鳩と蚊と鴉と猫の共通点は、
生き物を表す部首を除いた「九」「文」「牙」「苗」が鳴き声を表現していることなのだそうです(「九(クー)」「文(ブ〜ン)」「牙(ガー)」「苗(ミョウ)」)。
最近読んだ「日本人の知らない日本語 」(蛇蔵&海野凪子 著:メディアファクトリー 2009)からの最新知識です。
外国人のための日本語学校の先生が書いた本なのですが、他にも「同じ『御』でも、漢語につくと『ご』と読み(ご主人、ご褒美など)、やまと言葉につくと『お』になる(お言葉、お寿司など)」とか、ああ言われてみればそうなのかと思うような知識が満載です。
さらに、座ったまま発言しようとした生徒(外国人)に「立(た)って言ってください」と求めると、大きな声で「た」と答えたりといったユーモアも随所にあり、一気に読み終えることができます。
もっとも、コミック・エッセー、基本的はマンガですので、早いのは当たり前なのですが。