「コロナのおかげで年賀状の書けない人がいる」~ほんとうに何もなかった一年

 いよいよ年賀状も締め切り間際。
 毎年、近況報告のような賀状を書いているのだが、
 今年はコロナ、コロナ、コロナで、書くことがない。
 いったいどうしたらいいのだろう。

という話。

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【私のつくってきた三種の年賀状】

 12月も20日を過ぎて、いよいよ年賀状も締め切り間際となりました。私が自分自身に課した締め切りは12月24日。毎年クリスマスカード代わりにイブの日までに作成しています。

 例年、作ることにしている年賀状は2種類。
 ひとつは私自身の一年間を振り返るもので、できごとを1月から順次数え上げて一つひとつにコメントをつけるものです。3年前の戌年はこんなふうでした。

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 最近は老眼の進んだ友人たちからの厳しい声も聞かれるようになっているのですが、自分自身の記録の意味もあって、こうした形式はもう30年以上も続けています。

 もうひとつは家族に関するもので、一人ひとり名前を挙げて、近況を4行程度で記しておきます。主として親戚や家族ぐるみの付き合いのある相手に送るものです。
 Web上に出しやすいものをということで、さらに一回り昔の2006年のものを載せておきます。もちろん本名や素性のバレそうなところは仮名や伏字にしてあります。

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 まだ担任を持っていたころには「児童生徒からもらった賀状の返事」というのもありました。これも2006年のものが扱いやすいということで、載せておきます。それぞれの年の干支に関するウンチクで埋めています。
 かつての教え子たちもみんな大人になってしまったので、いまはこうした賀状をつくることはありません。

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 今年も2020年の年の瀬を迎え、さあ取り掛かろうと思って――ハタと立ち止まってしまいました。
 書くことがないのです。

【農業日記か介護日記か】

 今年あった思い出に残る出来事と言えば、2月末に行った初めての5泊6日の九州旅行です。
 もともと夫婦で忙しがっていて旅行などほとんどしない家庭で、泊を伴う家族旅行はディズニーランドとUSJに合わせて3回。それと娘が結婚する直前の家族解散旅行でそれぞれ一泊しただけです。
 退職後は温泉好きの義理の兄弟に連れられて、近場の一泊ということもありましたが、5泊6日の家族旅行など空前(そしてたぶん絶後)ですから、十分に年賀状に値する大事件です。

 で、それを書いて次は・・・と考えると、あとはひたすらコロナ、コロナ、コロナ。自粛、自粛、自粛。
 子どもや孫たちとは半年以上会っていませんから、家族の様子も報告のしようがありません。

 もちろん一年間、何もしないで生きてきたわけではないので、ムリをすれば書けないわけではないのですが、おそらくでき上るのは小さな畑でやってきた「農業日記」もしくは母の「介護日記」くらいなものです。実に味気ない。

 ああ、そうこうするうちに今日は22日。
 年賀状、ほんとうにどうしたらよいのでしょう?