カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「2009年の年賀状」~子ども向け

今年の子ども向け年賀状です。

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あけましておめでとう。  

          本年もよろしくお願いします。


 ウシ[牛:丑]は、哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ウシ亜科の動物。4つの胃をもち、一度飲み込んだ食べ物を胃から口に戻して再び噛む「反芻(はんすう)」をします。ウシの歯は、上が12本で下が20本。上の前歯がないので、草を食べる時には長い舌で巻き取って口に運ぶのです。鼻には、一頭ごと異なる鼻紋というものがあって、人間の指紋のように牛を見分けるのに使います。牛のオスを雄牛(おうし《牡牛》・ブル《bull》)、メスを雌牛(めうし《牝牛》・カウ《cow》)といいます。
 牛と書かずに[丑]と書けばこれは 十二支の二番目のエト。伝説によれば一番になるよう早起きして出かけたのに、背中に乗っていたネズミがゴールに飛び込んで一番をさらったとされています。
 時刻で言えば真夜中の2時,方角で言えば北北東にあたります。次の「寅」の方角との間は「鬼門」と呼ばれ鬼のいる場所ですが、丑と寅の間なので、だから鬼は牛の角を生やして虎皮のパンツをはいているのだそうです。
 インドでは神聖な生き物とされ、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べません。スペインやポルトガルでは人間と牛との戦いを闘牛と言い、日本では牛どうしを戦わせることを闘牛と呼んでいます。またアメリカでは暴れ牛の背に乗るロディオが有名です。  牛が出てくることわざ・慣用句は山ほど。どれくらい知っているかな?
「牛にひかれて善光寺参り」(人に連れられて思いがけず行くこと)
「牛の歩み」(進みのおそいことのたとえ)
「牛飲馬食」(牛や馬のように、たくさん飲み食いすること)
「牛耳る(牛耳を取る)」(団体・集団の指導者となって指揮を取ること)。
「九牛の一毛」(非常に多くの中の極めて少ないもの)
「鶏口牛後」(大集団の下っ端になるより小集団でも指導者になれ)  
 今年もがんばりましょう!!  2009年 元旦