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「バンヤン」~台風には名前がある

 台風7号が近づいています。今後の動きによっては本日の下校、明日の登校については何らかの措置を考えなければならないかもしれません。

 今回の台風7号には「バンヤン」という名前がついています。香港から提案された名前で、木の種類だそうです。
 台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋領域で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国の言葉で動植物や自然現象に関係する名前)をつけることになりました。
 平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は26.7個ですので、おおむね5年で台風の名前が一巡することになります。日本からは星座を表す日本語が10個提案され、「テンビン」「ヤギ」「ウサギ」「カジキ」「カンムリ」「クジラ」「コップ」「コンパス」「トカゲ」「ワシ」が順次出てきます。ちなみに、次の台風8号が「ワシ」にあたります。