「交通安全の神様」~前を走る妙にのろい車には、神様が乗っている

 昨日の朝、出勤の道で王ケ沢の坂から時速60㎞で一気に駆け上がり橋を渡った先で、前走車が見えたかと思ったらその車がさっと脇に寄って道を譲ってくれました。見ると市川先生でした。

 一昨日の帰りには田野倉の先で前の車に追いつき、しばらく走るとその白い軽自動車がわきの空き地に入り、私を先に出してくれました。あとで聞くとやはり大野先生です。
 両方とも煽るほどには近づいていませんし、スピードも制限時速内のことです。

 さらにその前日、6日の朝は出勤途中の新田沢付近で、200mほど先のセブン・イレブンの駐車場から出ようとする車があり、200mもあるから当然出てくるかと思ったらいつまでも出ずに私が通り過ぎるのを待ち、ルームミラーで見ているとさらに十分時間をとって私の200mほど後ろの車をやり過ごしてからようやく道路に出てきました。中林先生です。
 いずれも、ここまで安全運転に徹しているのかと舌を巻くようなできごとでした。

 私は30代の初めに高速道路を92㎞/hで走って警察に捕まって以来(12㎞/hオーバー)、絶対に交通違反はするものかと固く決心して今日に至っています。100㎞/h未満で捕まったことにも腹が立ちましたが、調書(というのかな)を作成している最中に職業を聞かれ、「教員です」と答えたときの警察官の嬉しそうな顔(センセイ、ヤッチマイ マシタネ)が忘れられないのです。

 速度設定のできる高い車を無理して買い、1㎞/hだってオーバーしないと神経質になっていても、疲れた頭で走っているうちに深夜の畑のど真ん中の、赤の点滅信号を見落としてしまい、それで免許証にキズをつけたこともあります。
 注意していても違反を犯す、ましてや交通事故なんてやりたくて起こす人はいないわけで、注意に注意を重ねても事故も違反も起こるときは起こる、そういうものなのでしょう。
 そうである以上、なおさらに慎重になり、本校の若い先生方のよう行動して初めて安全は保たれるのかもしれません。

 6日の帰宅のときMトンネルを抜けた先で後ろに着くことになった車列はやたらに遅く、K小学校の手前のカーブの続く場所では一時20㎞/hまで落ちて一緒にトロトロ走るはめになりました。その前後、何台かは無理を承知で追い越して行きましたが、先頭車はわきに避けることもなく、結局そのまま進んでN銀行前の交差点で曲がるまで、延々と私の前に居続けました(その頃には先頭車と私の間には1台しか残らず、後ろには十数台がつながっていました)。

 一昔前なら相当にイライラしたところですが今では神様が乗っていると思えるようになっています。私が事故にあうのを抑えるために、わざわざゆっくり走ってくれているのです。
 ほんとうにありがたいことです(もっともそうとでも思わなければやりきれない面もあるのですが)。