「不注意の代償」~スピード違反の反則金は驚くほど高い

 初めてS高速道K線を走った時、その起伏の激しさとカーブの多さに驚いたものです。しかしそれにもすぐに慣れてしまいました。今回、教員が〇〇SAの手前で35km/hオーバーの速度違反をしたというので、その慣れた道を改めて意識し、どこでどんな違反が起こったのか、検証する気持ちで走ってきました。するとT町に入ってから〇〇SAの先までは、本当に激しいアップダウンとカーブの繰り返しなのです。

 特にT町に入ったばかりの長い長い下り坂、そして○○SAの手前のトンネルは鬼門です。後者について言うと、暗いトンネル内で視覚的に下り坂が分からないのです。

 80km/h制限の高速道ですが周囲に合わせていると抑えたつもりでも90km/h。その速度でトンネル内の下り坂に気づかないといつの間にか100km/h、そしてトンネルを出たところで前走車を抜こうとするとさらに15km/h加算。計115km/h。
 これで立派な35km/hオーバーの完成です。

 教員ですから日常的にスピード違反を楽しんでいる人はそうはいません。しかし周囲に調和し、さらに少し考え事をしていたり疲れていたりするとこの程度の違反はすぐに発生してしまいます。そしてその代償はあまりにも大きいといえます。

 いい年をして『反省文』を書くなど切ないですよね。それを持って校長と一緒に教育長室へ出向き、いい年をして説教を受けるのもいやです。学校に戻って職員会議で顛末を発表し、「どうしたら今後そういうことがなくなるか」をみんなで考える(現在はそこまでやります)・・・こんなこと、もうたまりませんよね。

 しかし中には「恥をかいて頭を下げるだけならいいや」と思う不届き者がいるかもしれません。しかしその人は罰金のことを忘れています。普通は気にしない金額なので(払ったことのない人の方が圧倒的ですから)、改めて下に書いておきます。

【高速道路】
交通違反の種類    点数   反則金(普通車)
15km以上 20km未満   1  12,000円(反則金)
20km以上 25km未満   2  15,000円(反則金)
25km以上 30km未満   3  18,000円(反則金)
30km以上 35km未満   3  25,000円(反則金)
35km以上 40km未満   3  35,000円(反則金)

【一般道路】
交通違反の種類    点数   反則金(普通車)
15km以上 20km未満   1  12,000円(反則金)
20km以上 25km未満   2  15,000円(反則金)
25km以上 30km未満   3  18,000円(反則金)

 高速道路40km/h以上、一般道30km/h以上の記述がないことに注目しなくてはなりません。実はその部分については規定はなく、簡易裁判所の判決を待って金額が決まります。相場では7〜8万円だそうです(10万円以上になる場合も)。そして正確にはここからが“罰金”でそれ以下は“反則金”と言います。

 違反を承知でガンガン飛ばすような人はそうはいません。違反や事故の大部分は不注意によるものです。そしてその“不注意の代償”がこれほど大きいのです。