政治・社会・文化
現代の若者にとって、恋愛も娯楽の一形式、 選ぶ人もいれば、選ばない人もいる。 恋愛なしでも人生設計はできるのだから、 他人の恋バナも寝室事情も気にならない。 という話。(写真:フォトAC) 【恋愛も、娯楽のひとつにすぎなくなった】 かつて性と暴力…
21世紀の若者たちにとって、 恋愛もひとつの娯楽コンテンツに過ぎない。 選ぶ人もいれば、選ばない人もいる。 よく世界が見えているので、突き動かされることもない。 という話。(写真:フォトAC) 【21世紀の若者たち】 21世紀の若者たちの恋愛や結…
若者の恋愛状況を表現するのは、 常に恋愛カーストの上位30%だけである。 1970年代も、狂乱の80年代も、 そして暗黒の90年代も、 という話。(写真:フォトAC) 【「恋愛強者」は全体の3割】 「令和4年版男女共同参画白書」の「20代の若者の『デ…
夜のトーク番組を見ていて、 女性タレントのあまりにも明け透けな話に心折れた。 しかし一方で、 私は遅れすぎた青年たちのことも知っているのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【「人志松本の酒のツマミになる話」の話】 「人志松本の酒のツマミになる話…
総務省より、最新の人口統計が発表された。 それによると日本の人口は、やや減っておよそ1億2500万人だという。 しかしこれでも結構な数字なのである。 自分を鼓舞するためにも、いろいろ比較するためにも、覚えておくといい。 という話。(写真:フォ…
富山県の魚津市で新任の教頭が飲酒運転で逮捕された。 なぜこれほど言われているのに飲酒運転が後を絶たないのか。 答えは簡単。飲んだら人は判断力を失うのだ。 だとしたらどう対処したらいいのか―― という話。(写真:フォトAC) 【魚津市の新教頭はハンド…
同い年だということは死ぬまで同じ時間軸を生きるということだ。 同じ世界を見て、同じ社会を体験しながら、別の生き方を続ける。 友よ、旅に出よう。そしていつか年老いた日にまた会おう。 そのときこそ盃を傾け、見てきたこと感じてきたことを語り合うのだ…
一昨日と同様、昨日の母方の葬儀もイトコたちの参加が少なかった。 もうこの親戚関係は解消したいということなのだろうか。 しかし葬儀には特別な意味があるはずだ。 現代の親戚関係を、人々はどう考えているのだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【冷淡…
私の父方と母方で、一人ずつの叔母が相次いで死んだ。 葬儀が二日続きになったが、メイやオイの参列があまりに少ない。 つい最近まで、葬儀は最優先事項だったはずだが、 もはや人は死を畏れないということなのか――。 という話。(写真:フォトAC) 【親戚に…
マイナンバーカードの申請は明日まで。 もう時間がないからとすっかり諦めた人たち――そんなことはない。 写真を撮るための自分の顔と「カード交付申請書(それもなければせめてID)」 この二つがあればスマホを使って5分でできる。親や他人の分だって――。 …
かつての流行語「KY(空気を読めない・空気を読まない)」は、 「同調圧力」とどうかかわるのだろう? かつて若者の中に、同調圧力を当然とする文化があったというのだろうか。 KYはどこからやってきたのだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【KYは…
卒業式のマスクがなぜこれほどまでに問題なのか分からない。 同調圧力でつけさせるのは間違いだともいうが、それも分からない。 圧力をかけているのが誰なのかも分からないし、 圧力をかけている者の責任が追及されない理由も分からないのだ。 という話。(…
度重なる教育改革によって生まれた新しいものはなくせない。 消せるのは部活動と特別活動と生徒指導、そして粘っこい人間関係。 子ども同士の人間関係は地域部活とSNS、ネットゲームへと移る。 そして教師の役割も半減する。 という話。(写真:フォトAC) …
子どもの成長に関わる全てのことは、学校がやらなくてはならない、 ――法律にはそう書いてある。もちろん「保護者と一緒に」だが。 けれど教育基本法や学校教育法制定から四分の三世紀、 子どもの実態は、学校の能力をはるかに越えているではないか。 という…
昨日話題となった二つの教育に関するニュース。 何が何でも学校は時短をせよと文科省が言ったこと。 またまた教員免許取得のハードルを下げること。 文科省はバカかといった話だが、きっとバカを承知でやってるんだよ。 という話。(写真:フォトAC) 【きの…
95歳の母がテレビを見て頻尿・夜尿の薬を買ってしまった。 利尿剤を飲んでいる身なのに。 さっそく返品手続きをしたのだが、その過程で思わぬ提案があったのだ。 「次回、同じ電話から注文があったら受け付けないこともできますが――」 という話。(写真:…
kieth-out.hatenablog.jp
古い同僚が大きな詐欺に遭った。 しかも被害者と加害者を引き合わせたのは私なのだ。 事件の解決を目指して働く中で、 私はさまざまなことを学び、そして気づいていく。 という話。(写真:フォトAC) 【発端】 4年前の6月、年賀状のやり取りだけで十数年…
盆にも暮れにも双方の実家へ揃って行かないとして、 生涯、助けることも助けてもらうこともない人生を歩んでいけるのか、 援助しもらわなくてけっこう、面倒も見ない、遺産もいらない――。 そんなこと言わず、アルバイト気分で二日ほどがんばればいいだけじゃ…
若い夫婦にとって互いの実家を訪うことは気の重いことである。 因習を捨て、独立した家族として生きようとすれば、 そこには“双方の実家に行かない”という選択肢も生まれてくる、 ――そうだろうか? という話。(写真:フォトAC) 【「なんで盆暮れに夫の実家…
ちょうどいい人生の終わり方というものも追求しきれない。 将来に不安があったとしても、打ち切るわけにはいかないからだ。 なぜそんなことを考えたのかというと、 具体的に家族関係が変化してきて、私は急に心配になってきたのだ。 という話。(写真:フォ…
年初めに福島県で大きな交通事故があった。 私がかつて経験したものと同じ型の事故だ。 見晴らしがよく、どう考えても起こりそうにない場所での事故、 ――広大な場所では車が消えてしまうのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【見ようとすれば見えるはずの車…
中国のゼロコロナ政策の見直し、 政府はたいへんなことになると思っていたが、そうでもなかったようだ。 なにしろ何もしないのだから。 それがこの国の恐ろしくもすごいところ。 という話。(写真:フォトAC) 【中国という乱暴な国】 大学での専攻が中国近…
いよいよ冬休みまであと三日だが、 大昔、この時期になると妙に忙しい教員集団がいた。 忘年会の出し物の練習をしていたのだ。 それほど余裕があったとも、文化的渇望が強かったとも言えるのだが。 という話。(写真:フォトAC) 【東京都練馬区の冬休みの謎…
人権を守ることへの厳しすぎるほどの姿勢は欧米に由来する。 しかしその欧米は、決して弱者に甘い国々ではない。 その欧米の厳しい基準をもって日本に被せれば、 日本の子どもは大人社会を生きていけない。 という話。(写真:フォトAC) 【高い人権意識はど…
静岡県裾野市の私立さくら保育園園児虐待事件。 報道された内容がどうしても映像として浮かんでこない。 しかしほぼ確実なのは、それを冷徹な”正義の人“が見ていたということだ。 そしてやがて裾野に、全国の正義の目が集まってくる――。 という話。(写真:…
静岡県裾野市の私立保育園で、保育士による大きな虐待事件があった。 ところが私にはその重大さが理解できないのだ。 事例のほとんどは、私が自らの子にしてきたことと同じだ。 現代の保育・教育の場には、昭和の常識がまったく通らない部分がある。 という…
清水寺の今年の漢字が「戦」になった。 言われずとも確かに、今年一年はウクライナの戦争報道に明け暮れた。 陰に陽に参戦する国々は第一次世界大戦に匹敵する。 もしかしたらもう第三次世界大戦は始まっているのかもしれない。 という話。(写真:SuperT) …
国民の大規模なデモによって、中国政府はゼロコロナ政策を見直すらしい。 しかし緩和は、この国に莫大な災厄をもたらすかもしれない。 しかも国民は、デモによって政治が変わることを覚えてしまったのだ。 そんな時期に、江沢民元総書記の死亡も伝えられた。…
政府の意向に従って、花の都の上野の杜を顎マスクで歩いている。 もちろん人通りの多いところや屋内では普通に口を覆う。 それで誰も何も言わない。 これが「同調圧力でマスクを外せない国」の姿なのだろうか。 という話。(写真:フォトAC) 【日本人がマス…