カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「禍福は糾える縄の如し、人生いろいろ、山あれば谷ありじゃないか」~人生の勝ち組とは何か④

稼げる仕事に就いていない人間はダメなのか? 安易に「勝ち組」などと呼んでからかうんじゃない! 人生なんて下駄を履くまで分からないじゃないか。 誰だって面白おかしく生きてきたわけじゃないだろ! ――という話。(写真:フォトAC) 【稼げる仕事に就いて…

「ボヘミアンK氏と魯迅の『故郷』」~人生の勝ち組とは何か③

会社員時代の先輩が不遇の中にある。 病気が悪化して、障害を負うことになったのだ。 K氏は私を「勝ち組」だという。 そして私は魯迅の『故郷』を思い出した。――という話。(写真:フォトAC) 【ボヘミアンK氏】 K氏について話します。 私がこのブログで「ボ…

「和の給食に牛乳はいらない。カルシウムは煮干し35匹で摂ればいい」~学校は政治にかき回される

キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「公務員は勝ち組か」~人生の勝ち組とは何か②

公務員は勝ち組だ、教員は勝ち組だと、 人は本気で考えているのだろうか? あのバブル時代も今も、 公務員は羨ましがられる存在だと言えるのか、――という話。(写真:フォトAC) 【公務員は勝ち組か】 文章や言葉には、それを発した人の匂いや香りがついてい…

「蜜の味:愚かな元教員が投資で大金を溶かした話」~人生の勝ち組とは何か①

株価はついに50,000円越え。 一方に大儲けする人もいれば、他方で大損する元教員もいる。 世間を学ぶ余裕もなく、 ただひたすら働いてきた人たちだけどね。――という話。(写真:フォトAC) 【世間はあまりにも好景気】 昨日の東京株式市場日経平均は午前中に…

「これを飲んだらいつでも眠れる」~ふたたび“一度起きたら二度と眠れない問題”について

夜中に目覚めて、少しタイミングが狂うと二度と眠れない。 2~3時間後に眠れても、必ず定時に目覚めてしまう。 一日中ウツラウツラして危険な私に、 朗報が訪れた。――という話。(写真:フォトAC) 【再度、“一度起きたら眠れない問題”について】 先々週の金…

「“しらけ世代”と“ゆとり世代”が日本を救う」~誰が私たちを日本人に育てたのか⑤(付録)

今年ノーベル賞を受賞したふたりの科学者は「しらけ世代」。 現在、日本のスポーツ界をけん引するのは「ゆとり世代」。 落ち着いた、まじめな青春期を経た彼らが日本を救う。 しかしそれも間もなく終わりだ。――という話。(写真:フォトAC) 【しらけ世代が…

「平成・令和の学力偏重と詰め込み教育」~誰が私たちを日本人に育てたのか④

日本人を日本人に育てる教育は今、縮小に向かう。 学力偏重と詰め込み教育、そしてコロナ禍――。 それらが日本らしい教育の骨を抜こうとしている。 輝かしい日本は、自らその地位を捨てつつある。――という話。(写真:フォトAC) 【蓬(よもぎ)も麻中(まち…

「政府もマスメディアも学校を終わらせるつもりなのかもしれない」~新指導要領の概要が見えてきた

「キース・アウト」を更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

「勉強のときだけ協力できる子たちって、嫌じゃない?」~誰が私たちを日本人に育てたのか③

受験は団体戦だ。 仲間が信頼し合い、支え合ってこそ勝てる。 しかし普段から協力することのない集団が、 受験の時だけ団結するなど、できるはずがないだろう。――という話。(写真:フォトAC) 【保護者と学級担任の奇妙な飲み会の話】 息子のアキュラ(仮名…

「ザッケローニは見た」~誰が私たちを日本人に育てたのか②

かつて、サッカー日本代表チームを率いた監督に アルベルト・ザッケローニがいた。その就任前、 彼は、日本代表の自ら自分の荷物を運ぶ姿を見て、 この国の監督をやろうと決心した。――という話。(写真:フォトAC) 【ザッケローニは見た!】 日本人の基本的…

「二週続きの快哉!」~誰が私たちを日本人に育てたのか①

二人の科学者がノーベル賞を受賞した翌週、 サッカー日本代表は初めてブラジルに勝ち、 大谷翔平は八面六臂の大活躍をする。 そんな日本人を育てたのはだれだったのか?――という話。(写真:フォトAC) 【二週続きの快哉!】 先々週はノーベル賞ウィークで二…

「齢を取ると疲れ切ることもできない」~珍しく快眠だった翌日に思ったこと

驚くほどよく眠って気持ちよく目覚めた朝、 前の日の畑仕事を思い出してふと思う。 心地よく眠るには、あそこまで働かなくてはいけないのだ。 しかし毎日“あそこまで働く”力は、今の私にはもう残っていない。――という話。(写真:フォトAC) 【最近の生活】 …

「ドナルド・トランプ氏が平和賞受賞者になる日」~先週、ノーベル賞受賞者が二人も出た③

ガザ和平が成立して、ようやく一時の平和が訪れた。 イスラエルの人々はトランプ米大統領にノーベル賞をと叫んでいる。 悪夢だが、おそらく実現しない。 しかし実現したところで、どうということもないだろう。――という話。(写真:フォトAC) 【ガザ和平】 …

「ノーベル賞を知らないまま、大人になっていくかもしれない」~先週、ノーベル賞受賞者が二人も出た②

ニュースを見ながら夫婦で時事について語っている。 その姿を見て子どももいつか仲間に加わることを夢見る。 それが昭和だった。今は一緒にテレビを見ることもない。 子どもたちは、いつ、どうやってノーベル賞を知るのだろう?――という話。(写真:フォトAC…

「栄華はいつまで続くのか」~先週、ノーベル賞受賞者が二人も出た①

先週、ノーベル賞が発表され、 日本からは二人の科学者が受賞した。 21世紀に入ってから25人目と26人目の快挙だ。 しかしこの栄光、いつまで持続できるものなのか? ――という話。(写真:フォトAC) 【過去の栄光:ノーベル賞決まる】 先週はノーベル賞ウィ…

「才能が仇になる・誰も何も考えなくなる」~ある詐欺師の物語④

一度足を踏み外すと、転落に加速度がつく。 自分は悪くないのに、運に見放され人にはめられた。 毒を食らわば皿までだ。あとは野となれ山となれ、 どうせ行きつくところは同じだ。――という話。(写真:フォトAC) 昨日までの物語の続きを書いています。 【財…

「500万円があっという間に消える・悪魔の救世主」~ある詐欺師の物語③

ほんの軽い気持ちで口にした言葉が、生活を変える。 覚悟もない普通の主婦が詐欺の元締めになっていく。 気がつくと、帰れないところまで来ている。 そう遠くないところに“破滅”の道が見えるようになる。――という話。(写真:フォトAC) 昨日の物語の続きを…

「マダム・ドーンとトリックスター」~ある詐欺師の物語②

ちょっとした気の迷いとわずかな虚栄、 持って生まれた虚言癖。 それらが彼女を詐欺犯に育てる。 そんな物語を書いてみた。――という話。(写真:フォトAC) 昨日予告した「ちょっとした気の迷い、わずかな虚栄、持って生まれた虚言癖によって詐欺犯罪に手を…

「不可避ではないのに敢えて犯罪者になる人たち」~ある詐欺師の物語①

我を忘れたわけでも、追い詰められたわけでもないのに、 犯罪に手を染めていく人たちがいる。 子どもをいたぶる人たち、人を騙して財産を奪う人たち。 彼らを理解するのはとても難しい。――という話。(写真:SuperT) 【まったく理解できないあの人たち】 若…

「嫌な時代になったものだ」~科学の進歩は必ずしも人を幸せにはしない

あれほど注意していたのに、 また詐欺メールに引っかかりそうになった。 もはや受信メールの9割は詐欺、固定電話も信用できない。 科学の進歩は必ずしも人を幸せにしない。――という話。(写真:フォトAC) 【クロネコから謎のメールが届く】 昨日の朝、起き…

「大丈夫、幸せになるかどうかは別問題だ」~若者の問いに答えるために⑤

多くの場合、遺伝子と環境に恵まれた者が勝者になる。 スポーツも芸能も勉強も。 しかし人生は勝ち負けではないだろう。 幸せになるかどうかは、別問題だ。――という話。(写真:フォトAC) 【努力をすれば誰でもプロのスポーツマンになれるのか】 あなたのお…

「自由の鎖、あれかこれか」~若者の問いに答えるために④

私たちは自由だ。何を選んでもいい。 しかしひとつを選んだ以上、 他のすべてを諦めなくてはいけない。 それが自由の鎖、あれかこれかの問題だ。――という話。(写真:フォトAC) 【青い鳥を求めて】 誰でも内容は知っているのに、実際に本物を読んだ人はほと…

「自分探しの旅の始まり」~若者の問いに答えるために③

現実の自分はこんなちっぽけでみすぼらしいが、 本当の自分はもっと情熱的で才能にあふれ、輝いている。 その輝く「本当の自分」を探して、若者は旅に出る。 そういうものだと学んできた。――という話。(写真:フォトAC) 【何のために生まれてきたのか、老…