カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「学校は、子どもがいないと本当にいい!」~2学期、ご苦労様でした 来年もよろしく 

長かった二学期もようやく終わる そして2021年も、今日を含めてあと4日 皆さま、お疲れ様 来年も似たような年かもしれないが、がんばろうという話。 (写真:フォトAC) 【学校は、子どもがいないと本当にいい】 多くの学校では先週の内に終業式が終わ…

「2021年、年末の憂鬱」~年の瀬に気になる三つのこと

このブログも明日、年末の挨拶をして2021年分を終了。 いまも心に引っ掛かりのあることがいくつかあるが、 じっくり考えて文章にするだけの余裕がない。 そこで備忘録的にメモ、メモ、メモ――という話。(写真:フォトAC) 【教員であっても職務上で犯し…

「愛する人のため、賢者は何を犠牲にしたか」~愛は数値化できる

「愛は惜しみなく奪う」というがそうではない 愛は惜しみなく与えるものだ――しかし何を? それはその人の持っているものの中で最も貴重なもの 現代においては「時間」だという話。 (写真:フォトAC) 【О・ヘンリー作『賢者の贈り物』】 クリスマス・イブで…

「子どもたちにクリスマスの意味を教える」~明日はいよいよクリスマス・イブ

明日はいよいよクリスマス・イブ 子どもたちはその意味をどこまで知っているのだろう? 宗教は民族性の基礎となるもの このさい少しでも、子どもたちにクリスマスの意味を教えておこうという話。 (写真:フォトAC) 【日本におけるクリスマス】 明日はクリ…

「2022年賀状」~飲みにも行かず、外食もせず

2年前まで、年賀状は自分自身の前年の振り返りを書いた1月・・・、2月・・・と細かな文字で紙面をびっしりと覆ったものだところがこの2年、何もしないから書くこともない。そこで―― 【2022年の年賀状】 昨年は通りいっぺんの年賀状でしたが、今年は…

「神様はなぜ、あんな善き青年の命を奪ったのか」~クリニック放火殺人で殺された元教師の話

大阪のクリニック放火殺人事件の被害者の中に、 昨年教員採用試験に合格し、今年春に辞職した元教員がいた。 退職して9カ月にもなるというのに、まだ病院を離れられなかったのだ。 神様はなぜこの人に、あんな仕打ちを許したのか――という話。(写真:フォト…

「誰かが支えるべきだった二つのできごと」~クリニック放火とアナの死 

先週金曜日に最終回となったドラマ『最愛』には 誰かのために支え尽くす人物がいた。 しかし現実社会には支えのない人と支えきれない人の双方がいる。 先週末に起こった二つのできごとは、そのことを考えさせる。という話。(写真:フォトAC) 【加瀬という…

「金八の悪しき遺産と等身大の学校」~ドラマが現実を侵食する

かつて『3年A組 今から皆さんは、人質です』という優れたドラマがあった。 しかしあれほど優秀な作品でも、学校や教師を嘲笑することを忘れない。 ただ茶化して嘲笑うだけならいいが、変に真面目だと現実世界を侵食し始める。 等身大の学校が描かれるとよ…

「ドラマはプロデューサー・脚本家・演出家で選ぶ」~ドラマの正しい選び方 

二日に渡ってテレビドラマの悪口を言ってきたが、もちろん秀作もある。 マンガを原作としたものはほぼ間違いない。 「一に脚本、二に役者、三に演出」ともいう。 しかしプロデューサーも含めたヒット・スタッフ・セットというのもあるのだ。という話。(写真…

「脚本は自動筆記、情報番組もいかようにも調理できる」~ドラマの中で浪費される人々の苦悩②

時間を埋め物語の進展を図るために、テレビドラマは何でも素材にしてしまう。 深刻な社会問題も個人の苦しみも、都合よく取り込み消費される。 報道番組もスポーツ番組も、 マスコミの一部にとっては商品以上の何ものでもない。という話。 (写真:フォトAC…

「重いテーマを淡々と、あるいは軽々しく」~ドラマの中で浪費される人々の苦悩①  

テレビ・ドラマは社会の重いテーマをどのように扱うことができるか。 同じ清原伽耶を主人公とする「透明なゆりかご」と「おかえりモネ」 脚本家も同じ安達奈緒子なのだが、 描かれ方はまったく違う。という話。(写真:フォトAC) 【「透明なゆりかご」~重…

「日本語の番組に日本語字幕をつけて観る」~新しいテレビと名優の見つけ方の話②  

大型テレビに字幕を表示させると、画面が縮小され、 その枠外に文字が表示されるようになる。 近すぎる場所での視聴に都合がいいばかりでなく、 日本語放送に日本語字幕は、意外な発見につながるのだ。という話。 【日本語字幕が適切に表示できる】 夜は週に…

「更新しました」~キース・アウト

一部自腹で毎年修学旅行に参加しなければならない校長が、スイートルームに宿泊したと非難されている。ミーティングのできる広い部屋でさえあれば、どこでもよかったのだが他に部屋はなかった。コロナ禍でとんでもない苦労の末に実現した修学旅行だが、それ…

「買ったテレビが大きすぎた」~新しいテレビと名優の見つけ方の話①

久しぶりの大きな買い物、 あれこれ迷って買ったテレビだったが、 居間に入ったらやはり大きすぎた。 そこで私は・・・。という話。 (写真:フォトAC) 【新しいテレビを買う】 10年ほど前に購入した液晶テレビに何本か縦の線が入るようになり。見づらい…

「私、失敗しないので(何もしないから)」~働いていればミスくらいするさ

生きて働いていればどうしても失敗やミスは起こる。 しかし若い人が社会に与えられる悪影響など微々たるものだ。 それで命まで寄こせとは言う人もいないだろう。 私たち老人は失敗をしないが、それは社会的に何もしていないからだ。という話。 (写真:フォ…

「1941年では遅すぎる」~太平洋戦争開戦記念日に考えた② 

1941年12月8日の真珠湾攻撃で日本は大勝をおさめた。 そして引き返せなくなった。 その直前にも、引き返す転換点はなかった。 だとしたらどこまで遡れば道は変えられたのだろう。という話。 (写真:フォトAC) 【真珠湾攻撃】 太平洋戦争開戦の記念…

「1941年秋、日米戦は勝てる戦争だった」~太平洋戦争開戦記念日に考えた①

明日は80年目の太平洋戦争開戦記念日。 真珠湾攻撃で大勝して、その日から破滅の道を一気に歩み始めた。 80年前の日本人は何とおろかな選択をしたのか――。 しかしあの時点で、日米戦は勝てる戦争だったのかもしれないのだ。という話。(写真:フォトAC)…

「正しい人々に神の恩恵は降り、卑しい人間に天罰は下る」~早朝の交差点で出会った人々と車

まだ真っ暗な早朝の道を走っていると、様々な人や車と出会う。 一台の車も来ない交差点で律義に赤信号を守る人、 隙あらば何とか赤信号をやり過ごそうと考える人。 しかし神様はそれぞれ適切な恩恵と罰を下すに違いない。という話。(写真:フォトAC) 【赤…

「地球というクラスで、先進悪童国が優等生を潰そうとしている」~感染対策先進国はなにをモタモタしているのだ!

欧米をはじめとする新型コロナ感染で 大きな被害を受けた国々の感染対策がもたついている。 そうこうしているうちに、 これまで拡大を食い止めていた国や地域が潰され始めた。 おい、何とかできる国はまず自国を何とかしようぜ!という話。 (写真:フォトAC…

「ユーキャンの新語・流行語大賞が発表された」~その全部について調べ直した 

今年の新語・流行語大賞が発表され、 大谷翔平選手関連の二つが大賞となった。 しかし残り28の大半がわからない。 そこで全部、改めて調べ直した。という話。 (写真:フォトAC) 【私が遅れているのか、社会の仕組みが変わったのか】 紅白歌合戦の出場歌…

「やはりひとは大切にしなくてはならない」~喪中はがきを見ながら思ったこと。

ここしばらく、年末に喪中はがきをもらうことが多くなっている。 同世代の友人たちにとっては、ちょうど親たちが亡くなる時期だ。 しかし時に、下の世代の訃報が届くときもある。 やはりひとを大切にしようと思うのはそういうときだ。という話。 (写真:フ…