カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「更新しました」~キース・アウト

南房総市は市内の小中学校で1日5時間授業を実現するという。夏休みは5日ほど減るが日常の業務はかなり楽になる、はずだった。しかしよく調べると学校の負担増にしかならない欺瞞策。「教育改革はやるたびに教師を追いつめ、学校をダメにする」という原則…

「戦争に負けるということの意味」~ウクライナは簡単に白旗を挙げない

日露戦争でも太平洋戦争でも、 おそらく日本は敵国の首都まで占領するつもりはなかった。 しかしナポレオンはモスクワに入り、ヒトラーはパリを陥落させた。 戦争に勝つということ、負けることの意味が違うのだ。という話。(写真:フォトAC) 【第二のシ…

「数字とグラフで遊ぶ毎日」~時間があれば勉強もまた楽しいのにね  

新型コロナ感染第6波もそろそろ終焉が見えてきた。 単にニュースを見るだけでなく、数字を検討したりグラフを考えたり、 そうするだけでさまざまなものが見えてくる。 暇に任せてやれば、勉強もまた楽しいものなのにね。という話。 (写真:フォトAC) 【私…

「更新しました」~キース・アウト

秋田市内の教諭が、児童の成績の入ったUSBを紛失したと大騒ぎ。しかしなぜそんなものを持ち帰って家で成績をつけようとしたのか、理解できない人は案外多いのかもしれない。 kieth-out.hatenablog.jp

「地震・ウクライナ・オミクロン、春なのに考えなくてはならないことが山ほど」~ブログも春休みに入る予定でしたが―― 

学校の年間暦に合わせて書いてきたこのブログ、 春休みなので私も休もうと思ったが、この春はたいへんだ。 地震とウクライナ、そしてコロナ。 特にコロナでは日本の地方と韓国と中国が危険だ。という話。 (写真:フォトAC) 【休みに入るつもりですが難しい…

「卒業式に思い出す、死ぬ前にやっておきたいひとつのこと」~余命が定まったらすべきことがある

卒業式の季節が近づくと思い出すことがある。 中途半端な指導のまま送り出してしまった子どもたちのことだ。 彼らはいま何をしているのだろう。 私の余命が定まったら、そのときしなくてはならないことがある。という話。(写真:フォトAC) 【先生方、一年…

「ウクライナ戦争の終わりが始まる」~しかしロシアにも救うべき人たちがいる

いよいよウクライナ戦争にも終わりの始まりが見えてきた。 一日もはやく子どもたちに平和な日々が帰ってくるといい。 しかしもともとロシアは、こんな大きな戦争を担える国ではなかった。 このあとの苦難を背負わなくてはならないのはロシアの庶民だ。という…

「今のままでは未来はないとロシアに教えたい」~攻め込んだ方が有利とは必ずしも言えない戦争の妙 

戦争は攻め込まれた方が負けるとは限らない。 侵略された側は負けなければ勝ちだが、 侵攻してきた方は、勝たなければ負け。 だからロシア国民よ、今のうちに大統領を引きずりおろせや! という話。 (写真:フォトAC) 【戦国時代の籠城戦、敵は黙っていて…

「第三次世界大戦直前かもしれないというのに私は惰眠に耽っている」~齢は取りたくないものだという愚痴話 

暖かな日差しの中で、今日も私は眠い。 遠いウクライナでは人々が戦火をかいくぐって逃げまどい、 ロシアではやがて訪れる経済破綻の予感に市民が怯え上がっているというのに、 年寄りにはできることが何もないじゃないか。という愚痴。 (写真:フォトAC…

「更新しました」~キース・アウト

「都立高校のブラック校則全廃」と聞いてビビったが、内容は大したものではなかった。要するに古くなった項目は捨て、表現をもう少し洗練させればいいというだけのことだ。しかしそれにしても、世の中の人たちはこんなどうでもいいことに、なぜかくも熱心に…

「3・11:私たちが何者であるかを知った日」~悲劇の中にも救いはある

11回目の東日本大震災の祈念の日。 あの日、東北の地では筆舌に尽くしがたい悲劇が続いていた。 しかしその中にも救いはあった。 あの日、私たち日本人は自分たちが何者かを理解したのだ。という話。(写真:フォトAC) 【11回目の祈念の日】 3月11日…

「津波避難の、最悪を考えたマニュアルの見直しと訓練」~明日は11年目の3・11

明日は11年目の3・11、東日本大震災の起こった日だ。 すでに現在の小中学生にとっては歴史の一コマ、 放っておけば忘れ去られてしまう。 いまこそ学校の出番だ。という話。 (写真:フォトAC) 【祈念の日】 明日、3月11日は東日本大震災の11回目…

「更新しました」~キース・アウト

定員に対する教員志望が全国一少ない佐賀県が、いよいよ受験生の落穂ひろいを始めたらしい。 kieth-out.hatenablog.jp

「更新しました」~キース・アウト

世の中の人たちは本気で、どんな服装をしていてもどんな髪型をしていても、子どもたちは苦しい勉強に耐えて立派な大人になれると信じているのだろうか? 大人たちの多くが、スーツやユニフォームで身を固め、身だしなみに気を遣わないと社会でうまく動いてい…

「私がウクライナの子どもたちを守る」~難民支援の話 

ウクライナで大勢の子どもたちが犠牲となり、国を追われている。 私たちにできることは少ないが、それぞれできる支援をしよう。 経済制裁の余波でものが一斉に値上がりしても、 支援のひとつとしてそれにも耐えよう。という話。(写真:フォトAC) 【ウクラ…

「人生は不思議だ、思わぬものが価値になる」~シーナ、32歳の逡巡②  

いま手の中にあるものをしっかりと掴み直そう。 そしていま、手の中にないもののうち、何がつかみ取れそうか考える。 それらを手に入れるためには、これからも世界と人を見ておくことだ。 だが人生は不思議だ。成功はまったく別の方角から来ることもある。と…

「アラサー:今まで見えていなかったものが立ち現れてくる」~シーナ、32歳の逡巡①

30歳前後のある日、突然、 自分が世代のトップグループから大きく遅れていることに気づく。 やばい、私はこんなふうじゃなかったはずだ――。 しかし待て、と老人は言う。事態は年寄りにはこんなふうに見える。という話。 (写真:フォトAC) 【シーナの嘆き…

「母さん、ボクはウクライナにいるよ」~ウクライナで死んだロシア兵の言葉

ウクライナで死んだロシア兵のメールが、国連で公開された。 今や世界から非難されるロシアだが、 ウクライナの最前線で、 誠実なロシアの若者が孤独にうめいているのだ。という話。(写真:フォトAC) 【母さん、ボクはウクライナにいるよ】 ウクライナの戦…

「歴史は繰り返さないが、この風景は似ている」~1905年と2022年のロシア 

歴史は繰り返さないが、歴史の風景はしばしば似てくる。 2022年のロシアの姿は、1905年のロシアに似ている。 現代のツァーリ(皇帝)の運命は、 帝政ロシア最後のツァーリと同じかもしれないのだ。という話。(写真:フォトAC) 【3月3日、ウクラ…

「とんでもない思い違いかと思ったらそうでもなかった話」~ホワイトボードの怪 

テーブルの上の置いてあったマジック・インキ、 見ているうちにとんでもないことに気づいた。 「PILOT Wytebord Marker」 ホワイ・ジャパニーズ・ピープル、ホワイ「Wyte」。という話。 (写真:フォトAC) 【ホワイ? ホワイトボード(Wytebord)】 母の家…

「3月になりました」~弥生のウンチク 

3月になった。 日本では「別れの月」だが、世界は必ずしもそうではない。 会計年度の終わりでもない。 多忙な月でさしたる行事もないが、とりあえず見てみよう。という話。 (写真:フォトAC) 【3月のウンチク】 3月になりました。日本では旧暦3月を「…