カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「終業式」~1学期、ご苦労様でした

長い1学期、ご苦労様でした。ノビ太のきらいな6月を中心に、一学期は休みも極端に少なく、印象としては2学期よりもずっと長いような感じですが、ようやく終了です。この1学期を通じてつくづくと感じさせられたのは本校の児童と教員集団の実力の高さです…

「バンヤン」~台風には名前がある

台風7号が近づいています。今後の動きによっては本日の下校、明日の登校については何らかの措置を考えなければならないかもしれません。 今回の台風7号には「バンヤン」という名前がついています。香港から提案された名前で、木の種類だそうです。 台風に…

「今後の不登校対応はどうあるべきか」~今ごろになって”不登校に登校刺激も大切”だなんて!

タイトルは、ある教育雑誌の論文の題名です。 平成4年に当時の文部省が「登校拒否(不登校)について」と題する報告書を出し、それまでマスコミや「不登校の会」などによって盛んに訴えられていた「登校拒否には登校刺激を与えないのが一番」「担任の家庭訪…

「義務教育を4・3・2年に」~品川区の取り組みに注目!

義務教育を4・3・2年に 来春から東京・品川区 [共同通信 7月13日] 東京都品川区教育委員会は13日までに、すべての区立小中学校計58校で2006年度から、義務教育を4年間(小1−小4)、3年間(小5−中1)、2年間(中2−中3)に分けた教育カ…

「ADHDかもしれない」~不安を持つ保護者との話し合い方

LDだのADHDだのといった言葉が一般の社会にもずいぶん浸透し、保護者の中にも「ウチの子もADHDではないのかしら?」とう不安を持つ家庭もちらほら出ています。お家の方としては担任から強く否定してもらいのが一番よいのでしょうが、心理学や精神…

「銃の密売はやめよう!」~ウチの息子が授業で制作したポスターのコピー

恥ずかしながら私の息子(小6)が、今学期、図工の時間に描いたポスターのキャッチコピーです。「おい、こんなの描いたの、他にいるのか?」と訊ねたら「〇〇ちゃんは『人殺しはやめよう』、XXちゃんは『自殺はやめよう』・・・・」・・・子どもの前で担…

「私の車が地球を一周しました」~ついでに、地球が直径1・5mだったらのウンチク

本日、車のトリップメータが40000kmを達成しました。1年9ヶ月での達成ですから、月1900km走っていることになります。高速ばかり走っていることもあって大きな車であるにも関わらずリッター10kmは走りますから、つかったガソリンは全部で4000ℓ、ただしハイ…

「トイレの紙は25cmまで」~一見不合理な事項にも実は理由がある

学校のきまり、あるいは伝統的に伝えられてきていることには全て合理性があります。少なくとも合理性のあった時期があります。「トイレの紙は25cmまで」 これは以前、雑誌の「学校のあきれた校則」といった特集で扱われたものですが、この校則、30年ほど…

「歯みがき週間:むし歯をなくそう」~子どもたちに私の轍は踏ませない

私は両親ともに戦前派で、歯磨きなんかしなくてもまったく虫歯にならない世代(甘いものがまったくない)でしたので家庭にも歯みがき習慣がなく、おかげで私たちの世代には歯がボロボロの人が大勢います。そしてそれゆえに、自分の子たちの歯磨き指導には異…

「子どもサポートプランの同床異夢」~不登校問題に携わる人々が集まったが目標が一致しない

昨夜は「不登校支援『チームN』 第四回C市 語る会」という会合に行ってきました。 内容は、一人の不登校生を中心に、福祉事務所のケースワーカー、フリースクールのスタッフ、中学校の自律学級担任の3者が連携しあって支援していこうとした体験発表と、後…

「M小ブランドの薦め」~本市の教育の特色の多くは本校が発祥の地

8日金曜日にC市PTA連合会・校長会共催「教育懇談会」というのをやってきました。 市P連合会というのは市内のPTAの集まりで、年2回の総会、夏休みと冬休みそれぞれに向けての連絡協議会(休みのきまりを確認し、教育委員会や警察、育成会といった機…

「自信をもって頑張ろう!」~日本の公教育は、金も人も足りないところで世界レベルを維持している

7月4日づけ朝日新聞に「義務教育世界一のカギは学校の裁量 フィンランド教育相」という記事が載っていました。 経済協力開発機構(OECD)の国際的な学習到達度調査(PISA)で読解力トップなどの成績をあげたフィンランドから、トゥーラ・ハータイ…

「暴力団と勝負をしよう!」~とういう講習を受けてきました・・・

昨日、「不当要求防止講習会」というのに行ってきました。「子どもに苦痛を与えず、ゆとりの中で十分に遊ばせた上で世界一の成績を維持せよ」といった不当な要求を防止するにはどうしたらよいか、といった講習会かと思ったらそうではなく、行政対象暴力(脅…

「再び、通知票のこと」~◎や〇・△のつけ方が案外難しい

通知票を見せられて、親がまずすることは、◎や〇・△の数を数えることです。数えやすさといった点から、少ないものに注目します(◎が5つしかないなあ、とか△が3つになったなあ、といったことです)。続いて、評定の低いのがどの項目か注目しますが、だから…

「すぐに”それ、知ってる”と言いたがる子どもたちの話」~他愛ないけど、迷惑

高校生の時のことです。友人と教室で、当時の映画に出ていた二人の女優さん(二人とも典型的な二世俳優で、父親はヘンリー・フォンダとタイロン・パワーです)について、どっちが可愛いかといった話をしていました。そこへ通りかかった別の友だちに、「ねえ…

「昨夜、学校評議会が開かれました」~秘密会ではないのでご報告を・・・

先生たちに周知しないと動かないことだと徹底しようという気になりますが、自分たちが知っていれば何とかなるようなことについてはどうしても連絡が疎かになりがちです。例えば昨夜の学校評議員会、出席は校長・副校長だけですから充分な連絡をしませんでし…

「そろそろ通知票の時期ですが・・・」~所見欄の書き方

そろそろ通知票のことを考える時期になってきました。先生方は通知票の所見欄について、どのような指導やアドバイスを受けてきたでしょうか?(私は、受けた記憶自体がありませんが・・・) かつて私の息子が次のような所見を書いてもらったことがあります。…

「ゾンビの法則」~当たり前にやっている授業法に名前をつけて浸透を図る

土曜日にK小学校の公開授業を見てきました。御存知の通り、K小の「売り」は、本読み計算と〇つけ法、復唱法です。 本読み計算は計算ドリルを読み上げる方法、 〇つけ法は全ての児童のノートに〇をつけて評価・確認・支援を行う法、 復唱法は児童の発言をそ…