2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
長い間ありがとうございました。 私は、人はなにごとかを自らに課していないとダメになると思い込んでいます。 あの孔子だって、自分の欲するままに活動して矩(のり)を越えないようになるまでに、70年もかかったと言うのですから、凡人である私などは永…
昨日はアパートの障子を張り替えました。 8枚目を張り替えたころにはかなり腕を上げ、相当にいい仕上がりになったのですが、障子は8枚しかありませんのでそれでおしまいです。熟練が生かされず残念です。 教員住宅を明け渡すときは、障子・襖・畳をすべて…
中学生の息子の卒業式に行かせていただきました。 中学生でも離任式には泣きます。 中でも一番泣いていたのはサッカー部の男子たちでした。わずか2年での顧問の異動ですので、全く予想していなかったのですね(私も予想していませんでした)。 ステージを降…
23年前の4月の、最初の週日の夜に深い思い出があります。 その夜のことは生涯忘れまいとその時決心し、少なくとも23年後の今は鮮明に覚えています。それは私が教員になって学校に勤務した最初の夜のことです。 新任職員歓迎会のあと先輩に引き連れられ…
卒業生やその保護者には、たくさんの人が祝意を表すでしょうから、私は3人の担任の先生方に言いたいと思います。 ご卒業おめでとうございます。 あれほど難しい子たちを、よくここまでお育てになりました。 大変なとき、苦しいときは山ほどあったでしょうが…
さて、いよいよ終業式です。長い間、ご苦労様でした。来年もクラスを持ち上げる人、学校を去られる人、来年同じ学年にとどまるにしてもクラス替えのある人、思いは様々でしょうが、ひとまず終了です。通知票はうまく書けたでしょうか。 実は昨日、ちょっと切…
この忙しい時期にドックに行かせてもらいました。ご迷惑をおかけしました。 幸い、特に目立った悪いところもなく、苦手な胃カメラも初めてうまくいって気分よく帰ってきました。ありがとうございました。 私と同じような駆け込み検診が多かったせいか、大変…
卒業式は学校の儀式の中で唯一教育委員会が主催するものです。教育委員会の主催する会ですから、教委の代表者が主催者側筆頭の位置に立ちます。これ以外の式は、すべて教委は来賓席にいます。 また、入学式が「入学する式」であるのに対し、卒業式は「卒業す…
長距離には多少の自信はありますが短距離はまるでダメで、小学校の運動会ではいつも第1組か第2組のメンバーでした(遅い順でしたから)。どうも瞬発力というものに難があったようで、走り高跳びもダメ、幅跳びもダメ。 そんな私でも心に秘めた貴重な思い出…
卒業式にどんな言葉を送るか・・・卒業学年の担任の先生方には思い課題でしょう。 卒業式の後の、最後の学級活動の時間、それは3年間の最後の授業であり、担任をしてきた月日の集大成でもあるはずです。 もちろん、伝えるべきことは伝えてしまった、あとは…
3年生最後の授業を終えました。最後にこの子たちに贈る言葉は何かと考えたとき、結局言えることは、人間は自由であるためには実力が必要だということです。 例えば、学力で完璧な実力を持つ者は、3年後、自由に大学を選ぶことができます。学力に比例して選…
私は社会科の教員ですから、情報のファイル化というのが日常的に重要な仕事になっています。 大昔はいわゆるスクラップブックに新聞の切抜きなどをべたべた貼っていたのですが、スクラップブックの欠点は、重要度の落ちた資料を削ることが難しい、ということ…
ある新聞記事の一節にこんな言葉がありました。学校も世間知らずかもしれません。しかし、世間も学校知らずです。 その話をしたら浅井先生が「あ、それいいですね。来年使わせてもらお」といい、少しはなれたところで桐井圭子先生が、「あ~~~、それいい言…
学校給食は生徒が一日に必要なカロリーや栄養素を細かく計算し、その三分の一を与えようというものです。したがって少なくともクラス全体として、給食は完食されなければなりません。大食の子もいれば小食の子もいます。これ以上食べない方がいい子もいれば…
給食を全部食べなさいという指導を、人権侵害だと思っている人が世の中にはたくさんいます。嫌いなトマトを強制された、レタスを食わされた、ニンジンを食べろとしつこく言われたといった恨みは後々まで尾を引くようで、いつまでもネチネチ言われます。イン…
「遅刻の常習犯です。とにかくいろいろな物をなくします。だらしなさは完璧です。私にはどうしたらいいか分かりません」「間違いなく失敗に向かっている。クラスの道化で、他の生徒の時間を浪費させている。絶望的」 通知票にこんなことを書かれた子はどんな…
子どものころ、食べ物に注意しなくても、また歯みがきを全くしなくてもむし歯にもならず、肥満の心配もしなくて済んだ人々、それが私の親世代です。したがって自身に歯みがきの習慣がありませんから、子である私たちの歯みがきもいい加減でした。そして私た…