一昨日のネット上のニュースに「子どもを花粉症にしないための9か条」というのがありました。(2月23日 医療介護CBニュース)
それによると、将来、子どもが花粉症で苦しまないようにするためには、
- 生後早期にBCGを接種させる。
- 幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる。
- 小児期にはなるべく抗生物質を使わない。
- 猫、犬を家の中で飼育する。
- 早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす。
- 適度に不衛生な環境を維持する。
- 狭い家で、子だくさんの状態で育てる。
- 農家で育てる。
- 手や顔を洗う回数を少なくする。
(理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長)
のだそうです。
かつて、花粉症やアトピーは本来ギョウチュウなどの寄生虫を攻撃していた免疫反応が、攻撃対象を失って自らの身体を攻撃し始めたものだから、寄生虫の卵(の成分)を植えつければ治るという話がありました(私はかなり本気で信じました)。
また、私の尊敬するある先生は、土の中には無害な雑菌が山ほどあるから、乳幼児期にたくさん土を口にすることが健全な免疫づくりをすることに繋がると言って、盛んに泥遊びを勧めていました。
「子どもを花粉症にしないための9か条」が正しいかどうかは分かりません。しかし不自然なほどの潔癖には、やはり問題があるのかもしれません。