2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
「こうあるべきだ」はすぐに「こうあるはずだ」に翻訳される。 しかし現実は必ずしもそうはならない。そして人々は落胆して叫ぶ。 「ほら見なさい。ネバーランドの選手は、 あんなに前を走っているじゃないか!」、という話。(写真:フォトAC) 【「かくあ…
「こうあってほしいこと」と「こうあること」は違う。 しかしこの二つはしばしば混同され、あるいは利用される。 けれどそれを厳密に扱わないと、我々は、未来を誤るのだ。 『タワー・マンション』の夫婦のように,という話。(写真:フォトAC) 【『タワー・…
居間から外に出ようとして、 踏み台を踏み違えて、転んで頭を打った。 若いころとは違う、何が起こるか分からない。 さてこんなときはどう対処したらよいのか、という話。(写真:SuperT) 【踏み台を踏み違えて、転んで頭を打つ】 うららかに暖かかった先週…
東池袋自動車暴走死傷事故の受刑者が死んだ。 人生の終着点が刑務所なのは無念だろう。 人間はしばしばどうしようもないミスをする。 だがその人間でなければできないこともある。という話。(写真:フォトAC) 【事故と火事が怖い――もはや病気も怖くないが…
ハガキの値段が一気に上がり、 年賀状という習慣への迷いも生まれる。 だが、いろいろ考えたら、 やっぱりやめるのは難しいと思ったという話。(写真:フォトAC) 【年賀状を如何にせん】 ハガキの値段が63円から85円に一気に35%も値上がりして、先日の飲み…
強制や圧力から解放されることだけが“自由”ではない。 恐怖からの自由、貧困からの自由、差別からの自由・・・。 だから学校で一番自由なのは、よく学び、よく動き、よく遊ぶ、 つまりよく躾けられた子だ。という話。(写真:SuperT) 【躾ができているとこ…
不登校がいよいよ35万人にもなったという。 学校に行かなくていいと言った人たちは、今、何を考えているのだろう? 学校に行かない自由を選び取った子どもたちは、 まるっきり自由ではないというのに――、という話。(写真:フォトAC) 【私は間違っている…
NHK紅白歌合戦の出場者が発表されたが、 初出場歌手のひとりも知らない。 新語・流行語大賞の候補も、半分は分からない。 多様性の時代というのは、何も分からない時代なのだ。という話。(写真:フォトAC) 【紅白歌合戦の出場歌手が決まる】 年末のNHK…
先週土曜日は孫2号の5歳の七五三祝い。 たくさんのおとなたちに囲まれて、2号も嬉しそうだ。 かなりうまく育っている。それもこれも教員である父親が、 職場でやっている教育を、我が子にはしなかったおかげだ。という話。(写真:フォトAC) 【イーツよ…
一般教職員と違って、校長は特殊な人間関係を負わされる。 教委、地区の人々、地域の名士、地方議会議員、 学校は彼らのものであって校長や教員の私物ではない。 だからどうやっても、校長の思い通りにはならない。 という話。(写真:フォトAC) 【校長は誰…
「キース・アウト」を更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
今日は満月。 1006年前の今夜、藤原道長はあの有名な歌を詠んだ。 その日と今日の間にすばらしい一致があり、 今日と明日の間にも素敵な偶然がある。という話。(写真:フォトAC) 【今日の満月は1000年前、藤原道長が見上げたものと同じ月】 今夜は満月、し…
文科相は財務省案を批判して、 「それでは必要な教育指導が行われなくなる」といった。 しかし文科省は「必要な教育指導」を、 すでにずいぶんと削減してきたのじゃないか、という話。(写真:フォトAC) 【文科相、財務省案を批判する】 財務省の「時間外労…
さまざまにある学校制度をいっしょくたに語ってはいけない。 残業代が出るようになっても、仕事自体が減らなければ、 時間外労働の抑制には繋がらない、――と思っていたが、 そうない場合もあった、という話。(写真:フォトAC) 【ネットで検索したら自分の…
学校教育の要諦は教育基本法が定め、 学校教育法が背骨を通し、施行法が肉付けをする。 それだけでがんじがらめのようだが、 見方を変えれば、学校独自にできることは山ほどある。という話。(写真:フォトAC) 【クイズ:どれがなくせる仕事かな?】 クイズ…
授業中以外の教員の姿を想像することは難しい。 校長の仕事は、その教師たちの目からも隠されている。 何をしているのか分からない校長職だが、 それを万能のように考える人もいるのだ。という話。(写真:フォトAC) 【校長は巨大な権限を持っている】 「先…
教員の時間外労働の扱いについて、 文科省と財務省が真っ向から対立している。 双方の事情は分かる。それにしても分からないのは、 調整額増額に反対する現職教員たちの考え方だ。という話。(写真:フォトAC) 【文部科学省VS.財務省】 空前の教員不足・…
「キース・アウト」を更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp
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金がかからない、世間から文句を言われない――、 行政の下す判断は、最初からその2点に縛られている。 だから不必要な小学校英語やプログラミングは残り、 必要な運動会や修学旅行は縮小される、という話。(写真:フォトAC) 【寓話「バッタの実験」】 先月…
道徳の神髄は“正義”よりも“美しいかどうか”だ。 街の道路にゴミが落ちていないにも、群衆の静けさも、 皆、それが美しく心地よいから選ばれた。 選ばれて、幼稚園や学校で一生懸命、練習したのだ。という話。(写真:フォトAC) 【“名前を言いたくないあの人…
大人である私たちがいま自然にやっていること、 それは本能でなければすべて学んだことだ。 あがめるべき教会もモスクも党委員会も持たない日本人は、 どこで人間になる教育を受けたのだろう、という話。(写真:フォトAC) 【本能でなければ、私たちにでき…
かつて酒の路上飲みは、日本人にとってもあたり前ではなかった。 コロナ禍以前の日本人はもっと恥を知る人たちだった。 ただしそれは平成の話で、昭和まで遡るとそうでもない。 それを現在まで高めたのは、日本人のたゆまぬ努力のおかげだ、という話。(写真…
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今日は万聖節、昨晩はハロウィーン。 日本のハロウィーンにアメリカ人が来るなんて、 誰が想像しただろう。 しかもそれが日本にとって良いことではなかったなんて、という話。(写真:フォトAC) 【諸聖人の日】 11月になりました。キリスト教国では今日が「…