カイト・カフェ

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「無関係な家電が次々と壊れる」~家電と人形と老後資金の話①

 家電を中心に家の機械が次々と壊れる。
 洗濯機にスマート・スピーカー、家電コントローラー。
 無線ルーターがどうやら寿命。パソコンが妙だ、
 そうこうしているうちにBDプレーヤ―まで壊れた、
 という話。(写真:フォトAC)

【まず洗濯機が壊れる】

 今年になってあれこれ電化製品が壊れ続けています。
 4月はじめに全自動洗濯機が大きな音を出すようになって電気店に相談したら、「そろそろ限界でしょうね」との話。もとは10年前に東京の娘が購入し、5年前、娘が4人家族になったのを機にドラム式に買い替えた際、下取りに出す代わりに私が譲り受けたものです。一般に白物家電の寿命は10年と言われていますから、そんなものでしょう。修理を諦め、家電量販店で格安の全自動を7万5000円ほどで買ってきました。もちろんさらに安い機械はいくらでもあるのですが、以前母のために買った“格安”があまりにも酷かったので、多少奮発をしました。

【続けてアレクサが言うことを聞かなくなる】

 続いてダメになったのがアマゾンのスマートスピーカーAmazon Echo Dot)。「アレクサ!」と呼びかけるとあれこれやってくれる装置です。スマートスピーカー単独だと音楽をかけてくれたり質問に答えてくれたりするだけですが、「家電コントローラ―」という装置と連動させるとテレビをつけたり照明を消したり、いろいろやってくれるので便利に使っていました*1

 ところが今年2月ごろから反応が鈍くなり、「アレクサ! テレビを点けて」と言っても「ハイ」と言ったきりに何もしなかったり、返事すらしなかったり・・・*2。あれこれやってみたのですが状況は悪くなる一方でした。

 それがいよいよダメになったのが4月の中旬で、返事はしたりしなかったり、仕事もしたりしなかったり、そのくせ「照明はつながっていません」とか「電源が入っていません」と人間の方が悪いような言いっぷり。仕方ないので試行錯誤の末、アレクサに仕事をさせる上で関わってくる三つの機器、「スマート・スピーカー」「家電コントローラー」「無線ルーター」のうち、どうやら「家電コントローラー」が不良に違いないと目星をつけて別製品を購入。早速試したのですが状況はまったく改善しませんでした。撃沈。機器がひとつ無駄になっただけでした。

 原因は「家電コントローラー」ではない。残る「スマート・スピーカー」と「無線ルーター」のいずれかを買い替えるか――あれこれ迷って放置したままにしていると、やがて「私がゆっくり、はっきりとしゃべると、指示が通る」ことを発見します。「なんだ、原因はオレの老化による滑舌の悪さか」ということになってこれもブログネタにしました*3

【無線ルーターの高齢化】

 以後のことは書かなかったのですが、アレクサに言葉が通じなかった笑い話を息子のアキュラにしたところ、IT関係の仕事に就いている息子はひとこと、
「父よ(と、アキュラはそういう言い方をします)、それはないと思うよ。AIはすごく頭がいいから、そのくらいの発音のブレは読み取ってしまうと思うけど――」
 そこでしかたなく再挑戦。するとネット上でこんな記事に出会います。
Wi-Fiルーターの寿命は3種類。Wi-Fiルーター本体の寿命:4~5年、 通信規格の寿命:2~6年 、 セキュリティの寿命:2~5年」*4
 計算してみるとルーターはすでに10年以上使っています。
 記事の中の「ルーターの寿命を疑うべき以下3つの症状」の部分を読むと、
 ・途中で接続が途切れる
 ・通信速度が低下している
 ・電源が入らない
と、上のふたつはどうやら当てはまります。

 取り換える意味のまるでなかった家電コントローラーの二の舞は踏みたくなかったのですが、ちょうどパソコンを現在の1階から冷房のよく効く2階に移したい事情もあり、移す以上はWi-Fiを強化しなくてはならないので、思い切って無線ルーター*5を購入し、勢いで中継器*6まで買ってしまったのです。

 それでアレクサは言うことをきくようになったのかというと――確かにきくようになりました。とりあえずは元のように使えるようにはなったのですが、新しいルーターを接続するに際して、あれこれ山ほどの作業をしているうちに偶然つながったもので、結果的には古いルーターの古いネットワークを使ってもやはりつながる状態に戻った――つまりルーターを買い替える必要はなかったのです。

【コンピュータが不安定になる】

 本当にガッカリするような結論ですが、もともと2階でもインターネットが使えるように、との思いもあって購入したルーターです。妻のノートパソコンで調べると、通信速度が動画視聴に必要な25Mbpsの24倍にもあたる600Mbpsもの値が出たりします。これで2階での作業も可能です。
――と思ったら、妻のパソコンとさほど離れていない私のデスクトップ・パソコンの通信速度が40~600Mbps。その間を激しく往復していたかと思ったら突然20 Mbpsを切って7~20Mbpsの間を行き来するようになり、やがて0Mbps、つまり切れてしまったのです。しかししばらく待っていると何かのタイミングで復活。そのあとも0~600Mbpsを行ったり来たり、そして切れる、の繰り返し。ホトホト手の打ちようがなくなりました。

 ちょうど音が出ないという不調も抱えていたのでここは一番リカバリーをして一からやり直した方がいい――そう考えて地獄を見た話も、以前ここに書きました*7

【ブルーレイ・ディスク・プレイヤーが壊れる】

 パソコンは丸三日かかってようやく復旧し、ネット状況も落ち着いたものの、相変わらず音は出ず、もともと物理的に使いにくくなっていたキーボードが復活するはずもない。ハードディスクも寿命が近くなっていて、やはりパソコン本体を買い替えた方がいいのかな?――それが苦労してリカバリーしたあとの最終結論でした。だったらリカバリーなどせずに、先に買えばよかった。

 そう遠からずパソコンの買い替えをしなくてはいけないと、お金のかかる話で気を重くしていた6月第一週週末、もともと調子の悪かったテレビ用のブルーレイ・ディスク・プレーヤーの映像が消えました。
 時間になると録画ランプが点きますから録画はしているのでしょう。しかし映像も音も出ず、ブルーレイ・ディスクの再生もできません。保証期間はとうに過ぎていますから交換部品もなさそうです。
 我が家は妻が「BGD(バック・グラウンド・ドラマ)」という技をもっていて、常にドラマを流す習慣があるのでビデオ機器は欠かせません。仕方ないので故障した機械はすぐに諦め、新しい製品をネットで注文することにしたのです。
(この稿、続く)