カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「インフルエンザとヌーハラ」~常識を疑うことを疑う

常識を疑うことは大事だが 常識を捨てる前にやることがある それはもう一度 常識の価値を確認することだ 注意しないと 大切なものを簡単に捨ててしまうことになるというお話。 【常識を捨てる前にやること】 昨日のホテル・旅館の布団の話ではありませんが、…

「教師が修学旅行で布団を畳ませるほんとうの理由」~旅館の布団は畳まない方がよいとの話で

ホテルや旅館に泊まった翌朝布団を畳むのは 従業員にとってむしろ迷惑な話だという それは修学旅行で教師が間違ったマナーを教えたためだというが なぜそんなことになってしまったのかというお話。 【チェックアウトの時、布団は畳まないで!】 しばらく前の…

「時代は変わる」~習得した技術が、無慈悲にムダになる時代

せっかく手に入れた技能が無駄になることがある 科学の進歩が特定の個人の努力を無にすることが それは仕方のないことだが 最初から無駄いなるとわかっていることをやらせるのは 重大ないじめか もしくは犯罪ではないか というお話。 【ある放射線技師の述懐…

「『腐女子、うっかりゲイに告る』が残したもの」~ネタバレだらけ

4月スタートのドラマが ここにきて続々と最終回を迎えた 今回は特に心打たれる物語があり 私は人生をもう一度考え直したというお話。 【4月スタートのドラマが終わる】 4月スタートの連続ドラマのいくつかが最終回を迎えました。 私は特にこの二か月間、…

「今日はドレミの誕生日」~ドラミちゃんの話じゃないよ

今日は音階「ドレミ」の誕生日 そこでドレミのウンチクと その周辺について語ろう というお話。 (ローレンス・アルマ=タデマ 「サッポーとアルカイオス」) 【ドレミの誕生日】 今日、6月23日は「ドレミの誕生日」だそうです。 「今日は何の日?? カレ…

「能動的で主体的なもう一つの文明」~家事の時短・省エネは難しくないけれど―― 

家事の時短・省エネという面で 日本は20年遅れてしまったらしい しかしだからと言って この国がダメな国だとは限らない 何が正しいのか しっかり考え直そうというお話。 (ジョージ・ベローズ「ニューヨーク」) 【ココロがラクになる家事のコツ】 ある住…

「ついでに思う三つのこと」シーナ、レインボーママ(二児の母)になる(拾遺)

シーナの二度目の出産の折に感じた三つのこと 今の車でありがたかった 出産は案外金がかかる 女の子を持つということの特別な意味等 どうでもいいこと 三連発というお話。 (写真はイメージ。本人ではありません) 【ドライブ支援のありがたさ】 昨日書いた…

「初めてのことと慣れたこと、そして経産婦あるある」~シーナ、レインボーママ(二児の母)になる3

予定がすべて狂った第二子の出産 さらに 前回は里帰り出産で 母子同時退院 それが都会での出産となり 母子別退院となると さまざまに違った面が出てくるというお話 (写真はイメージ。本人ではありません) 【初めてのことと慣れたこと、そして経産婦あるあ…

「4年越しの産声」~シーナ、レインボーママ(二児の母)になる2

計画出産だったはずが緊急出産に 無痛分娩の予定が自然分娩に さらに「経産婦で安産」の期待まで裏切られ シーナは12時間半の陣痛に苦しむことになった しかし―― というお話。 (写真はイメージ。本人ではありません) 【2度目なのに時間がかかる】 さっ…

学校がはっきり言わない「箸の持ち方を直した方がいい」ほんとうの理由

「お箸の持ち方がおかしい。お嫁にいけないよ」 などと簡単に言わず 親はきちんと説明しなくちゃいけないかもな 言わずもがなのことも言わないと 親は分かってくれない 何でもかんでも説明するのが これからの学校だかもしれない というお話。-------…

「絶賛、陣痛中!」~シーナ、レインボーママ(にじの母)になる1 

当てごととフンドシは先から外れる 無痛の計画出産だったはずのシーナの分娩は 赤ちゃんの都合で突然変更され 深夜の救急搬送となった その運命やいかに というお話。 (写真はイメージ。本人ではありません) 【どんなお産も100%安全ではない】 無痛分娩で…

「放っておいたら良い子が育った」という話は、すべからくまやかしだ

親はなくとも子は育つ 下手にいじれば悪くなる その子の望むように 好きなようにさせなさい そうすれば 放っておいてもいい子が育つ ――そんな言葉にゆめゆめ騙されてはいけない そこにはさまざまな仕掛けがあるのだから というお話。-----------…

「あの人たちに恥という概念はないのか」~電車で出会った傍若無人な親子の話2

電車の中で出会った傍若無人な親子 あそこまで凄いとむしろ清々しい どうしてあんな人たちができあがってしまったのか あの人たちに恥という概念はないのか 少し考えてみることにした というお話。 (メアリー・カサット 「青い肘掛け椅子の上の少女」) 【…

「まったく躾のできていない子とその親たち」~電車で出会った傍若無人親子の話 1

地元に残してきた仕事もあって あわただしく東京を離れた電車の中で しばしばマスコミやネットで評判になる 「まったく躾のできていない子」たちに会った まるで絵に描いたような典型で むしろ嬉しくなった というお話。(エドゥアール・マネ 「鉄道」) 【…

「ボクは生き方を決めた」~孫のハーヴに見る4歳児の成長 3

両親の一方または両方が突然いなくなっても 平気でいられるのは何歳までだろう 父親が入院したときも 母親がお産でいなくなっても 間もなく4歳になるハーヴは平然と日常を過ごした そこになにがあったのか というお話。 (エーロ・ヤルネフェルト 「画家の…

「わが家の五月危機」~孫のハーヴに見る4歳児の成長2

人生は不思議なもので なぜか忙しいときに新たな仕事が入り 長いことなかった冠婚葬祭がまとめて一気に押し寄せ 電化製品はしばしば同時に壊れる 2019年5月 なぜかわが家に看過できない事件が続いたというお話。(ピーテル・ブリューゲル《父》 「聖マ…

「『ケレドモ』でふみこたえ、『ケレドモ』をテコに起き上がる、誇り高き4歳児」~孫のハーヴに見る4歳児の成長1

孫のハーヴが間もなく4歳になる 幼児期最大の転換点 4歳児の何が大切で 何を目指さなくてはならないか まず一般論から考える というお話。 (ヴィンチェンツォ・イロッリ 「天使の音楽家」) 【女の子は天使の羽根が折れ、男の子はバカだから可愛い】 孫の…

「レジ袋悪者説、小売店捏造疑惑について」

レジ袋有料化の現場に立って やはりこれは何かおかしい もしかしたら誰かの仕掛けた 陰謀なのかもしれないと思ったというお話。 【エコバッグ生活】 また改めて書くこともあろうかと思いますが、事情があってここ10日間ほどを、東京で生活しています。 ほぼ…

「勉強のできる子に有利な社会」~川崎無差別殺傷事件から何を学ぶか(拾遺)

私はそう考えないが 川崎事件の容疑者には同情すべき一点の事実があるという 複雑な家庭環境と成育歴だ しかし世の中には不幸な家族関係を抱えてもなお 普通に生きる人がいくらでもいる その人たちとは 何が違っていたのだろうというお話。 (ローレンス・ア…

「親が団結し、問題は細分化して対処する」~川崎無差別殺傷事件から何を学ぶか4 (最終)

川崎事件以来 全国の引きこもりの親と子供が追い詰められている けれど大丈夫 親が団結し、問題は細分化して対処する限り 道は確実に開けてくるというお話。 (吉田博 「精華」) 【8050はつまるところ経済問題だ】 引きこもりが長期化すれば親も高齢と…

「カオナシ アラフィフ」~川崎無差別殺傷事件から何を学ぶか 3

一週間経っても中学校の卒業写真しか出てこない男 一緒に暮らしていたはずの伯父ですら顔が分からず 指紋照合でようやく身元確認ができた51歳 この男 どんな人生を送ってきたのだろう 同じ顔つきの100万人を 私たちはどうしたら救うことができるのだろうかと…

「カウントダウンが始まるとき」~川崎無差別殺傷事件から何を学ぶか 2

引きこもりを 事件の原因のように考えるのは間違っている 引きこもりの人たちが、みんな川崎のような事件を起こすわけではない ――もちろんそうだ しかし もしかしたら無関係ではないのかもしれないと 本気で恐れている人たちがいる 当事者と 家族と 引きこも…