来るはずなのに来ない年賀状をずっと待っていたら、やっと来た賀状に一言、
「擦り切れて、療休を取っています」
なんともやり切れない正月の始まりです。
優秀な教員が、ちょっとした手違いや不運から療休や退職に追い込まれていく。お互い明日はわが身で、それも教師の持っている能力や努力、誠実さといったものとは別の要素からそうなっていく。そういった現状を何とか止めなくてはいけないと、改めて思いました。
制度や状況は教員を追い詰める方向でしか進展していません。だとしたら守り合うのは私たちしかなく、私たち相互の力によって支え合うしかありません。具体的には、教師をひとりにせず、学年として、学校として子どもたちを見ていくことです。
教師と子どもには相性もありますし、そのときそのときで信頼する担任だからこそ相談できないこともあります。子どもを見守ると同じように、教員どおし注意深く見守り、手を差し伸べたいものです。
がんばりましょう。