カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「来てます、来てます」~近づいてきた老化の兆し

 学校帰りの長い道中を翌朝の「デイ・バイ・デイ」を考えながら帰るのが常です(運転しながら考え事をするというのも、あまりほめられたものではありませんが)。30分少々の帰宅時間内に、おおよその構想ができる場合もあれば、何を書こうという見通しも全く立たないまま終わってしまう場合もあります。何もかもその時次第です。

 先週の月曜日の帰りは、それが非常に速かった、というのはもう車に乗り込む時には題材が決まっていて、走り始めて5分もしないうちに構想が固まり、「これは簡単だったな」と思って、では明後日は、と思っているうちにあることが浮かび、文章にする材料がぴょんぴょんと跳ねるように浮かんでこっちも悪くないなと思った瞬間、とんでもないことに気がつきました。さっき構想のまとまったはずの翌日の分が、頭からどんどん消えて行ってしまうのです。

 残っていたのは「最初5行くらいを全く関係ないようなふりをして別の話を書き、それに寄せて本題を書く」というレイアウトだけです。その「最初5行は別のこと」というのが今まさに消えて行こうとしていたのです。そこで慌ててそれをつかみ、明後日の内容まで消えないようにしっかりと頭の中に係留し、そのままの状態で家に帰りました。

 幸い家に帰って一日のことを思い出しているうちに「ああ、反抗期のことだ」と思いだしたのですが、思い出さなければそれきりでした。

 一昨日の晩、というよりは昨日未明、台風のせいか妙に寝苦しくて夜中に目が覚めてしまいまいました。部屋の空気は寒いくらいだったと思うのですが、何しろ寝酒を飲んで寝るので体の芯は熱く、さてこのまま寝続けるのに掛ける布団はどれなのか、毛布だけなのか、薄い布団だけなのか、いっそのこと両方かけたらどうなるのか、結局暑くて再び全部を放り投げてしまうのか・・・思い悩んでしばらく部屋の真ん中で座り込んでいました。

 本当に悩んで、悩んで、そしてふと気づいたのです。
「こんなこと、夜中に起きて真剣に考えることじゃない」
 そこで布団をひっつかんで被って寝ました。

 ズボンのチャックを閉め忘れてしばらく時を過ごす・・・子どもの頃は結構あったような気もしますが大人になってからはそうあるものではない、たぶん数年に一回くらいしか起こらないことでしょう。ところが今年になって続けて3回もやってしまいました。一昔前なら「SuperTはボケた」で済みますが、きょう日うっかりすると“変質者”として訴えられかねません(クワバラ、クワバラ。どうか本当に怪しかったら、警察ではなく救急車の方に連絡してください。素直に入院させていただきますので・・・)。

 以上、私も年を取った、来てますよ、来てますよ、というお話でした。