カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「突然カウンタが上がる」~その程度のことでビビる

 私のブログのカウンタは一日にだいたい120〜160ほどの数値を示します。(土日・休日を除いて)それ以下ということはめったになく、それ以上ということもほとんどありません。休日だと100を切って二ケタの中盤、学校に合わせてとる長期休業だとさらに落ちます。それが普通でした。
 ところがこの土日(14日・15日)、カウンタが突然255、132へと跳ね上がったのです。土曜日の200越えなんてブログを始めて10年目で初めてのことです。いったい何が起きたのか――。
 確かにその前の週(7日・8日)、何もないのに土日にアップするという今までにないことはしましたが、だからといって255はありえない数字です。

 もっともカウンタの数値が跳ね上がるという現象は今回が初めてではありません。例えば今年1月にも、たった一日で340という数字が出たことがあります。
 その時はアクセス解析(来訪者がどのサイトから紹介または誘導されてきたか、どんな検索ワードで訪れたかなどがわかる)を調べたらあとみよそわか - カイト・カフェを調べてたどり着いた方々が数字を押し上げていました。
 どこか、例えば大学の講義の最中とかに「あとみよそわか」が話題となり、それで一斉に検索した、そんなことがあったのかもしれません(googleで「あとみよそわか」を検索すると私の記事がトップに出るのです)。

 しかし今回はそうではないようです。検索ワードに特別な傾向はなく、どこかのサイトやブログで紹介されたといった様子もない、なぜ増えたのかさっぱり分からない――。
 分かっているのはただ一つ。1月の時と同じように急に押し寄せてきた方たちは、それきり二度と戻ってこなかったということです。昨日はもう数値が落ち着いています。

 それはそうでしょう。私も何か調べごとがあって検索サイトからどこかのページに入っても目的が達成されるとそのまま帰ってしまい、参考にしたページのサイトやブログを丁寧に読もうと思ったりしません。あの方たちが全員の残ってくださり、そういうことが何回か繰り返されたら、私は今頃かなりの人気ブロガーなのですが。そうはいきません。

 ところで、私にはブログのカウンタが上がることが、幸せなのかどうかよくわからないところがあります。
 かつて、ブログではなく掲示板(BBS)が主戦場だった時、一人の闖入者があって数週間暴れられ、おかげで掲示板を放棄せざるを得なかったことがあります。しばらく後に再開しますが、ほとんどのお客様はもう二度と戻ってこられませんでした。
 そうした経験があるのでネットに対してはかなり慎重で、カウンタが突然上がることには敏感です。その上、現職のころは正体を探られ、現実生活をかき回される可能性も考えていましたからけっこうヒヤヒヤしながらやっていたのです。

 退職してからもう2年。今さら問題があっても誰かに迷惑をかけることもないし、身元がバレて困る現実があるわけでもありません(ある意味、枯れ切っていますから炎上すれば燃え落ちるのは早いかも知れません)。しかしやはりクセというものでしょう、カウンタが一気に上がると反射的に「あ、オレ、何かやった? 変なこと言った?」と身構え、コメント欄に非難の言葉がないか探したりします(そのコメント欄も枯れ切っていて書き込みはほとんどないのですが)。心配することは何もないはずです。しかし落ちつきません。

 娘のシーナのブログには1日1000人もの来訪者があるそうです(ゼロ歳児の子育てブログですので情報を求めて巡回に余念のないママたちがいくらでも来るみたいです。もちろんシーナの能文のせいもありますが)。
 けれど私には1000人は負担です。今のまま細々と続け、そして読んでくださった方が何かのきっかけで別の誰かに中身を話してくださったりすれば幸せです。
 私は著作権など主張しません。ですからどなたかが、いいところだけを拾い上げていいように使ってくださればいい。まるごとそっくりどこかに転載してくださってもけっこうです。
 私には自分の考えたこと調べたことを、多くの人に知ってもらいたいという欲望はありますので。

・・・しかしそれにしても土曜日のアレは何だったのだろう?