2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧
春休みになりました。 今は指導要録を書き、進路の最終確認をし、転出の先生たちは引っ越しの用意をして過ごします。 学校に残る先生方は新年度準備に忙しい時期。 机や椅子から壊れたものを弾いて新しいものを入れ数や大きさをそろえたり、教科書を分配した…
そう言えば昔、私が最も夢中なった映画の一つが「卒業」です。ダスティン・ホフマンの出世作で、音楽が素晴らしく、その後私はダスティン・ホフマンとサイモン&ガーファンクルの両方のファンになりました。 映画「卒業」で主人公を誘惑する人妻役を演じたの…
一年間ご苦労様でした。 特に今年は5月のいじめ問題、12月の体罰問題、その間にさまざまな教員不祥事・事件事故が重なり、対応に追われた一年でした。マスコミを見る限り教員に対する信頼は地に落ち、学校は崩壊の危機に瀕しているかのようです。 しかし…
一子相伝というのは辞書的に言うと、「学問・技芸などの奥義・秘法を自分の子の中の一人だけに伝えること」(辞林)ということになります。(学問や文芸とは異なりますが、以前本校の副校長だった相沢先生は長男であるにもかかわらず家督を継がず、弟に任せ…
酒は毎晩飲みます。 オン・ザ・ロックと言っていますが、ウィスキーに氷を浮かべるのではなく、グラス一杯に氷を入れ、そこになみなみとウィスキーを入れ、それから風呂に入る。すると風呂から出てくるころには程よく氷が解けていてちょうど飲みやすくなる、…
(「文具自慢」のコーナーは10月以来ですが・・・) いよいよ年度も押し迫りました。 この時期、一年間を通じて今しかないという仕事がいくつか出てきます。そのひとつが通知票や卒業証書への校印や職印の押印です。 しかし日頃使い慣れていないあの四角の…
「津波の後の第一講」という本があります。大学の先生たちが2011年3月11日以後の最初の講義で、学生に何を語ったのかという話です。 ところで「体験」と「経験」の違いは、一般にこう説明されます。「体験」とは「実際にその歴史や環境、活動や状況の…
金と美貌と才能と運、この中たった一つ自由に手に入るとしたら何がいいか― これはもちろん「運」に決まっています。ほかの三つはどれがあっても(あるいは3つすべて手に入れたとしても)、「運」がなければまったく話になりません。それに金はともかく、美…
その昔、三東ルシアという女優さんがいました(今もおられますが)。―と、この時点で深く頷ける人は相当な年輩でしかもマニアックな人です(ついでに、今日の題名の「恐怖のオーラ」にぴんとくる人も相当に古い人です)。 失礼ながらそれくらい大したことの…
『わが子を確実に東大に入れる方法』というのを知っています。 まず第一に、学習習慣のある子を育てておくこと。 第二に、東大合格者を多数輩出している予備校または通信添削を探してやらせること。 そして第三に、―これが一番大切なのですが、――飛び抜けて…
副校長(教頭)先生のお仕事って 遠くから見ているとなんとなくわかるけど 校長先生って いったいなにをする人なのだろう? 1 校長は学校そのものである。 教育に関する法令を読んでいると、ときどきその責任の所在が分からない場合があります。 例えば学校…
発達障害について、私がどうかかわってきたか、少しまとめておきたいと思います。 記憶によれば、ADHDを含む広義の発達障害が最初に注目されたのは、平成元年(1989)の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」のときです。そのころは「微細脳機能障害…
特に忙しいという訳ではありませんがちょっと根を詰めてやらなければならない仕事があり、昨日は一日の大半を学校で過ごしました。 その間4人の若い先生方が入れ代わり立ち代わり登校して、部活や「卒業生を送る会」の仕事やらをされておられます。私はめっ…
3月になりました。英語ではMarch、日本語では旧暦3月を弥生と言い、通常、弥生という名前の人は3月生まれです。 日本語の「弥生」は、草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説が有力…