カイト・カフェ

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「子どもを危険から守ること」~大人としてすべきこと

 一昨日の新聞に次のような記事が出ていました。

 同級生の水死事故「しかられる」と知らせず(9月7日 読売新聞)

 5日午後2時20分頃、京都府京田辺市の木津川で、同府井手町内の小学校3年の男児(9)がおぼれ、6日未明、川底に沈んでいるのが見つかった。

 男児は搬送先の市内の病院で死亡が確認された。男児と一緒にいた同級生3人が事故を目撃したが、「以前、川で遊んでしかられた。またしかられるのが怖かった」と周囲には打ち明けられずにいたという。

 田辺署によると、男児は5日正午過ぎから同級生と遊んでおり、亀を探していて深みにはまったとみられる。男児の家族が午後9時頃、帰宅が遅いのを心配して同署に連絡。同署が男児と仲のよかった3人から話を聞いて事故だとわかり、消防などが捜索を始めた。

 男児が通っていた小学校では、子どもだけで川や池で遊ぶことを禁止していたといい、3人は5日午後5時頃に帰宅した後、親にも事故を知らせていなかったという。

 この記事を読んで人はどう思うのでしょう?
 むやみに子どもを叱ってはいけないということでしょうか?
 それとも、子どもに水の怖さを十分に理解させる教育(例えば、溺れさせてみせるか?)が必要といった話になるのでしょうか?

 私にとって答えはひとつです。
 最初のとき、二度と子どもだけでは川に行かないよう(行けないよう)、ごしゃまんと叱っておけばよかった。
 そういうことです。