カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

親子・家族・子育て

「腹をくくった家の子だけが、きちんと育ててもらえる時代」~私たちは子どもに罠をしかけていないか⑤

本当に気を遣ってやらなければならない子どもたちの陰で、 鍛いて錬って育てられるべき子どもたちが放置される。 もはや学校が子どもを一定水準に引き上げる時代は終わった。 腹をくくって家庭で育てた子どもだけが、きちんと育つ時代だ、という話。(写真:…

「幻想:誰も無理しないで済む社会の創出」~私たちは子どもに罠をしかけていないか④

高校入試の内申書から出欠の記録をなくして誰もが、 「学校に行かないといけない」と思わずに済む社会、 家が貧しくとも名門私立高校に進学できる社会、 私たちはそれを創り上げたが、それで良かったのか。という話。(写真:フォトAC) 【学校は行かなくて…

「なぜ頭の中の警報は正しく鳴らなかったのか」~私たちは子どもに罠をしかけていないか③

部下の遅刻を優しくとがめる上司と、生意気な物言いの部下。 それはいかにも令和らしい風景で、昭和にはなかったものだ。 しかし令和の、丁寧に時間をかけて言葉を尽くす指導が、 必ずしも本人のためになるとは限らない。という話。(写真:フォトAC) 【令…

「誰が得をして、誰が損をした話なのだろう」~私たちは子どもに罠をしかけていないか②

ネット上で拾った優しく弱腰の上司と生意気な部下との会話。 結局、誰が得をして、誰が損をした話なのだろう? そこから自ずと社会の構造が見えてくる。 なんやかや言っても、大人の社会は底が硬いのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【誰が得をして、誰が…

「聞くだに苛立たしく腹立たしい、上司と部下の電話のやり取り」~私たちは子どもに罠をしかけていないか①

ネット上で、訊くに堪えない、 大人どうしの電話のやり取りを聞いた。 腰の低い上司と生意気な部下。 しかしそこに単純ではないものが見えてくる。という話。(写真:フォトAC) 【聞くだに、苛立たしく腹立たしい、電話のやり取り】 先週の中頃、X(旧ツイ…

「心の“見える化装置”としての制服」~指導助言の質を高める方法③

一クラスに30人も40人もの生徒がいる中で、 問題を抱える子を見つけ出すのは容易ではない。 そこで見えない心の中を「見える化する装置」が必要になる。 それが制服を始めとする外見に関わる決まり事だ。 という話。(写真:フォトAC) 【心の“見える化…

「思ったことをすぐしゃべってしまう子をどう指導したらよいのか」~指導助言の質を高める方法①

先週24日(金)の「チコちゃんに叱られる!」 話題になったひとつは、 思いついたことをすぐ言葉にしてしまう自分の扱い。 チコちゃんの聞いて来た答えがよかった。 という話。(写真:フォトAC) 先週5月24日のNHKバラエティ「チコちゃんに叱られる」…

「何も考えずに来られた幸せと厄介な老後」~年寄りは判断の要素に《終末》を加える②

健康とは、身体のことを考えずにいられる状態 経済的豊かさとは、明日の生活費を計算せずに済むこと。 幸せとは、幸せを追求しないでいられる状況―。 いい人生だったが、終わらせ方は厄介――という話。(写真:フォトAC) 【成長の階段を上る人々、下る人々――…

「たくさんの若者が消えていく社会」~東京都の新任教員の、20人にひとりが1年以内に退職した①

昨年、東京都の新任教員の、20人にひとりが1年以内に退職したという 教員ばかりでなく、社会のあちこちで若者が神経をすり減らし、 叩かれ、潰されている。 いったい何が起こっているのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【新任教員の20人にひとりが1年…

「人格を叱るのではなく行動を叱るということの意味」~大阪超進学校におけるカンニング・自殺事件の教訓①

大阪の超進学校で起こったカンニング・自殺事件。 いったい何が起こり、何が悪かったのだろうか? ほんとうに指導に問題があったのか、 別に正しいやり方があったのかどうか、 という話。(写真:フォトAC) 【超進学校におけるカンニング・自殺事件の顛末】 …

「惣領の甚六、次男坊には鬼が出る」~困った子、困っている子の話①

娘が二人の子を連れて五日余りの里帰り。 しかし次男坊が驚くほど難しくなっていた。 怒る・泣く・喚く・意地悪をする――、 そして私は、あることを思い出したのだ。という話。(写真:フォトAC) 【シーナ、里帰りする】 先週の月曜日(1日)から金曜日(5…

「親ができないなら、学校がやるしかないじゃないか」~誰かが穴を埋めなければ子どもは助からない

孫1号のハーヴが、父親と一緒にマラソン大会に出た。 DCDで運動の苦手な子に、少しでも自信をつけたいという。 そんな対応をしてもらえる孫1号は幸せだ。 しかしそうでない子はやはり、学校がみるしかないじゃないか。という話。(写真:シーナ・SuperT) …

「子どもを持つことについて、若い人の知らないことがたくさんある」~若者がもう子どもはいらないといい始めた②

望んでも手に入れられなかった人、 それがなくても十分な人は除こう。その上で、 これといったもののない人は、「平凡な道」も閉じない方がいい。 そこにあるものについて、キミたちの知らないことがたくさんあるからだ。という話。(写真:フォトAC) 【ま…

「『なぜみんなは、あんなに嬉々として親になっていけるのだろう』と思った日から」~若者がもう子どもはいらないと言い始めた①

半世紀前の私は、 結婚することにも、子を持つことにも怯える人間だった。 「なぜみんなは、あんなに嬉々として親になっていけるのだろう」 そして今、似たような若者が急増しているというのだ。という話。(写真:フォトAC) 【あれほど不安だった私が親に…

「バレンタインデーに問題解決の方法を考える」~子どもたちに正しい悩み方を伝授しよう①

何となく今朝は、昔を思い出して子どもたちに語りかけたい気分。このさき思いつめて生きて行きそう子どもたちに、正しい悩み方を伝授しよう。という話。(写真:フォトAC) 【バレンタインデーですね】 みなさんおはようございます。 今日は何の日か、もちろ…

「正月の我が家に見る世代相とその行く末」~次の20年をどう生きてどう死ぬのか①

今年の正月は我が家の構成員全員が揃った。 そしてそれぞれの世代の現在が、鮮やかに浮かび上がった。 子どもたちはすでに子どもではない。 私たちはもうすぐ、何かをしてもらう人になる。という話。(写真:フォトAC) 【正月の我が家に見る世代相とその行…

「いじめ行為をどう抑え、加害者をどう癒すのか」~高垣忠一郎氏を偲んで③

具体的現場で、いじめの加害者とどう対峙するか――。 急がなければ被害者が危うく、 ゆっくり向き合わなければ加害者は救えない。 その矛盾をどう解くかーー。という話。(写真:フォトAC) 【いじめ指導の二律背反】 いじめ問題が明らかいなった時、まずすべ…

「『ケレドモ』でふみこたえ、『ケレドモ』をテコに起き上がる、誇り高き4歳児の話」~高垣忠一郎氏を偲んで①

臨床心理学者の高垣忠一郎の訃報が届いた。 私はこの人から、 子育てと教育に関する重要な二つの観点いただいた。 ひとつは幼児教育の目標、そしてもうひとつは――という話。(写真:フォトAC) 【訃報アリ】 先週の金曜日1月12日の新聞に、小さな訃報記事…

「悪食惨題(あくじきさんだい)」~食と人格の話③ 

私がどの程度好き嫌いが多く、 母がどのくらいいい加減であったかについて話そう。 それは母のオリジナル料理について聞けば、 自ずと理解できることだが。という話。(写真:フォトAC) 【悪食惨題】 好き嫌いが多かった。食べられるものがなかった、ワガマ…

「“人見知り”=人間関係の“食わず嫌い”」~食と人格の話①

子どものころは食べ物の好き嫌いがとても多かった。 そのことを従兄との会話に差し挟んだら、 「お前、人間の好き嫌いも激しくない?」 と訊かれた。そこで考えた。という話。(写真:フォトAC) 【食の好き嫌いの話】 9月に100歳で亡くなった母の長姉の…

どこまで教師がいたぶられたら、人々は満足するのだろう

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「子育ての練習としての動物飼育」~ウサギとカメの教育科学②

私は特に熱心な動物愛護家という訳ではない。むしろ反対だ。 しかしよく考えると、大人になるまで一貫して、私は動物を飼ってきた。 飼わなくなってからの約30年間は、子どもを育てていたのだ。 そう思うと、飼育体験はやはり決定的に大切なのかもしれない…

「机に顎を乗せて勉強する子たち」~美しい文字を子どもの財産として残すために⑤

子どもの字が下手になっていく要因はいくつかある。 ひとつはシャーペンなど、立てなければ書けない筆記用具。 もうひとつは、身体にまったく合っていない椅子。 そしてその椅子は、意外な場所にある。という話。(写真:フォトAC) 【小さな子には望ましい…

「ロクでもない法律や条例の成立、そこには浅~い理由(わけ)がある」~議員がひらめくとロクなことがない

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「日本の上にアメリカは乗らない」~囁く天使と怒れる菩薩②

守護天使のあの冷ややかな感じ、 欧米諸国にはびこる児童虐待や子殺しを、 私たちはどう理解したらいいのだろう? 翻って我が国では、子どもたちにどう対応してきたのか――。という話。(写真:フォトAC) 【守護天使は警告する】 若いころキリスト教について…

「コーダ(聞こえない親のもとで育つ、聞こえる子どもたち)を、押さえておくべき視点として学んだ」~夏ドラマから知ったこと考えたこと②

NHKドラマ「しずかちゃんとパパ」を見て、 コーダについて学んだ。 アダルトチルドレンやカサンドラ症候群のように、 子どもの問題を考える上で押さえておくべき家族の偏差だ。という話。(写真:フォトAC) 【コーダ(CODA: Children of Deaf Adult/s)…

「心当たり、ハーヴの今と私の想い」~DCD(発達性協調運動障害)、子どもの姿が見えてくるとき④

ハーヴにDCD(発達性協調運動障害)があるとして、 重複障害はないのか。何か原因めいたものはあるのか、 予兆は? そしてこれからどう対応していくか、 そして私は?。という話。(写真:フォトAC) 【重複障害の可能性】 ハーヴのDCD(発達性協調運動障害…

「悲しきグリーンベレーの話」~DCD(発達性協調運動障害)、子どもの姿が見えてくるとき③

私が初めてあった自閉症スペクトラム障害の子どもは、 信じがたいほどの運動オンチだった。 こうした、生活に支障をきたすような運動障害をDCDと言うらしい。 私の孫が抱えている困難がそれだ。という話。(写真:フォトAC) 【初めて会った発達障害のあ…

「誕生日が過ぎても使える『誕生日プレゼント引換券』の話」~DCD(発達性協調運動障害)、子どもの姿が見えてくるとき①

3カ月前、孫のハーヴは誕生日のプレゼントが決められず、 ほとんどパニックになっていた。 「誕生日プレゼント引換券」で何とか凌いだが、 誕生日に何をもらうかなんて、本来、大した問題ではないだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【誕生日が過ぎても…

「貧乏人こそ結婚しろ:結婚式の経済学と本質的でない最後のアドバイス」~息子アキュラの結婚式で考えたこと⑤

金がないから結婚できないと思っているあなたに、 とんでもない思い違いだ。貧乏人こそ早く結婚しろ。 そしてもうひとつ。式や披露宴のあり方には、 別の原理もあることを忘れるな。 という話。 (写真:フォトAC) 【貧乏人こそ結婚すべき】 よく「お金がな…