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「明後日は勤労感謝の日」~子どもにも意味を教えておこう

 明後日は勤労感謝の日で、翌月曜日は振り替え休業です。子どもにとっては休みなど何の理由であってもかまわないのですが、やはり社会的な教養ですから教えておく必要があるでしょう。

 勤労感謝の日祝日法(1948)で「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」として定められた日です。戦前の新嘗祭(にいなめさい; しんじょうさい)の日付を、そのまま改めたものです。新嘗祭といのは天皇が五穀の新穀を神に捧げ、自らも食してその年の収穫を感謝する祭で、現在も11月23日に行われています。しかし今では祝日法の趣旨そのままに意識されていますから、子どもには、お父さん、お母さん、そしてすべての働く人に感謝する日として知らせるのが良いかと思います。

 その前に一日休日があります。23日に家族に何をしてあげられるのか、じっくり考えるといいでしょう。

 11月23日は別のことでも有名な日です。1963年のこの日、初めて日米間が衛星放送で結ばれ、未明に最初の電波が送られてきました。そしてその第一報が、ケネディ大統領の暗殺事件だったのです。

 23日はまた、大相撲で初めて女性の見物が許可された(1872)日であり、5千円札の樋口一葉の亡くなった日(1896、25歳)でもあるそうです。調べてみるといろいろ面白いことがありますね。