カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「私の平成10大ニュース」~いよいよ平成が終わる

テレビを見ていると10連休をどう過ごすかという話ばかりだけど やはりここは行く「平成」を惜しみ 来る「令和」を想うってことじゃないか? 私の後半生は平成とともにあった 平成は私とともにあった だから平成について語ろうという話。 (30年前の私と妻…

「保護者を味方につける、保護者の支援を受ける」~家庭訪問をやめてはいけない3

基本的に保護者は教師の味方をしてくれようとしている しかしそれがもたなくなるときもある 教師と児童生徒は本質的に対立する関係だからだ 保護者を強力な味方 学校の支援者として引き付けておかないと 教育は大変な仕事になってしまう クレーマーをひとり…

「家庭訪問で持ち帰るもの、置いてくるもの」~家庭訪問をやめてはいけない2

家庭訪問をなくすなんてとんでもないことだ 担任する児童生徒の家庭から持ち帰るものはたくさんある それは全部 教育にとって必要なものだ そして保護者のもとに置いてくるべきものもある それも とても大切なものがという話。 【情報は多いほどいい】 スリ…

「心のサイン発生装置と精神のトリアージ」~家庭訪問をやめてはいけない1

教師の働き方改革や授業時数確保の観点から 家庭訪問を廃止したり希望制にしたりする学校が出てきたという 自宅の位置や通学路の様子などはインターネットで十分わかるし たかだか15分~20分で実りある話もできないから というのが理由だそうだが それは…

「シェイクスピアはなぜ偉いのか」~明日は誕生日・命日

シェイクスピアが現代の若者にとってどういう存在か そのあたりはよくわからないが 絶対に勉強しておくべきだ 特に英語を学ぶなら シェイクスピアは必須 なにしろシェイクスピアは偉いのだから という話。 ジョン・エヴァレット・ミレー 「オフィーリア」 (…

「恋人がほしければ家電量販店に行け!」~少子化と非婚について考える3

少子化の原因の9割は未婚率の増加のためだといわれている 実際 男性の5人に1人 女性の7人に1人は生涯独身という“超未婚社会” しかし18歳~34歳の男性の85.7% 女性の89.3%は結婚する意志を持っている(*1) 結婚は個人の自由だが その気のある人たちが…

「過ぎたるは及ばざるがごとき女子」~少子化と非婚について考える2

人生に危機感をもった男性は結婚したがる とても単純な話だ しかし女性は複雑な世界に生きている とりあえずそうした実態を知らないと 話は先に進まない という話。 【男の子はバカだから可愛くて危険、という話】 男の子が生まれたと聞いたり、小さな男の子…

「不健康な男は妻を求める」~少子化と非婚について考える1

少子化問題 その原因の9割は 日本人が蹴婚しなくなったからだという なぜ人は結婚しなくなったのか どうしたら結婚するようになるのか 結婚は個人の自由かもしれないが 息子のことを念頭に ふと考えてみた という話。 【超未婚社会をAIで解く】 先週土曜…

悪いのは禁止した学校ではなく 勝手にツーブロにした美容師の方だろう

マスメディアの校則批判には 一定のお約束がある 批判が前提なので本質を見誤る 事実に関する取材が甘いので 結論がお門違いになる 校則批判は定期的な行事なのだから もっと丁寧に調べてほしいというお話。 -----------------------…

「子どもには子どもの感じ方がある」~意味なく叱るよりは、意味なく誉めておく

親が語り掛ける言葉は 必ずしも意味あるものだけではない くだらないこともあれば 無意味な場合もある どうでもいい話もある しない方がいい話もある しかしどうせ大した意味もないなら とりあえず誉めておくのが一番いいという話。 【人間の躾には、延びて…

「“美しい”ほどにきちんとした犬とバカな犬の話」~結局、人間と同じ

家の前を 本当に賢い犬が通っていく美しいほどしっかりした犬だところが一方 私が毎日出会うほとんどの犬はまるで賢い感じがしないしかしそれも人の飼い犬 という話。 【“美しい”ほどきちんとした犬】 上の写真とは関係ないのですが、最近わが家の前を通って…

モンペと思われることなく、学校に苦情を持ち込む方法

教員の側からすると モンスターペアレンツも困るが 親がモンペと思われるのを怖れて 必要な苦情や不信の表明をしないのも困る 要は事実の確認と持って行き方なのだ というお話。 ------------------------------------ …

「わが青春の『ナチチャコパック』」~2019年春の蓋棺録3

今から50年前 当時の若者には ラジオの深夜放送が文化の発信基地だった。 ラジオの深夜放送が 心の支えだった 「ナチチャコパック」は私の青春そのものだった という話。 【深夜放送全盛時代】 1970年前後というのはラジオの深夜放送の黄金時代で、当…

「昔の高校生は何をして遊んだのか」~2019年春の蓋棺録2

ショーケンの亡くなった同じ3月26日声優でタレントの白石冬美さんが亡くなったショーケンと違って 発見が二日遅れたという顔の見えないタレントさんだったからそれもまたこの人にふさわしい 私には特別の思い出があるという話。(写真:フォトAC) 【昔の…

「見たくないものを、見せつける人」~2019年春の蓋棺録1

春休みに二人の芸能人の訃報に接した 良きにつけ悪しきにつけ 私には多少のこだわりのある人だ 冥福を祈りながら 少しそのことを考えてみたい という話。 【二つの訃報】 学校に合わせて春休みをとっていた3月末に、ふたりの芸能人の訃報が届きました。 ひ…

「金持ちは喧嘩せず、穏やかに人を育てる」~40数年ぶりの同窓会にいってきた2

当時の大学にはプチエリートの雰囲気があり 実際のエリートや金持ちの子弟もいた だからこそ起こる悲喜こもごももあった 身分違いといってもいいような関係もあったが だからこそ学ぶことも少なくなかった という話。 【中途半端なエリートの憂鬱】 私が入学…

「みんなただのジジイになった」~40数年ぶりの同窓会にいってきた1

大学時代のゼミの なんと40数年ぶりの同窓会が開かれた しかも当時の仲間の 半数近くが全国から集合した いずれも60歳を過ぎたジジイだが それぞれに語るべき人生があり 振り返る思い出あった という話。 【みんなただのジジイになった】 大学時代のゼミ…

「元号が変わると世界が変わる」~新元号が発表されたことに寄せて 2

新元号が「令和」と決まり 多くの人々から歓迎の声が上がっているしかし一方で 「元号なんて面倒くさいことをやっているのは日本だけ」「元号が変わったところで何も変わったりはしない」という人がいるしかし私はそうは思わない という話。 Embed from Gett…

「『令和』の清新、『令和』の便利」~新元号が発表されたことに寄せて 1

元号が変わる現場に居合わせるのが二回目だからかもしれないが今回の「令和」は非常にすんなりと心に落ち早く使ってみたい気分になったしかも「令和」はとても便利だ という話。 Embed from Getty Images // 【31年前のあの日のこと】 昭和64年の最後の…

「新年度の4種の教師たち」~新年度・新学期が始まります

年度当初の教師たちは平等ではない 前年度に引き続いて学校にいる残留組 転任によってその学校に来た新任組 今年度はじめて教員になった新卒・新規採用組 ――中でも新卒新採にとっては地獄の日々が始まる・・・ しかし おげんきよう がんばれ! というお話。 …