カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

教育・学校・教師

「子どもを持つことについて、若い人の知らないことがたくさんある」~若者がもう子どもはいらないといい始めた②

望んでも手に入れられなかった人、 それがなくても十分な人は除こう。その上で、 これといったもののない人は、「平凡な道」も閉じない方がいい。 そこにあるものについて、キミたちの知らないことがたくさんあるからだ。という話。(写真:フォトAC) 【ま…

「組合に力がなければ、その声は届かない」~日教組の組織率が2割を切る

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親に頼まれたからと言って、遠足の先々で、教師が水やらお茶やらを買ってあげてはいかんだろう。

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「子どもの体の老化が始まっているから体操をしようって・・・昔の学校に戻すだけでいいじゃない」~子どものロコモティブシンドロームの話

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「繊細な、あまりにも繊細な・・・」~「不適切にもほどがある」が突きつけるもの①

TBSのドラマ「不適切にもほどがある」の評価が高い。 特に10代の女性と50代以上で評判のこのドラマ、 私たちが夢中になるのはあまりにも鮮やかに、 私たちの不審と不安を表して見せたからだ。という話。(写真:フォトAC) 【「ふてほど」圧勝】 2024…

「徂徠訓:上に立つ者、ひとを導こうとする者の心得」~今日は徂徠の誕生日です

今日は荻生徂徠の誕生日。何をした人なのかよく分からないが、言った言葉の重みは分かる。偉人の言葉は、今も深い。という話。(写真:フォトAC) 【歴史を学ぶ意味くらいは学んでおこう】 大学入試の社会科は日本史で受けました。中学校の教員としては社会…

「プログラミング学習充実のため、中学校技術科はすべて正規免許を持つ教員にするようだ。非免許で教えていいのは他の教科だけだという」~ナメられたものだ。

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「バレンタインデーに問題解決の方法を考える」~子どもたちに正しい悩み方を伝授しよう①

何となく今朝は、昔を思い出して子どもたちに語りかけたい気分。このさき思いつめて生きて行きそう子どもたちに、正しい悩み方を伝授しよう。という話。(写真:フォトAC) 【バレンタインデーですね】 みなさんおはようございます。 今日は何の日か、もちろ…

「文科省は授業時間を5分ずつ削ってドリルなどの時間を生み出すつもりらしい」~働き方改革に使ってもいいけど覚悟は学校でしろよということなのかもしれないが

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「地頭(じあたま)が良くなくちゃ、勉強なんて楽しいはずがない」~学力エリートたちの話を聞きながら

超一流大学出身者の話を聞いて思った。 彼らはよく勉強したから成績が良かったわけではない。 成績が良かったからよく勉強するようになったのだ。 地頭(じあたま)がよくなくちゃ、勉強なんて楽しいはずがない。という話。(写真:フォトAC) 【「さんま…

欧米先進国で深刻な学力低下が続いているらしい。教員不足も深刻らしい。あっちもこっちもうまく行っていないらしい。

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「いじめ行為をどう抑え、加害者をどう癒すのか」~高垣忠一郎氏を偲んで③

具体的現場で、いじめの加害者とどう対峙するか――。 急がなければ被害者が危うく、 ゆっくり向き合わなければ加害者は救えない。 その矛盾をどう解くかーー。という話。(写真:フォトAC) 【いじめ指導の二律背反】 いじめ問題が明らかいなった時、まずすべ…

「いじめの加害者の、内にある被害者意識の話」~高垣忠一郎氏を偲んで②

なぜいじめはなくならないのか、 なぜ加害者は、あんな残酷なことを、平然と、執拗にできるのか。 この疑問にきちんと答えてくれたのは、 高垣忠一郎氏ひとりだけだった。という話。(写真:フォトAC) 【いじめの加害者の内にある被害者意識】 私が高垣忠一…

「『ケレドモ』でふみこたえ、『ケレドモ』をテコに起き上がる、誇り高き4歳児の話」~高垣忠一郎氏を偲んで①

臨床心理学者の高垣忠一郎の訃報が届いた。 私はこの人から、 子育てと教育に関する重要な二つの観点いただいた。 ひとつは幼児教育の目標、そしてもうひとつは――という話。(写真:フォトAC) 【訃報アリ】 先週の金曜日1月12日の新聞に、小さな訃報記事…

「まさか子どもたちが文に耽り込むとは!」~SNSの流行と変化について行けるのか② 

振り返るとインターネットの黎明期、 誰がこれほど大量の、 読み書きをする若者の出現を予想できたのか。 しかしそれには理由がある。という話。(写真:フォトAC) 【まさか子どもたちが文に耽り込むとは!】 考えてみると私はIT技術についてことごとく世間…

「誰が日本航空516便の乗客に避難のしかたを教えたのか」~2024年の薄暗い始まりに② 

2024年1月2日の日航機・海保機衝突事故。 日航機の400人近い乗員乗客は全員が、 わずか三か所の出口から、たった18分で脱出できた。 誰がそんな奇跡を可能にしたのか――。という話。(写真:フォトAC) 【2024年1月、羽田空港の奇跡】 1月2日、一夜明…

「基本的なことができないのは、どこかに問題がある」~食と人格の話② 

バランスよく食事がとれない子には何らかの問題がある。 その問題の解決のため、 何でも気持ちよく食べられる教育は必要だ。 そしてとりあえず今は、それも学校の仕事だ。という話。(写真:フォトAC) 【基本的なことができないのは、どこかに問題がある】 …

「“人見知り”=人間関係の“食わず嫌い”」~食と人格の話①

子どものころは食べ物の好き嫌いがとても多かった。 そのことを従兄との会話に差し挟んだら、 「お前、人間の好き嫌いも激しくない?」 と訊かれた。そこで考えた。という話。(写真:フォトAC) 【食の好き嫌いの話】 9月に100歳で亡くなった母の長姉の…

こうなったら行きつくところまで行って、精神的疾患による休職者が10万人(全教職員の1割)を越えたら、政治家たちもないか考えてくれるかもしれない――。

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「いよいよ冬休み・・・でもなかったりして」~日本の学校の冬休みさまざま

いよいよ冬休み。しかしそうでない自治体も少なくない。 しかも日数もまちまちなのだ。 さらにこのところ終業式のない学校も出てきて、 いやさ、いろいろな意味で様変わりだ。(付録:沖縄の冬休み)という話。(写真:フォトAC) 【いよいよ冬休み! でもな…

「もはや学校で英語を学ぶ時代ではない。代わりに掃除をやろう」~特別活動のドーナツ化現象⑤

ChatGPTで遊んでいて気づいた。 いまや私は世界中の人々とメールのやり取りができる。 Voicetraを使えば、世界中の人々と会話もできる。 もはや学校で英語を学ぶ時代は終わっているのだ。という話。(写真:フォトAC) 【子どもたちは文明に押し潰されそうに…

「この国ではどこに行っても世界最高水準の教育が受けられるのに」~特別活動のドーナツ化現象④

日本の場合、教師が忙しすぎて、特活を減らさざるを得なくなった。 しかし他に減らすべきものはなかったのか? なぜ定評があり価値も人気もある内容が減らされ、 無意味で役に立つかどうか分からないものばかりが残るのか? という話。(写真:フォトAC) 【…

「教師の意欲をどう考慮するか」~特別活動のドーナツ化現象③

理想のクラスをつくれば教師は楽になる、 行事を減らせば教師は楽になる、その通りだと思う。 しかしそれはすべての教師に可能なことなのだろうか、 そしてそれで楽しいのだろうか?という話。(写真:フォトAC) 学校の先生の負担が極めて大きくなっている…

「『TOKKATSU』―日本の現状」~特別活動のドーナツ化現象②

エジプトやマレーシアなどでもてはやされる日本の「特活」。 しかし日本では十分な時間が取れなくなりつつある。 ではどうしたらよいのか。 NHKは二つの学校の事例を通して考えようとする。という話。(写真:フォトAC) 先週12月6日(水)のNHKクロー…

「エジプトは日本の教育を真似て世界一の国になるらしい」~特別活動のドーナツ化現象①  

エジプトやマレーシア・インドネシアといった国々で、 日本の「特活」を元とした新しい教育が広がろうとしている。 彼らはなぜTOKKATSUを必要としたのか。 それは日本人にとってどういう意味があったのか。という話。(写真:フォトAC) 【世界が注…

「しがらみは弱者がつくった安全網」~社会三悪の行方⑤

今や重荷になりすぎて、人々が大挙して逃げ出す社会三悪、 労働組合・町内会・PTA 。 しかしその始まりは、弱い自分たちの弱さを抑えて、 強く守り合う仕組みだったのだ。という話。(写真:フォトAC) 【私たちは町内会から離れた人を守り切れるのか】 …

「市会議員は卒業式の控室で、だれと何を話しているのか」~社会三悪の行方④

昨今、PTAが任意団体であることが周知され、 保護者の加入する率が減るようになってきた。 本会そのものを解散してしまう学校も出てきたが、 なくてもさほど困らないらしい。目に見える範囲では。という話。(写真:フォトAC) 【任意団体としてのPTA…

「群れる生き物が群れを棄てるとこうなる」~社会三悪の行方③  

弱い人間はもともとが群れるもの、 その”群れ”を人々は憎み始めた。 そして教師なのに、教えたはずのスイミーの言葉を忘れ、 人々は個人で社会と戦わなければならなくなった。という話。(写真:フォトAC) 【群れる生き物が群れを棄てる】 人間は群れる生き…

「この惨状を見ろ! 組織を失うというのはこういうことだ」~社会三悪の行方②  

労働組合・町内会・PTA。人々の自由を奪う“社会三悪”。 この中で、最初に衰退したのが労働組合だ。 労組なんてなくても大丈夫だとみんな思っているが、 ほんとうにそうだろうか? という話。(写真:フォトAC) 【日教組が消えた日】 労働組合も今や“三悪”な…

どこまで教師がいたぶられたら、人々は満足するのだろう

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