加計問題と我が家の家計問題①

家で飼っているミニウサギのココアが病気だという件については少し書きました。 kite-cafe.hatenablog.com 診察料が薬代も入れて6000円にもなったのです。 それから10日後、状況が良くなったわけではないのですが薬が切れたため、再び動物病院に出かけま…

「さまざまな病気についてあれこれ学んだ話」〜病院を3軒ハシゴしてきた

「展覧会のハシゴをしてきた」の続きがうまく書けないので、その前に「病院を3軒ハシゴしてきた」話をします。 とは言っても体のあちこちが不調でさまざまな診療科に入って来たという話ではありません。 最初行ったのが獣医で家で飼っているウサギを診ても…

「ペットと『ありのままの最期』」〜死をどう考えるのか①

子どものころ、ペットのしていた犬に悲惨な死に方をされ、以来ネコより大きな動物は飼うまいと決めていました。 ところが5年前、東京でマンション住まいをしていた娘が転居に際して飼っていたウサギを連れていけなくなり、また同じ時期、別な事情で妻が二羽…

「エコヒイキは難しい」

ウサギを三羽も飼っています。別に好きだからではありません。 一羽は娘が独身時代、寂しいから買って欲しいと言われて与えたものですが、マンションを替わったら飼えなくなって私の元に来ました(もしかしたら今は夫となった男と付き合い始めたことも関係あ…

「躾って、できるんだ!」~ウチのウサギの話

以前にもお話ししましたが、ウサギを3羽も飼っています。 1羽は娘が学生時代に購入して引っ越しの際に手放さなければならなくなったもの。ネザーランド・ドワーフの純血種(オス:現在4歳)のカフェです。あとの2羽は1年後に妻がもらってきたミニウサギ…

「ウサギとクマの話」~両方とも同じ生き物なのに、なぜクマは殺されなくてはいけないのだろう?

ウサギを3羽飼っています。 1羽は娘が学生時代に買ったもので、引っ越しをしたら新しいマンションに入れられず、私のもとに来ました。ネザーランド・ドワーフという種類でピーター・ラビットのウサギとして知られています。他の2羽より一回り小さく、下(…

「9月になりました」~9月のウンチクとウサギの話

日本では旧暦9月を長月(ながつき)と呼び、現在でも9 月の別名として用いられます。長月の由来は「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力視されています。また、「寝覚月(ねざめつき)」の別名もあるそうです。 英語でのSeptemberはラテン…