家庭訪問

 家庭訪問です。

 私は、親と教師がともに子どもの良さを認め合い、課題を整理して一年の目標と計画を定めるのが家庭訪問だと思っています。そして12月の懇談会で「目標はここまで達成されましたが、あとこんなところを考えましょう」と中間決算し、3学期いっぱい欠けたるを補って次年度に繋げる、それが一年のサイクルだと思っています。とても気に入っています。

 ですから家庭訪問で、担任はその子の主なプロフィールを、簡単にスケッチして見せる必要があります。学校ではこんな子で、こんなふうに過ごしていますよ、ということです。

 ただし毎日30人からの子どもを見ていますと、一人ひとりの子どもを見る目は三十分の一以上に薄まってしまいますし、どうしても手のかかる子に目が行ってしまいますから、訪問先で「さて、この子について何を語ろうか」と思っても、おいそれと話題が見つかるはずもありません。そこで私は、家庭訪問中だけは一日、いや半日、今日訪問する予定になっている7〜8人だけ集中して、叙述的に話せるように目で追っていました。そうすると、案外話題は見つかってくるものです。

 子どもについて語るということは、その子を見る担任の思いを語るということです。優しい気持ちで見てあげましょうね。

 それと、いつも言っていることですが、遅刻だけは絶対にしないよう気をつけてください。私たちの同僚のママさん先生たちがそうであるように、ギリギリのところで休みを取って何とか間に合わせてくださる保護者は、たくさんいるのですから。