カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ユニコール・マターネルの終焉」~学校教育はいい加減でいいと文科省は言った4

教育審議会答申には、腹が立って腹が立って そこで童話をひとつ、書いてみることにしましたということ。(ウィンスロー・ホーマー「青い少年」) ユニコール・マターネル(Unécole Maternelle)はフランスを代表する有名ケーキチェーン店である。 その主力商…

「中教審答申は真面目な提案なのか?」~学校教育はいい加減でいいと文科省は言った3

来るべき本格的な教員不足に備えて、教師の働き方改革は急務だとしても、 そう簡単に支援ボランティアが集まるわけもなく資金もない しかし、「だから先生たち自身が手を抜いて、仕事を簡単にしなくてはいけない」というのはあまりにも失礼だ 教職に限らず、…

「学校の業務は安易に削れない」~学校教育はいい加減でいいと文科省は言った2

プール開放や組体操、遠足などは、何のためにやっているのか世間の人たちはともかく、中央教育審議会の委員は知っていてほしい学校の伝統を安易に削ると教員の負担はかえって大きくなるのだもちろん問題が起こっても学校の責任は問わないというなら別だがと…

「時間外労働、上限月45時間の衝撃」~学校教育はいい加減でいいと文科省は言った1

中央教育審議会が教員の時間外労働の上限を月45時間とするガイドラインを決めた。 しかしそんなことが可能なのか。 中教審委員は可能だという、 そしてとんでもない具体例を示してきたというお話。(ミュシャ「スラブ叙事詩《聖アトス山》」) 【中央教育審…

「日本の教育は改善しようとするたびに劣悪になっていく」

更新しました。「キース・アウト」 2019.01.26教員時間外月45時間を答申 中教審 PC版 →http://www5a.biglobe.ne.jp/~superT/kiethout2019/kieth1901b.htm#i2スマホ版→http://www5a.biglobe.ne.jp/~superT/kiethout2019/kieth1901sh.htm#i2

「教師の暴力や体罰をなくすために」~子どもたちは天使じゃない4

体罰や暴力を行う教師を、「自覚」や「道徳性」で止めることはできないダメと分かっていて平然と行う人も、分かっているのに止められない人もいるしかし同じ状況で殴らない人も多い、その方が圧倒的に多いそこは何が違うのか、そしてどう対処すればいいのか…

「どんな教師が生徒を殴るのか」~子どもたちは天使じゃない3

町田の高校暴力教師は、ほんとうに普通の“良い先生”だったのだろうか なぜ彼が選ばれて挑発されたのか 生徒を殴る教師とはどういう人たちなのだろうというお話 【町田の事件報道で感じた違和感】 町田市で高校教師が生徒に暴力をふるった事件で、報道の中に…

「『神戸高塚高校の校門圧死事件』が残したもの」~子どもたちは天使じゃない2

学校は理解されていない、 保護者も理解されていない、 子どもたちも、その本当の姿は理解されていない 学校はひたすら頭を下げるのが仕事 それが30年前の「神戸高塚高校の校門圧死事件」が残したものだという話。 【最初に、本質的でない部分について】 町…

「町田都立高校教師暴力事件」~子どもたちは天使じゃない1

東京町田市で起こった都立高校教師暴力事件もしかしたら生徒が仕組んだ罠だったのかもしれない。ネットは炎上、マスメディアも遅まきながら普段したことのない被害者側非難・生徒非難を始めたが、しかしやっぱり、あの人たちは分かっていないというお話 【起…

「日韓新時代の処し方」~日本と韓国④

似た顔立ち、似た風景。 同じ資本主義の民主主義国で、経済的豊かさも似たようなものだから、 同じようにものを見て同じように考えると、どうしても思いがちな隣国 しかしこれからは違いを前提に、慎重に対応していかなければならないだろう 結局はむこうに…

「たぐい稀なる道徳の国」~日本と韓国③

大国に蹂躙され続けた韓国・北朝鮮は、道徳的優位によって国を保つことに決めた 「日本はもっと謙虚になるべきだ」「日本は無礼」はそうした高い位置からの言葉なのだ。 対外的に日本だけを責めるのは卑怯なことではない しかしそれにしてもどうしていったら…

「韓国を動かす二つのキーワード」~日本と韓国②

お隣だから仲良くできない――それはいいにしても、 なぜあれほどに執拗で厳しいのか。 韓国を突き動かす二つのワード「オルバルダ」と「ヨクサパロセウギ」。 日本にも厳しいが国内ではさらに厳しい。 というお話 (韓国 ソウルの東大門のライトアップ) 【隣…

「韓国は腹を決めたのかもしれない」~日本と韓国①

数年前、早く死にたいと思っていた時期があります。 悩みや問題があったのではありません。 社会人としての義務も家庭人として義務も果たし終え、幸せで、人生の頂点に立ったような気分だったからです。あとは下るしかないという頂点です。 しかしそれでも未…

「マリーの馬」~詩を書くときの心得

世間では3連休の方も少なくないこの三日間、 たまたま小春日和のような暖かな日が続いたので果樹の剪定に働きづめでした。 一心不乱に何も考えず働いたので月曜日(成人の日)の夕方、「明日のブログに何を書こうか」と考えてハタと困ってしまいまいました…

「コンピュータ周りの整理」~教師の文具術 partX

仕事部屋のコンピュータ周りのケーブルを整理しました。 お金のかかることの嫌いな私としては極めて勇気のいることでしたが、 やはりやったことだけのことはある。というお話 【仕事部屋は大変】 このブログでは「仕事に役立つ文房具」あるいは「教師の整理…

「喪中なのに年賀状をもらった、喪中はがきをもらったので年賀状が出せない」~そんな時

喪中なので年賀状を書かなかったという話は昨日もしましたが、喪中はがきを出したにもかかわらず年賀状をいただいた知人が何人かいました。 皆忙しい人ばかりなので整理が行き届かなかったのでしょう。 また、昨年新たに関係のできた人でこちらが喪中である…

「東アジア情勢・教員の働き方改革はどうなっていくのだろう」~新年の不安

世界は、特に朝鮮半島を中心とする政治情勢はどうなっていくのだろう。「教員の働き方改革」は先生たちをさらに追い詰めることにならないか。 それが心配で夜も寝られない。というお話。 (フランシスコ・デ・ゴヤ「運命の女神たち」) 【出遅れました】 日…

「定数も増やさず仕事をひたすら増やした結果、教員がいなくなってしまうかもしれない」というお話

更新しました。「キース・アウト」2019.01.04教師への夢をあきらめた学生たち 現役教育大生のリアル 競争倍率低下時代における教育の危機 PC版 →http://www5a.biglobe.ne.jp/~superT/kiethout2019/kieth1901b.htm#i1 スマホ版→http://www5a.biglobe.ne.jp/…

「2019年」~新年のご挨拶

あけまして おめでとうございます 本年も、よろしくお願いいたします。