カイト・カフェ

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「彗星の絆」~次にくるハレー彗星を、私は見ることができるだろうか

 今日、4月21日はマーク・トウェインの亡くなった日だそうです(1910年)。

 彼は若いころミシシッピ川の船の仕事をしていたのですが、船のへさきにいる係の少年が叫ぶ「これ以上進むと座礁する深さ(2ファザム=約3・6m)です」という合図、“by the mark, twain(fathom)”をペンネームとしました。本名はサミュエル・ラングホーン・クレメンズといいます。

 彼の生まれた1835年はハレー彗星が地球に近づいた年で、そのことからマーク・トウェインは常に「自分は次にハレー彗星の来る年に死ぬ」と吹聴し、実際にその年に亡くなっています。

 1910年のハレー彗星は実に大きな輝きで、初めて写真に撮られたことやその尾が地球をかすめることから地球滅亡説まで出て、ずいぶんと賑わしかったようですが、私が生きていた1986年のハレー彗星はまったく冴えず、結局、肉眼で捉えることはできませんでした。

 次回は2061年だそうです。あと52年後、私はたぶん今度こそハレー彗星を見ようと張り切っていると思います。