カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

生活

「私のブログが東アジアに君臨するかもしれない」~技術の進歩がネット社会を腐らせる①

ブログのアクセス数が急上昇を始めた。 中国から大量の閲覧者が来ているのだ。 いよいよ私の時代だ。14億人が私を見ている、 なワキャーないよな! ――という話。(写真:フォトAC) 【私のブログの変遷と現状】 私のこのブログは2005年4月から職場で書いてい…

「これを飲んだらいつでも眠れる」~ふたたび“一度起きたら二度と眠れない問題”について

夜中に目覚めて、少しタイミングが狂うと二度と眠れない。 2~3時間後に眠れても、必ず定時に目覚めてしまう。 一日中ウツラウツラして危険な私に、 朗報が訪れた。――という話。(写真:フォトAC) 【再度、“一度起きたら眠れない問題”について】 先々週の金…

「齢を取ると疲れ切ることもできない」~珍しく快眠だった翌日に思ったこと

驚くほどよく眠って気持ちよく目覚めた朝、 前の日の畑仕事を思い出してふと思う。 心地よく眠るには、あそこまで働かなくてはいけないのだ。 しかし毎日“あそこまで働く”力は、今の私にはもう残っていない。――という話。(写真:フォトAC) 【最近の生活】 …

「素晴らしい経験も、子どもたちに伝えられない」~楽しいことを分かち合いたい②

結婚は素晴らしい、親となることも素晴らしい、 そんな素晴らしさを素直に伝えたいのだが、 結婚と出産を勧める話は今やタブー。 だれも若者の背中を押してはならぬ。という話。(写真:フォトAC) 【兄弟はいるが、従兄弟はいない】 生後2か月の孫3号、ド…

「現代の形代(かたしろ)としての家電」~家電と人形と老後資金の話②

壊れたはずのBDプレーヤーが自然に直る。 その代わり大型テレビが壊れる、 台所のIHヒーターが壊れる。 もしかしたら相応の理由があるのかもしれない。 という話。(写真:フォトAC) 【摩訶不思議、電気機械が自然治癒する】 突然、画像も音も出なくなっ…

「フジテレビはマスコミの怖さが分かっていない」~結婚に愛はいらない①  

最近やかましい中居正広問題。 マスコミ関係者は教員よりも世間知らずらしい。 メディア対策もできなければ危機管理もなっていない。 中居氏も、当たり前のように結婚しておけばよかったのだ。 という話。(写真:SuperT) 【フジテレビはマスコミの怖さが分…

「閑話休題:なんとも気合の入らない日」~我が家の植物をお見せします

あちこち手を伸ばしているうちに、 何もまとまらなくなった今日一日。 しかたないので鉢に水をやり、 居間の一部を見せることにした。という話。(写真:SuperT) 【なんとも気合の入らない日、頭皮に火の粉を感じる】 畑に仕事がなく、庭の手入れもいちおう…

「今年気にかけた三つのこと」~今年のまとめ②

今年、興味を持ったことは集約すると三つ。 “集団”を失っても私たちは生きて行けるのか、 日本人を日本人に育てる教育は何が何でも残す、 そして、光る君へ という話。(写真:フォトAC) 【「不適切にもほどがある」が指摘した令和の違和感】 今年前半のテ…

「すらすらできることの積み重ね」~振り返ってみれば人間は本当に難しい②

「分かっていてもできないこと」を、 「分かっていなくてもできること」に育てることを《学習》という。 学習には三つの段階があるが、それを経て身に着いたものは、 普通は失われない、 という話。(写真:フォトAC) 【「分かっていてもできないこと」「分…

「出しゃばりお米(よね)のいなくなった世界」~子どもたちが心配だ①

「出しゃばりお米(よね)」 昭和の初期まで日本にいた、お節介なおば様たちの総称だ。 そのお米たちがいなくなって、 はて? 現代の若者たちは幸せなのだろうかという話。(写真:フォトAC) 【出しゃばりお米(よね)を知っていますか?】 出しゃばりお米…

「中毒体質・中毒気質」~なぜパズルには打ち込めるのに勉強はダメなのか①

ガムが辞められない、タバコではほんとうに苦労した、 ギャンブルもゲームも危ういところを回避し続けてきた 自分にはほんとうに中毒体質・中毒気質があると思う。 しかしなぜ、ハマるものとそうでないものとがあるのだ?という話。(写真:フォトAC) 【ガ…

「中元歳暮がなくなるのは関係が断たれるようで辛い」~もののやり取りについて考える②

娘の婚家から、 中元・歳暮のことはやめようという話があった。 分からないではない。しかしあれをやめてしまったら、 私たちはいつ、どんなふうに話しかければいいのだ?という話。(写真:フォトAC) 【中元歳暮がなくなるのは、関係が断たれるようで辛い…

「沈黙交易・ものくるる友・賢者の贈り物」~もののやり取りについて考える①

三つの話が頭に浮かんでくる。 「沈黙交易」の話、吉田兼好の「ものくるる人」、 オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」、 ものを送ることに関する三つの物語、という話。(写真:フォトAC) 【沈黙交易の話】 古代において、ふたつの民族あるいは部族、あるいは…

「作物にはそれぞれのスタートとゴールがある」~意外と気づかない農業の当たり前①

わが家の畑、数えたら30種もの作物をつくっていた。 「そんなに多くて大変じゃないか」人は言うが、 それぞれの作物にはそれぞれのスタートとゴールがある、 それを組み合わせて行けば、なんとかなるのだ、 という話。(写真:SuperT) 【今年の畑:少量し…

「家庭菜園ティスト、子孫に美田を残す決意をする」~今年の畑の準備ができて考えたこと②

都会はどんどん変化するが田舎の動きは鈍い。 そもそも変化の必要性さえ乏しい。 おそらく200年経っても、緑の同じ世界があるだろう。 だから私は子孫に美田を残したい。という話。(写真:フォトAC) 【田舎は8000年経っても田舎のまま】 2001年のアメリカ…

「横並び・我慢強さ・協調性・ムラ、百姓はこころ病まない」~今年の畑の準備ができて考えたこと①

今年の畑の準備ができた。 明日にも苗を買いに行って、植え付けを始めよう。 農業は私たちの感性と深いつながりがある。 稲作が私たち日本人を創り上げたのだ。という話。(写真:SuperT) 【今年の畑の準備完了~畑づくりには順序がある】 晴耕雨読と言いま…

「私たちが奴隷になっていくことへの憤り」~人生のハンドルを自分で握る者②

文明社会で人は依存的に、つまり幼児のようになって行く。 大人になるべき時にも、その機会を取り逃す。 長じては自ら進んで人生のハンドルを放棄してしまう。 私たちはただ、誰かの恩情にすがる奴隷となりつつあるのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【文…

「二十歳から数えて五つ目の10年が終わる」~そして終わりの始まりへ

2023年度がいよいよ終わり、来週からは2024年度。 そして10年ごとに人生を変えて来た私にとっては、 おそらく最後の10年が始まる。 怖くはないが、厳しい戦いの日々になるだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【二十歳から数えて五つ目の10…

「フキノトウの思い出」~春になると、小さなころの息子を思い出す

家の畑にフキノトウが顔を出した。 今年は例年より早く気づき、花の咲く前に収穫できた。 フキノトウには思い出がある。 人生で初めて、自分の子に教えてもらったことだからだ。という話。(写真:SuperT) 【フキノトウ(蕗の薹)】 裏の畑の柿の木の根元に…

「また詐欺に引っかかりそうになる」~やはり教員は世間知らず(お金に関しては)

妻がネットで買い物をし、その支払いに郵便局に行った。 しかし局員が言う。「外国人名義の口座ですが大丈夫でしょうか?」 妻が連絡を取り合っていたのは日本企業の日本人担当者、 怪しい!という話。(写真:フォトAC) 【やはり教員は世間知らず(お金に…

「大雪が降って露わになる人間関係と現代の家柄」~それぞれの家のそれぞれの雪かき

田舎と言っても、必ずしも近所づきあいが深いわけではない。 特に昭和以降の新興住宅街の雰囲気は、都会と同じだ。 面倒を理由に日ごろの付き合いを疎かにして――、 しかしだから、いざというときには困る。という話。(写真:フォトAC) 【向こう三軒両隣…

「正月の我が家に見る世代相とその行く末」~次の20年をどう生きてどう死ぬのか①

今年の正月は我が家の構成員全員が揃った。 そしてそれぞれの世代の現在が、鮮やかに浮かび上がった。 子どもたちはすでに子どもではない。 私たちはもうすぐ、何かをしてもらう人になる。という話。(写真:フォトAC) 【正月の我が家に見る世代相とその行…

「2024年の薄暗い始まり」~しかしがんばろう 

元日早々の大きな地震。 能登の方にはあまりにも気の毒な2024年の始まり。 それとは比ぶべくもないが、私もまた不運な年の始まりだった。 だが頑張ろう、やり直そう。という話。(写真:フォトAC) 【2024年の薄暗い始まり】 元日の夕暮れ近い時刻、私と…

「基本的なことができないのは、どこかに問題がある」~食と人格の話② 

バランスよく食事がとれない子には何らかの問題がある。 その問題の解決のため、 何でも気持ちよく食べられる教育は必要だ。 そしてとりあえず今は、それも学校の仕事だ。という話。(写真:フォトAC) 【基本的なことができないのは、どこかに問題がある】 …

「思い起こせば今年は別れの年」~2024年の年賀状をどうデザインしようか②

年賀状に書くために2023年を振り返った。 ペットが死に、3人の伯母が亡くなり、 息子が独立して、我が家は老人住宅仕様に変化。 ああ、今年は別れの年だった――。 という話。(写真:フォトAC) コロナ禍の去った今年は、さて、どんな年賀状にしようかと…

「老いた地区の、老いた人々の町内会」~社会三悪の行方①  

日曜日の朝、町内会の回り番で公民館の掃除に行った。 私の組からは年寄り3名のみの参加。11軒もあるというのに。 間もなくこの組も消滅するだろう。 私たちが殺すからだ。という話。(写真:フォトAC) 【老いた地区の、老いた人々】 昨日は朝、町内会で…

「王様の耳はロバの耳! 字が汚くて許されるのはブサイクだけだ!」~美しい文字を子どもの財産として残すために①

なぜ、字の下手はあそこまでひとをがっかりさせ、 字の上手いは、あそこまでひとを過大評価させるのか。 しかも字は箸使いと違って、 書けば書くほど下手になっていくような気もする。なぜだ?という話。(写真:フォトAC) 【大女優宮沢りえの大きな失態】 …

「ロクでもない法律や条例の成立、そこには浅~い理由(わけ)がある」~議員がひらめくとロクなことがない

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「一晩に132回、最長5分39秒に渡って、私は呼吸をしていない」~高齢者の日常とは身体に耳をそばだてること②

夜中に何度も目を覚ます。 もしかしたら睡眠時無呼吸症候群のためかもしれない。 そう思って検査を受けたら、一晩に132回、最長5分39秒に渡って、 私は呼吸をしていないことが分かった――。 という話。(写真:フォトAC) 【睡眠時無呼吸症候群(SAS)…

「やがてすべては戻ってくるだろう」~妻、シンプルライフをめざしてみる④

妻は調理用具のほとんどをしまい込んで、 極めて単純な生活(シンプル・ライフ)を始めようとしている。 しかしものや道具はそれ自体が家庭の文化なのだ。 特別な理由がなければ、文化革命は進まない。 という話。(写真:SuperT) 【一方の極み】 弟は、これ…