カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「文科省は、”給食中もしゃべっていいよ”と言いながら、”責任は学校が取るから”と釘を刺すことも忘れない」~キース・アウトを更新しました。

kieth-out.hatenablog.jp

「それぞれの国のそれぞれの同調圧力」~日本人は同調圧力に負けてマスクをし続けるのか①

久々に都会に出たが、人出は多く、そのほとんどがマスクをしている。 彼らは同調圧力に屈した人々なのだろうか? 少なくとも私はそうではない。自らマスクを選び取ったのだ。 同調圧力なんてどこの国にもあり、日本が特別なわけでもないはずだ。という話。 …

「日本人ブランドを高め、維持する」~ワールドカップ清掃の何が悪い!②

ワールドカップの会場での清掃は、 結果的に日本人ブランドを高め、維持することに繋がる。 企業の仕事も外交もやり易くなる。それをわざわざ、 ゴミを増やして、彼の国の身分制度を維持してやる必要はない。 という話。(写真:フォトAC) 【いきり立つほど…

「不道徳な人間に道徳を教えられる」~ワールドカップ清掃の何が悪い!①

残念ながら昨夜のコスタリカ戦は零封殺。 しかし負けたスタンドとロッカーで、そのあと黙々となされたことがある。 その場を清掃し、整えることだ。 この美風に、何人たりとも、ケチをつけてはいけない。 という話。(写真:フォトAC) 【封殺されたそのあと…

「財産はあってもなくても、いざという日のためにやっておくこと」~財産は残せばいいというものでもない③

自分が死んだあとで、子どもたちが遺産を巡って不仲になるのは困る。 自分が死んだあとで、財産がどこにあるのか分からないのも困る。 自分が稼いだ金が手つかずのまま残るのも、早く底をつくのも困る。 老人の悩みは尽きないが、ここに名案がある。という話…

「財産の少ない家でこそ起こる 血みどろの争い」~財産は残せばいいというものでもない②

子どものいない家で夫が亡くなる。しかし遺産の半分しか妻のもとに残らない。 財産の少ない家で、わずかな遺産を巡って血みどろの兄弟争いが起こる。 それらすべては、 故人が生きているうちに、やるべきことをやっておけば防げたはずのことだ。 という話。…

「老後の心配は貧困だけじゃない」~財産は残せばいいというものでもない①

老後を年金だけでは生きてはいけない、最低2000万円は必要だという。 しかし普通に準備すれば2000万円はそれほど大きな額でもない。 個人の積み上げていける財産は意外と多いものだ。 問題はむしろムダに残してしまうことかもしれない。 という話。…

「金が減るのも残るのも嫌だ」~やはり宝くじの高額当選者は思ったほど幸せではない

宝くじの高額当選者の話を読んだ。人は何億円もの金を手に入れても、あまり生活を変えないようだ。よく考えてみるとそれもありがちなこと。しかしそうなると、高額当選者であることの意味は何なのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【10年前、宝くじで…

「ICT:子どもから見れば学校なんて隙だらけじゃないか」~キース・アウトを更新しました。

kieth-out.hatenablog.jp

「知の伝承:どうでもいいことまで伝わっていく」~元教え子が昔の私を呼び覚ます

フェイスブックに昔の教え子が投稿した「どうでもいい話」、 実は私が数十年前に教えた話だった。 こうして「どうでもいいこと」は伝承していく。 しかし「どうでもよくないこと」だって密かに伝わっていくものだ。 という話。(写真:フォトAC) 【元教え子…

「やはり小学校英語はいらない」~1%のエリートのために99%の凡人が苦しむことはない

生涯、英語を使う機会がほぼゼロである日本人の割合は90%。 必要に迫られて仕事で英語を使うことの時々ある日本人は9%。 外国語習得に必要な時間はおよそ2200時間。 そう考えると、やはり小学校英語はいらない。 という話。(写真:フォトAC) 【翻訳…

「“結局最後は人間”というもどかしさ。だが仕方ない」~なぜあの子は車内で死ななければならなかったのか②

父親の思い込みから発生した岸和田の女児置き去り死事件。 最後の砦はクラス担任の欠席連絡だったはずだ。 しかしなぜそれができなかったのか。 そこにはおそらく相応の理由がある。という話。(写真:フォトAC) 【欠席確認、ほんとうに忘れただけなのだろ…

「子どもの教育なんて楽な仕事なのだから、ITと企業の落ちこぼれにやらせればいいじゃないか」~キース・アウトを更新しました。

kieth-out.hatenablog.jp

「欠席確認の怠り、私にも経験がある」~なぜあの子は車内で死ななければならなかったのか①

父親の些細な勘違いから2歳の女の子が死んだ。 しかし保育園が一本の確認電話を入れるだけで起こらなかった事故だ。 なぜその程度のことができなかったのか。 ところが私自身にも同じ経験が、しかも二度もあるのだ。という話。(写真:フォトAC) 【欠席確…

「高齢者のあることのやっかい」~伯母が100歳の誕生日を迎えて

先日、伯母が100歳の誕生日を迎えた。私の母も95歳。人はなかなか死なないものだ。しかし一般的な人の死から逆算すると、私の余命はあんがいと短い。高齢者の余命問題、どう考えたらいいのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【キンは100シャイ、…

「不登校対応の極意:この子の親友だったら何と言ってあげるのだろう」~不登校もいじめも過去最多について⑨

もっともカウンセリングに向かないはずの親にしか、もっとも有効なカウンセリングはできない。不登校の回復の過程は、親が優秀なカウンセラーとなる過程なのかもしれない。という話。(写真:フォトAC) 【不登校の着地点】 不登校の指導の場で「登校するこ…

「子どもを『受け止める』とは、こういうことだ」~不登校もいじめも過去最多について⑧

自分の心の中の曖昧模糊としたものに形を与える、その手伝いをするのがカウンセリングだ。不登校からの回復があったとすれば、そこに優秀なカウンセラーがいたはずで、おそらくそれは親だったのだ。という話。(写真:フォトAC) 【カウンセリングとは何か】…

「不登校問題、私は医師もカウンセラーも信じない」~不登校もいじめも過去最多について⑦

不登校に関して、医師やカウンセラーに頼り切ることはできない。過去50年間、魔法のように不登校を終わらせた専門家も、呪文のようにすべてを解いた言葉もない。しかし不登校から戻ってきた子たちも大勢いるのだ。という話。(写真:フォトAC) 【不登校問…

「学校に行けない状況はまず分析されなくてはいけない」~不登校もいじめも過去最多について⑥

不登校にはさまざまなかたちがある――。そんな当たり前のことが長いこと見過ごされてきた。保護者や教師は現場で現実的な対応を続けてきたが、マスコミや政府のレベルでは今も平板だ。という話。(写真:フォトAC) 不登校や心理の専門家の言う「受け止めてく…

「皆既月食のウンチク」~今夜は皆既月食

今夜は皆既月食(6時9分ごろから)。しかし月が太陽の反対側に来るのは毎月のことじやないか?なぜ月食は毎月起こらないのだろう?という話。(13年前の記事ですが) kite-cafe.hatenablog.com

「不登校問題の専門家たちが仕事をしていない」~不登校もいじめも過去最多について⑤

2021年度「問題行動・不登校調査」の結果によると、不登校はわずか1年の間に、25%、5万人近くも増えてしまったという。それなのに世の人々は何の感慨もなくやり過ごしてしまい、こころの専門家たちは空しい助言を与えるばかりなのだ。という話。(写真…

「保護者の無体な要求に屈した教員は消えるしかない」~キース・アウトを更新しました。

kieth-out.hatenablog.jp

「いじめはなくなることも減ることもないが、諦めることもない」~不登校もいじめも過去最多について④

形式的にも実体としても、いじめはなくなることも減ることもない。中身は刻々と難しくなっていく。しかし諦めることもない。私たちにはまだまだやれることが残っている。という話。(写真:フォトAC) 【「いじめ」も「いじめもどき」も、なくなることも減る…

「いじめの指導が難しいのは、心を問題にするからだ」~不登校もいじめも過去最多について③

いじめかどうかは被害にあった子が「心身に苦痛を感じている」かどうかで決まる。いじめの指導が難しいのはそのためだ。みんなで苦痛の見積もりが異なる。しかし具体的行為については、乖離はそれほど広がらないだろう。心の指導なんて、落ち着いた時間に、…

「いじめ調査バブル:子どもも教師も訴えたもの勝ち!」~不登校もいじめも過去最多について②

文科省はできるだけ多くのいじめ報告を要求する。報告の多い学校は立派で、少ない学校は怪しいとさえ言うのだ。だから学校は限りなくいじめもどきを掘り出し、対処する。子どもはケンカさえできなくなり、いじめ自体は地下運動化して、残る。という話。(写…